気功の良い先生の特徴と、求められる条件とは
1 良い気功の先生ってどんな人柄?
過去を振り返れば、学校や習い事で一度は誰でも先生に教えてもらってきています。
思い出すと感謝している先生、嫌いな先生、好きだった先生、仲が良かった先生などいたはずです。
勉強を教えるのが得意な先生、勉強が嫌いになるきっかけになった先生もいたかもしれません。
せっかく新しいことに興味をもてて、大人になった今、これから気功を学びたいと思っても、先生のおかげでつまらなくなっては元も子もありません。
でもどのような先生が良い気功の先生なのか、今一判断が付きにくいと思います。
そこでこれから気功を学びたい人にむけて気功の良い先生の特徴と、求められる条件をお伝えします。
こんな先生に気功を教えてほしいという人柄や、こんな気功が出来る人は、良い気功の先生という内容を書いてみたいと思うので、参考にしてください。
まずは、良い先生と思われる人柄から見ていくことにします。こんな先生に気功を教えてもらえたら、楽しく気功が学べるでしょう。
- 明るく楽しい先生
- 優しく穏やかな先生
- 育て上げる責任感をもって教えている先生
- 生徒の成長度合いに合わせられる先生
- 生徒の問題点や課題を的確に把握できてサポートできる先生
- 生徒の成長をあせらず気長に見守れる先生
どうでしょうか?
あなたが教えてほしいとイメージする気功の先生にあてはまるものがいくつかあったでしょうか。
①気功を教える際の熱情・真剣さ
例えば淡々とカリキュラムやマニュアルに沿って、ただ教えるだけの先生がいるとしたら、こちらも淡々としていて、得るものも少なく、言葉も響かず、後になって心にも残らないでしょう。
気功をしっかり覚えて、使えるようになってほしいという情熱をもって真剣に教えてくれる先生に教われば、先生のやる気がひしひしと伝わり、気功を教わる生徒も良い刺激になるでしょう。
損な先生ならもしかしたら卒業した後も関係が続いたり、思い起こして楽しい思い出が出来たり、一生の趣味として気功を楽しめたり、自他の役に立てるスキルとして本物の気功を覚えられます。
②気功の知識と技術
気持ちだけあっても、技術や知識が追い付いていなければ空回りになってしまいます。
気功の治療の場合は、いくら講釈を垂れても、結果が伴わなければ意味がありませんから、やはり大切なのは気功師としても技術力がどれだけ高いかになってきます。
習う生徒も気功が上手くなるためには、圧倒的な実力がある気功の先生に教えてもらう事が大切になります。
実力のある先生に教えてももらえれば、目標は目の前にいるので、しっかり覚えた後に気功で何がしたいのか自ずと習った後の新しい道も見えてくるはずです。
③総合的な人柄
気功に限らず、人はその人の生きざまが、顔つきや雰囲気ににじみ出てきます。
物事とを人に教える立場なのに、飲んだくれていたり、ギャンブルが好きだったりでは、何かしらにだらしなくては、いくら気功がすごくても、なかなか人はついてきてくれません。
人にものを教えるのは気功の知識や技術だけではなく、先生の在り方や、哲学などといった目には見えないけれど、人に影響を与えるエネルギーがカリスマ性や、説得力などにつながるのです。
そういう強い影響力を持った人の背景には、苦労をした経験を糧にして成功していたり、常日ごろ向上心をもって、何かに取り組んだり、自然に意識を高く持っている人です。
技術も人柄もバランスよく備わった気功の先生に教わることが出来れば、本物の気功を得とくできやすくなります。
2 気功師の私が出会った良い気功の先生方の特徴
過去に私が出会った気功の良い先生の特徴をお伝えします。
ここに書いてあるのは一人の先生ではなく、何人かの先生のことで、助けになったことや、非常に参考になったこと、時には救われたりと感謝したことも入っています。
良い気功の先生の特徴
- 大抵のことは質問すると納得いく答えが返ってくる
ご自身が苦労されたり悩まれたりされた経験や本から得た知識などで、なるほどそういう事かと納得させられてしまう解決済みの答えが返ってきます。
- 気功の治療の実績がある
難病を治していたり、癌を治したことが何度もあるなど、現代医学や科学では証明、解析できない気功治療の実績があります。
- 性格が良い
妬み、嫉妬、僻み、など人間のいやらしい部分が非常に少ないもしくはなく、明るい・穏やか・優しいなど一緒にいて心地よい性格をしています。
- 閉鎖的ではない
明らかに良くない気功や間違った方法は別として、自分の以外の気功のスタイルを否定せずに、色々なやり方を尊重している、オープンです。
- 向上心を持っていて、学ぶ姿勢がある
お年を召していても、同年代位でも、常に耳を傾け、新しい事を取り入れたり、技術の向上に努めています。
今より上手になろう、人の役に立とうという姿勢が見えました。
3 終わりに
色々良い気功の先生の条件を書きましたが、あなたはどのような気功の先生に教わりたいですか?
私はいろいろ考えた末に、何が一番大切かというと、人の喜び、幸せを自分のことのように喜べる先生が良いのではと思いました。
そうすれば人が学んで活躍する姿を一緒に喜べる先生なら、きっと熱心に気持ちを込めて教えてくれるはずだと思うからです。
もしこの文章を読まれているあなたが気功を習う時に、少しでも役に立てれば幸いです。