「気は出せる。でも、効果が安定しない」
「人にやっても反応がある日とない日がある」
「練習は続けているけど、自分が成長しているのか分からない」
そんなふうに感じている方へ。
今回は、気を感じられる段階にいる方が、さらに一歩上達するための実践的な方法をお伝えします。
指導者に依存せず、自分で技術を伸ばしていける視点を持ちたい方の参考になればと思います。
1.まずは「基準」を持つことから始まる
気の技術を高めたいなら、最初にやるべきは自分の中に基準を持つことです。
たとえば──
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気功師やヒーラーなど、自分より力のある人からエネルギーを受ける
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神社や自然など、“気”の発生が強い場所に身を置く
ただ受けるのではなく、「どこにどう流れているか」「どう変化したか」を明確に感じ取ることが上達の入口になります。
この「正解に触れる経験」があると、比較対象が増えて、上達への選択肢が広がります。
2.気の“質”と“流れ”を記憶して、再現を試みる
良い気に触れたら、次はそれを思い出しながら再現する練習をします。
ポイントは、
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どの方向に流れていたか
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どこに集中していたか
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自分の体にどんな感覚があったか
このように、ただ感じるだけで終わらせず、具体的に分解して再現することが重要です。
そして再現したものが「本物の気」とどのくらい近いか、セルフチェックや他人の反応で検証していきます。
再現できるようになると、技術としての安定性が一気に上がります。
3.「感覚の違い」に気づける人が、最速で伸びる
気功やヒーリングが上達する人の共通点は、「感覚の違いに気づける力」があることです。
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今日は流れが悪かった
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こっちは深く入った、こっちは浅かった
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呼吸と合わせたら通った
など、細かい違いを感じ取り、それを記録・検証する姿勢がある人は成長が早いです。
逆に「何となくやって何となく終わり」になっていると、感覚も技術も曖昧なまま停滞します。
4.“数をこなす”だけではなく、“質を意識して積む”
とにかく練習量を増やせば上手くなる、という考えもありますが、質を意識せずに繰り返すと逆効果です。
同じことを繰り返しても成長しないなら、必ず「どこか感覚が鈍っている or 自己流で間違えている」可能性があります。
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出した“つもり”になってないか
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効果を“感じさせる”工夫があるか
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実際に「変化があった」と言われているか
そうした観察と振り返りを通して、技術の軌道修正を常に行うことが必要です。
同じことの繰り返しは自らの成長を止めてしまうので、常に新しい発見を見つけるように意識しましょう。
5.正しい刺激を受けて、感覚をリセットし続ける
最後に、成長を止めないために最も大事なのが、定期的に他者のエネルギーや“場”から刺激を受けることです。
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気功師やヒーラーに施術してもらう
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神社や自然に足を運ぶ
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教室や実践会に参加する
これらの場で「今の自分はどうか?」を確認し、感覚のリセットとアップデートを行ってください。
自己流のままだと、気がつかないうちに精度が下がっていきます。
他者や場所から受けるエネルギーは、自分の成長を加速させる最高の教材です。
まとめ:再現性がある“気の技術”を育てる
エネルギーワークは、感覚の世界です。
でもだからこそ、「何となくできた」では終わらせないことが大切です。
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良い気に触れて
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明確に記憶し
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自分で再現して
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他人に届けて
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結果を確認してまた修正する
このサイクルを回せる人が、最終的に“使える技術”を手に入れることができます。
この文章が、ほんの少しでもあなたの判断の助けになれば幸いです。
またよろしくお願いします。
池袋自律神経気功院 院長の上野 高寛です。
整体師として15年以上を施術する中で、**「触れずに身体を整える」**という新たな可能性に目覚め、気功の道へ。
世界医学気功学会元理事の気功師や、テレビで紹介された難病・癌専門の気功師に師事。
数千件の臨床経験を通じて、本当に効果のある気功やヒーリングといったエネルギーワークの技術を確立しました。
気功歴10年、整体歴17年、開業14年、指導歴10年を誇り、全国から相談が寄せられる信頼の施術家。
のべ10,000件以上の施術実績を持ち、リピーター多数。
プロの施術家にも技術指導を行い、LINEでの無料カウンセリング(15分)も提供。
献体解剖経験を基に、科学と伝統を融合した非接触気功で、自律神経失調症、慢性痛み、トラウマを改善。3〜5回で卒業可能な結果重視のアプローチが特徴。
その技術を活かした「自律神経氣功整体」で多くの方の不調を改善する傍ら、現在は気功教室も主宰し、後進の育成にも力を注いでいます。
気功の体験会や気功教室も開催しています。お気軽にご相談ください。