こんにちは今回は気功独学のデメリットと解決法と言う話をさせて頂きます。
気功は自分や他者の不調を改善できる素晴らしい健康法ですが、その反面気功を独学で学ぶと様々な問題が生じる可能性が有ります。
問題とは間違えた知識を覚える、上達が遅れる、もしくはしない、身体が悪くなる、最悪は間違えた気を送り他者を不健康にする場合もあります。
誤解や迷信を信じてしまう方もいました。
気功を学ぶ上ではあらゆる問題や危険を避ける必要もでてくるのです。
これを読めば、気功を安全かつ効果的に学ぶためのヒントを得られます。
知識
カリキュラムがない
計画的な学習ができないと、どの段階で何を学ぶべきかがわからなくなり成長が止まってしまう、または間違った方に進んでしまう場合もあります。
体系的な学びのプランがないと、効果的・効率良く上手くなることが難しくなります。
学びの幅が狭まる
自分で調べると気になったことを深堀するようになるので、知識の幅が狭く偏りやすくなります。
その結果、我流になって気功の多様な側面を十分に理解できなくなることがあります。
指導者から自分の知らない知識や、至らない部分を包括的に教えてもらえることで、バランスよい気功師になれます。
質の高い情報や技術を取り入れるのが難しい
独学で学ぶ際にネットや本からだけの情報では、手に入れられる情報の質が下がる可能性があります。
気功の深い理論や原理を知る機会が少なく、表面的な知識にとどまることが多いです。
インターネットや本にはない、指導輩の質の高い情報や技術を取り入れることで、気功の世界の深い理解を得られ実力をつけやすくなります。ます。
指導者からの直感的なアドバイスが得られない
指導者からの経験に基づいた直感的なアドバイスやコツを得る機会がないため、学びの質が低下することがあります。
指導者のアドバイスを受けることで、学びの質が向上します。
技術
モニタリングの欠如
- 進捗の追跡: 計画通りに進んでいるかどうかを確認する。
- 問題の早期発見: 問題が発生した際に、早期に察知して対策を講じる。
- 成果の評価: 目標に対する成果や効果を評価する。
- 改善の提案: より良い方法や手段を見つけるための提案を行う。
と言うような、成長に必要な行動が順調におこなわれず成長しにくくなります。
第三者の目からの評価があることで、進捗状況を正確に把握できます。
正解の感覚が分からない
自分が正しい方法で練習しているかどうかの判断が難しく、効果を感じられても見逃してしまいがちになります。
また間違えた感覚を正しいと誤解してしまう事もあります。
実力のある気功師の下で学べれば、正しい感覚を身につけることができます。
効果の実感が遅れる
正しい方法で練習しないと、気功の効果や気の感覚を実感するまでに、より時間が長くかかることが多いです。
正しい指導を受けることで、早く効果が実感できるようになれます。
適切なフィードバックがない
独学では上達するための建設的なフィードバックが得られないため、改善の機会が少なくなります。
指導者や、外気功で気功の施術を受けた方からのフィードバックがあることで、効率的に上達できます。
修正してもらえない
独学で誤った方法で練習して間違えた方法を覚えると悪い癖がついて修正も難しくなります。
そして誤った方法を修正してもらう機会がなく、間違った習慣がやり続けてしまう事もあります。
良い指導者がいれば、早めに修正してもらえるので正しい習慣を身につけられます。
進歩の遅れ
誤った方法や不完全な練習によって、進歩が遅れ、気功の効果を最大限に引き出せないことがあります。
正しい方法で練習することで、進歩が早くなります。
自己評価の困難
自分の技術の進歩や平均から見て上手いのか下手なのか正しく評価するのが難しく、過信や自己評価の低さにつながることがあります。
第三者の目からの評価があることで、自己評価の精度が上がります。
出来ているか分からない
自己評価が難しく、上達しているかどうかの判断が難しくなります。
良い指導者の目からの評価があることで、外気功の効果や自己評価の精度が上がり自分の腕前を客観視しやすくなります。
技術の応用が難しい
基本的な技術を学んでも、それを応用する方法を学ぶのが難しい場合があります。
応用技術を学ぶには、指導者の助けが必要です。
武道の世界には守破離というものがあり、最初は師の教えを守ることが大切とされています。
自分の限界に挑戦する機会が減る
指導者がいないため、自分の限界に挑戦する機会が減り、成長の機会を逃したり、自分の成長を最大限に引き出せないことがあります。
指導者の指導を受けることで、限界を超えた挑戦が可能となり、気功が上達しやすくなれます。
メンタル
目標設定の難しさ
適切な目標設定が難しく、練習の方向性を見失いやすいです。
指導者と共に目標を設定することで、明確な方向性を持って練習できます。
コミュニティの欠如による、心理的サポートの不足による孤独感や不安感
気功の練習中に起こる心理的な疑問や不安を相談する相手がいないため、精神的なサポートが不足します。
他の練習者や指導者との交流がなく、学んでいる方向性が合っているのか間違えているのかという不安や、交流がないことから孤独感を感じやすいです。
指導を受けたり、コミュニティに参加してサポートを受けることで、不安や孤独感が解消され、安心して楽しみながら学べます。
モチベーションの低下・学びのペースが乱れる
自己流での学習では、学びのペースが安定せず、効果的な進歩を遂げにくいです。
体系的なカリキュラムで学ぶことで、安定したペースで進歩できます。
また効果を実感できないことでモチベーションが低下し、練習を続ける意欲が失われることがあります。
一人での練習はモチベーションを維持するのが難しく、継続しづらいですが、指導者のサポートを受けたり練習仲間がいるとモチベーションを維持しやすいです。
誤解や迷信に陥る可能性
気功に関する誤った情報や迷信に影響されやすく、正しい知識を得るのが難しくなります。
私が出会った方の実際の話で気功と称した質の低い自己啓発に間違えて通ってしまっている人もいました。
その方は一年通って病気を治そうとしていましたが、全く効果を得られないどころか、通って少しは良くなっていると勘違いされていました。
信頼できる指導者から学ぶことで、正しい知識を得られます。
その他
社会的な証明や認証が得られにくい
独学では、正式な認証や証明を得るのが難しく、他者からの信頼を得るのが難しいです。
正式な認証を得ることで、信頼性が向上します。
安全性の確保が難しく具合が悪くなる
指導者のサポートなしでは、安全に練習するための適切な指導を受けることができず、誤った方法で練習すると、体調を悪化させることがあります。
例えば、間違えた意識の使い方や無駄な力みがある状態で練功をすると、眩暈、倦怠感、肩こり、頭痛、集中量の欠如、鬱っぽいなどの症状を引き起こす場合もあります。
適切な指導を受けることで、安全に練習できます。
時間と労力の無駄
誤った方法で練習することによって、上達せずに時間と労力が無駄になることがあります。
正しい方法で練習することで、時間と労力を効率的に使えます。
まとめ
気功を独学で学ぶには、今回お話ししたようなリスクやデメリットが生じてしまいます。
なんとなく気功を学んでみたい方は、健康に気を付けて、独学で学んでみるのも良いかもしれません。
しかし人を癒したい、自分を癒したい、将来開業したいなど目的を持たれて気功を学びたい方は、独学よりも良い気功師の先生のもとで学ぶことをお勧めします。
今回の記事もご参考になれば幸いです。
ありがとうございました。