はじめに 気を感じられない生徒の話

こんにちは、今回は僕が主催する気功教室の生徒の話です。

今回の話の生徒さんは、以前に他所でオーラヒーリングを学んだことがあり、二回目の気功の講座でした。

気を感じられないという悩み

第一回目に教わったことをやってみたり復習したか聞くと、良く分からなかったという話でした。

気を感じられない、気が出ている自覚がない、教わったことが出来ているか自分では分からないという事でした。

気功に限らず、ヒーリングの世界でもエネルギーを感じられないという方は沢山います。

よく言われる「感じられない理由」は間違いです。

何故エネルギーを感じられないかという答えをお伝えします。

よく言われる「感じられない理由」は間違い

  • センスがないから
  • 教えてもらう時間が短いから
  • 自分で練習しないから
  • 上と上手く繋がれてないから
  • 人間性や自分の人格が未熟だから

どれも良くあるとされる気やヒーリングのエネルギーを感じられない理由ですが、独学でもない限り本当はどれも気やエネルギーをを感じられない理由にはなりません。

正解か間違いかの二択で言うと間違いです。

他には最悪、テクニックそのものに効果がないこともありますが稀です。

センスがないから、自分で練習しないからなど、教えてもらう生徒の方は自分に非があるように考えてしまいがちですが、そんなことはありません。

むしろ新しい事、出来ない事を学ぼうとしているので、上手にできないのは当たり前です。

人間性や霊性も関係ない

たまに「エネルギーをうまく使えないのは人間性や魂、霊的なレベルの問題だ」と言う人もいますが、まったく関係ありません。

そして、スピリチュアルな要素も必要ありません。

なぜなら、気功は技術だからです。

気功は特別な力ではなく、人間なら誰でも本来持っているものの一つです。

ただ練習していないだけ、使い方を知らないだけで使えなくなっているだけです。

逆に言えば、使い方さえわかれば、誰でも練習すれば使えるようになります。

生徒の理解している段階に合わせて、適切な教え方と気の感じ方を伝えれば、誰でも気を感じられるようになります。

関係あるのは「教え方」だけです。

そもそも、やる気がないのにわざわざお金を払って、気功やエネルギーワークを学ぼうとする人なんて、ほとんどいませんから。

本当の原因は「教え方」

では生徒が気やヒーリングのエネルギーを感じられない理由はただ一つ、教える側が上手に教えられてないから、上手くフォローできてないからです。

学び始めで気を感じられないのは、当然と言えば当然なのです。

知らないことを知ろうとしている段階ですから。

でもたまに感覚やセンスの良い人ですぐに感じられる人や、早熟型や大器晩成型など個性があります。

早く気を感じられるから良いと一概にすることはありません。

つまづいている段階を把握できていない

他にも何故気やヒーリングのエネルギーを感じられない生徒が出てしまうのか。

生徒がどの段階でつまづいているのか気功の先生の側が把握できていないからという理由もあります。

どの段階でつまづいているのか把握できていれば、その段階に合わせた練習法や、エネルギーを感じる方法を教えてあげればよいのです。

でも教える側に引き出しがなければ、生徒の心に響く言葉や、腑に落ちる伝え方ができません。

その結果、生徒は気を感じる前に、気功の面白さや魅力が分からないまま終わってしまうこともあります。

正しい教え方ができれば、すぐに変わる

生徒ごとに段階に合わせた知識なり練習法を取り入れてあげれば、すぐに気を感じられるようになることが大半です。

事実今回私の気功教室の生徒は、二回目で複数の気の感じ方を教えた結果、手がビリビリしたり、暖かくなるなどして、気の力を感じられるようになりました。

一回気やヒーリングのエネルギーを感じられてしまえば再現性を出すのは簡単なので、さらにほかの方法で気を体感してもらって、最初に感じた気の感覚をより確かにしていくだけです。

後は自習してもらうかまた気功教室に来た時に一緒に練功すれば、さらに気を感じる能力が成長していきます。

こんな感じで何回か私と生徒で気の感じ方を練習すれば、後は生徒だけで気を感じられるようになります。

最後に気を上手に感じられない人はどうすればいいか

うまく気やヒーリングのエネルギーを感じられないという方は、先生への質問の仕方を少し変えてみたり、もっと具体的に聞いてみてください。

その方が、先生の側も答えやすくなり、今よりやり取りがスムーズになるかもしれません。

そうすれば、あなたが気を感じやすくなるための最適な方法を、先生が見つけてくれる可能性もあります。

以上、気を感じられなかった生徒が変わっていった気功教室でのお話でした。