こんにちは今回は手から気を出す練習方法について教えます。
まず初めに大前提として手から気を出す方法についてお話しする前に、気が出ているか出ていないか、自分で分からないと氣が出ていても気が付けないので、気を感じる方法を最初に説明します。
問う話の前に少しだけ気功の氣とはなんですか?というと、気とは大気中や人や動物、植物全てのものにある自然のエネルギーです。
それでは気を感じる方法をお伝えします。
1 気を感じる方法
気を感じるには、手と手のひらを合わせてゆっくり少しずつ手と手の距離を放していきます。
20センチくらい離した距離で、両方の手の平を2~4センチほど、近づけて離してを繰り返します。
すると手のひらに、手の力み、静電気のような感覚、暖かい、モワっとなど人によって感じ方は多少違いますが、何かしらの感覚があるはずです。
これが気です。
良く分からない人は、何回か試してみたり、日を置いてまた挑戦してみたり、気が分かる人に教えてもらうのをお勧めします。そしたらきっとわかります。
できなかったから、気は存在しない、気は嘘だという事ではなく、ただ単にあなたが思っていたより気を感じるのは難しいだけなので、チャレンジです。
2 気を出す方法
何となくでも良いので、気が分かったら今度は気を出す方法になります。
気を出すにはどのようにするかという話になりますが、ちょっと考えてみてください。
先ほど気を感じられたという事は、手のひらから出てきていたを気を感じられていたので、気を感じる動作の時にすでに気が出ていたという事です。
つまり意識をした時点で気が出たり、手のひらから常に気が出ている状態を知らずにいたり、気を感じないで今まで過ごしていただけなのです。
水道水が出てたけど気が付いていない状態に近いです。勿体ないですね。
使えるものは使いましょう。
3 意識した時と無意識の気の出方の違い
気功師である私の見解では、普段から意識せずとも気はでているが、意識して気を出そうと思ったら、意識していないで気が出ている時より、意識した方がより多くの気がでるというのが実際のところだと思います。
なぜなら、もし気を出そうとしていなくても、意識した時と同じ様に気が出ているなら、気功師の気功を受けなくても、誰かと同じ空間にいれば気が出て病気が治っているはずだからです。
でもお互い同じ空間で過ごしているのに元気にならないという事は、普段出ている気の量では他人を健康にするほどの気の効果はないという事になります。
そして、気功師が気の治療をする時に、意識的に気を出して、患者に気を送って病気が治るという事は、気の量や質が関係あるという事です。
4 気の量や質を変化させ気功を上達していく方法
厳密には気を出す量を増やす、さらに強力かつ効果的な気を出すにはどうしたらよいかという話になります。
いくつかの方法があるのでお伝えします。
ただ単にシンプルに気を出していたのでは、気功の治療が出来るような気が出ていない状態です。
気功の治療が出来るようになったり、色々気功で出来るようになるにはさらに気功が上達する必要があります。
そこで、どのようにしたら独学で、さらにもっと気を高められるのか、お伝えします。
体の感覚を研ぎ澄ませる(感覚)
なぜ、身体の感覚を研ぎ澄ませる必要があるのかというと、気を感じる力が強ければ強いほど、気の出し方もわかるからです。
もし体の感覚が鈍くて自分が何をしているのかわからないのであれば、何をしたら上達するのかも分からない状態です。例えるなら目的地はわかるけれど、自分がどこにいるのかわからず、地図を上手く使えずに目的地にたどり着けないのと同じです。
体の感覚を研ぎ澄ませて、何をどうやると自分の気が多く出るか、よりよい質の気が出せるかを判別できるようになれば、気が多く出る時や効果的な気が出ている気の出し方を練習していけば、自然と気功は上達していくからです。
というわけでより強力かつ、効果の高い気を出すには体の感覚を研ぎ澄ませるのがおすすめです。
体の感覚を研ぎ澄ませるには、体を練るような鍛錬をする武術や武道がおすすめです。
武道など体を動かす運動などで体と向き合う機会がない方は瞑想もおすすめです。
瞑想もたくさん種類がありますが、自分の身体としっかり向き合える瞑想法をお勧めします。
良く分からない人は、いっそのこと気功の先生に気功を習うのが一番手っ取り早く気功が上達する近道です。
気を操る(意識)
なぜ気功の上達にとって気を操るのが大切かというと、気を操る練習をすると、より気について理解力が深まるのと、気の出し方が変わってきたり、気を感じる能力が養われるからです。
自分や相手の身体に気を通したり、植物や水、食べ物に気を送って、どのように変化するのかを確かめるのも良い気のトレーニング方法です。
物などに自分以外に気を送って変化を確かめれば、どのような意識や方法で気を行ったときに、どのように変化するのかを検証できるからです。
検証の結果の良い方法を取り入れていけば、自ずと機構の質は上がるつまり気功が上達していくからです。
以上、シンプルに気を感じる方法とその後独学で気功を上達させる方法でした。