気功で人を改善してみたい方へ
気功には、自分で気を感じるだけでなく、人に気を送って相手を癒すという段階があります。
このページでは、その「人に使う気功」を身につけたい方に向けて、どういう人が上達しやすいか、逆に向いていないかを、僕の教室での実体験からそのまま書いていきます。
気功を技術として身につけたい人に読んでもらえればと思います。
本質を、飾らずにお伝えします。
人の喜びを自分のように思える人
世の中には、人の喜びを分かち合える人と、そうでない人がいます。
気功は人を癒すことにより、人に安心、希望、平穏、活力を提供できます。
それを一緒に喜べる人なら、やりがいや達成感を得られます。
つまり充実感を味わえるのです。
こういう人は向いています。
■ 人のことを思える人
上達する人にまず共通するのが、「他人に対する思いやりがある人」です。
誰かの痛みや不安に対して「何かしてあげたい」と自然に思える。
見返りがあるからとか、凄く思われたいからではなく、ただ“良くなってほしい”という気持ちを持てる人です。
これは技術以前に、気功を扱ううえで最も重要な土台だと私は考えています。
■人の喜びを自分も喜べる人
世の中には、人の喜びを分かち合える人と、そうでない人がいます。
気功は、人を癒すことにより、安心・希望・平穏・活力を与えられる技術です。
それによって相手が笑顔になったとき、その変化を自分のことのように喜べる──
そういう感性を持った人は、気功をやることでやりがいや達成感、充実感を得られます。
これは、技術としての上達だけでなく、人としての成長や幸福感にも繋がる要素です。
■ 自分の学びに責任を持てる人
気功は“受け身”では身につきません。
習ったことを試す、練習する、観察する。
それを積み重ねることで、「あ、本当に気が出た」と自分でわかるようになります。
口だけで「すごいですね」と言う人より、何も言わずに自分で試して結果を出そうとする人の方が、確実に伸びます。
気功は魔法ではありません。
現実をきちんと見る、そういう「地に足のついた人」こそ向いています。
■ 探求心がある人
上達する人は、共通して「理由を知りたがる人」です。
「なぜこの人には効いて、こっちには効かないのか」
「なんで今日は気が届いた感じがしないのか」
疑問を放置せず、原因を探し、再現性を求める。
そういう人は、教える側も指導しやすいです。
逆に、「何となくできた気がする」で止まる人は、それ以上進みません。
気功は“なんとなく”の世界ではなく、再現できて初めて技術になります。
■ 気功そのものを楽しめる人
どんな世界でもそうですが、技術を習得するには“好きであること”が何よりの原動力です。
手の感覚が変わったり、相手の変化を見て驚いたり、
「うわ、効いてる!」と一緒に喜べるような人は、教室にいても空気が良くなります。
楽しめる人は、他人にもその感覚を伝えることができます。
これは外気功において、とても大きな力になります。
■ 教えられたことをそのまま覚えようとする人
「素直さ」は、気功を学ぶ上で非常に重要です。
最初は、感じようとしすぎたり、自分なりにアレンジしたくなるかもしれません。
でも、本当に上達する人は、まず言われた通りにやってみるという姿勢を持っています。
理屈を並べる前に、まず実践。
アレンジする前に、まず型を覚える。
この順番を守れる人は、確実に伸びます。
再現性がある技術としての気功は、正しく型を覚えるところから始まります。
■ 時間を作って稽古できる人
気功は“頭で理解しただけ”では身につきません。
知識だけで終わらせず、実際に手を動かして、感覚を確認する稽古が必要です。
忙しい中でも、自分で時間を作って取り組める人。
コツコツ継続できる人。
そういう人は、必ず変化を実感し、技術としての土台を築いていきます。
「やったか、やってないか」で結果は大きく変わります。
だからこそ、“稽古できる人”は、技術を確実にモノにできます。
■ 逆に向いていない人とは?
- 「自分がすごいと思われたい」
- 「お金儲けの道具にしたい」
- 「誰かの力を借りて自分が満たされたい」
こういう気持ちが強い人は、残念ながら外気功を学んでも長続きしません。
相手のことが見えなくなり、結果も出ず、挫折します。
気功は「他人に効く」ことで初めて価値があるものです。
だからこそ、「自分が自分が」と強く出ると、技術の本質とズレてしまうのです。
自己流に走る人です。
ちゃんと教わったことをやらず、自分勝手に変える。
そもそも基礎ができていないのに、我流でやりたがる。
その結果、効果の検証も確認もされないまま、自己満足で終わってしまい、あいまいな結果しか出ません。
つまり、技術として身につかないのです。
気功は再現性があってこそ技術です。
「まずは素直に言われた通りにやる」──
これができない人に、外気功は絶対に習得できません。
■ 最後に:特別な人だけができるわけではない
ここまで読んで、「自分はどうなんだろう」と思った人へ。
これらの資質は、もともと持っていなくても、気功を学ぶ中で育つものでもあります。
「人の役に立ちたい」
「気功が面白い」
「真剣にやってみたい」
この気持ちさえあれば、外気功は確実に身につきます。
そして、あなたの中にある優しさや誠実さが、自然と技術に反映されていきます。
【追伸】
私は「気を出せるかどうか」を実際に見て、正確に判断できます。
もし、今の段階で自分が向いているか不安であれば、一度確認してみてもいいと思います。
こちらから勧誘は一切しませんので、安心してください。