「気功って体に悪いことあるの?」
今回は、気功をやっていて実際に起きた体調不良=“偏差”についてお話します。
これは「精神がふれる」とかそういう意味の話ではありません。
気功で“気”を出しすぎたり、バランスを崩したときに起きる、身体的な不調のことです。
偏差の経験?
何年も前の話、気功で施術をするようになり始めたころに、体調を崩すことが、たびたびありました。
その都度、信頼しているところに行って施術を受けて体調の不良を改善してきました。
偏差が分からない頃は、
- 店が忙しすぎて疲れがたまったのかな?
- 季節の変わり目のせい?
- 寝不足など生活習慣の乱れのせい?
- 目の疲れが原因?
とか軽くとらえていました。
でも、この原因不明の体調不良の原因は、偏差だったのが判明したのです。
どんな症状が起きたかというと
偏差の原因と症状
偏差とは、気功を行う際に気のバランスが崩れることで起こる心身の不調です。具体的には以下のような症状が現れました
- 頭がぼーっとして夢の中にいるような感覚
- 完全に頭が働かない
- 寝ても疲れが取れない
- 身体が重だるい
- 肩や首がこる
- やる気が出ない
まるで自律神経失調症のような症状に襲われてしまったのです。
信頼できる気功師のおばあさんに聞いてみた結果
慌てて信頼している気功師のおばあさんのところに行っていつものように、色々教えてもらいました。
要約すると、そこら辺の一般的な気功師は、「悪い気をもらうから具合が悪くなる。」というけど、さすが私のリスペクトしている80超えた気功師のおばあさんは違いました。
「あなたは物凄く人を治しているから、それだけ力を使っているの。出しているのよ。だから自分にも気を取り込まないと!空っぽになってるのよ」とのことでした。
つまりは、自然や空気から良い気を取り入れるのが必要ということだそう。
とりあえず、その日はおばあさんの施術を受けて、何とか回復して、かろうじて元気になりました。
で!今日の話、整体と気功を希望するお客さんがいるから、整体をしてみたら疲れない!
偏差が起きた瞬間
気功のお客さんを続けて2人してみたら、きたました!!頭がぼーっとして熱を持った感じになる。
気のせいではなかった、、、これがかの有名な偏差で起こる体の不調か、、、疑惑が確信に変わった瞬間です。
で、インターネットで調べてみたら、偏差の事も、偏差の改善方法ものっていました。
偏差の対処法
偏差にならない方法は修功をすること、調べてみると、偏差を防ぐには修功をすることらしいです。
僕の場合は
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全身を手でサッと払う(ほこりを落とすように)
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柏手を打つ
とにかく、“使ったら戻す”ことが大事。
水道を使ったら蛇口を閉めるのと同じです。
偏差の怖さと、学び
正直、それまでは「気功で体に悪いわけない」と思ってました。
でも、それは間違いでした。
気は見えないし、疲れた気がしても「気のせい」で済ませがち。
でも実際は、気も“出しすぎたら枯れる”。
エネルギーを使えば、それなりに何かを失ってる。
それが「偏差」として現れたんだと思います。
結局、ちゃんと学ぶべきなのか?
よく「偏差を防ぐには、独学じゃなく師匠について学べ」って書かれてます。
正直、最初は「そんな大げさな」と思ってました。
でも今は、ちゃんとした師匠の存在の大切さが分かります。
偏差になっても対処できたからよかったけど、分からなければ、潰れてたかもしれない。
まとめ
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気功でも偏差は起きる(=体調を崩す)
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偏差は「気を出しすぎて枯れる」ことで起きる
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対処法は「気を戻す」こと(修功)
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自分で気功をするなら、師匠がいたほうが安心
本当に効果のある技術だからこそ、気功は扱いを間違えると体に響きます。
僕みたいに実体験をした人が、少しでも参考になれば嬉しいです。