こんにちは、今回も池袋で気功教室を主宰している目線と実体験からお話しします。
「気功をやってみたけれど、よく分からなかった」
「気功教室に通ったけれど、“気”を感じられずに終わった」
こうした相談をいただくことが、実はとても多いです。
今回は、よくあるご相談の中でも特に多い「気功を学んでも“気”が分からなかった」という方のお話をもとに、なぜ多くの人が気を感じられずに終わってしまうのか、そしてどうすれば本当に身につくのかをお伝えします。
気功をやっても“気”がわからない――よくあるご相談
ある朝、店に1本の電話が入りました。
「いろいろな気功を試したけれど、“気”が全くわからなかったんです。体験させてもらえませんか?」
この方は、ご自身の身体の不調を治すために気功を始めたそうです。
いずれは人にも施術できるようになりたいという想いもあり、何教室か通ったとのことでした。
なぜ“気”がわからないまま終わってしまうのか
この方は過去に、次のような教室に通っていたそうです。
-
タントウコウを学んだが、指や肘の位置など細かい指導は一切なかった
-
「力を抜いて」「リラックスして」など感覚的な説明だけで終わってしまった
-
質問しても「とにかく続けてください」と言われるだけだった
-
太極拳のような気功体操もやってみたが、やはり“気”は感じられなかった
なぜこういった指導がされてしまうのかというと、教えている側が「気」を本当に理解していないからです。
人は、自分が理解している範囲でしか人に教えることができません。
「なんとなく自分ではできるけど、説明できない」という状態のまま教えている先生がとても多いのが現実です。
“気”を感じられないまま練功するのは、時間のムダです
仮に、タントウコウを何年続けたとしても、気を感じないままやっているのでは意味がありません。
気を感じながら行う練功と、形だけを繰り返す練功では、結果に天地の差が出ます。
せっかく時間と労力をかけて学ぶなら、「いま、どこに気が流れているのか」「自分は何をしているのか」
を理解しながら進めたいと思いませんか?
気功は“気”を感じるところから始めるべきです
私の教室では、次のステップで気功を教えています。
- 気を感じる
- 気を出す
- 気を強める
- 気を操る
- 気を使って施術する(または自分を癒す)
この順序は、気功の基礎中の基礎です。
気を感じられないまま、ただ何となく続けるのは、時間もお金も、そして身体にとってももったいない話です。
「先生に教えてもらっているから大丈夫」と思っても、その先生が“気”を本当に理解していなければ、あなたの学びは進みません。
太極拳やタントウコウは、気を扱えるようになってから
太極拳やタントウコウは、気の扱いが分かってくると合気のような力が出せたり、体の使い方が劇的に変わったりします。
しかし、気を知らずに「形だけ」を真似ても、ただのポーズや体操にしかなりません。
まずは気を感じられるようになることが、何よりも先です。
今まで“気”が分からなかった方ほど、体験してみてください
気功を何年も学んだけれど、気の存在が実感できなかった。
効果があるのかもよく分からなかった――
それは、あなたのせいではありません。
“教える側の問題”である場合がほとんどです。
私の教室では、最初に「気を感じる」体験から始めます。
そのうえで、「これは本当にできるようになるんだ」と実感できる方法をお伝えしています。
ご案内:気功体験教室の詳細はこちら
気功の体験会では、まずは「気を感じる」ことにフォーカスした実践を行います。
もし「気功をやっても気がわからなかった」という経験があって、それでも「もう一度、ちゃんと学んでみたい」と思うなら、一度体験に来てみてください。
この文章が、ほんの少しでもあなたの判断の助けになれば幸いです。
またよろしくお願いします。