1 気功は誰でもできるのか?
こんにちはよろしくお願いします。今回は気功って誰でもできるようになるの?というお話をします。
気功に興味がある方で一番多い質問疑問が、気功は自分にも出来るのかと思う方が沢山いますが、この疑問は習ったことがない方、良く知らない方が抱きやすいです。
ですが気功が出来るようになった方はまず思わなくなります。
なぜなら、気功を覚える前は分からなくても、出来るようになると、特別な事は必要ない事がわかるからです。
要するに気功をやるには特別な才能や生まれ持った能力が必要はありません。
誰でもできます。
なぜなら気功は、方間が本来持っている自然な能力の一つだからです。
たとえば、運動神経や学問の才能と同じように、練習を重ねれば誰でもできるのと同じです。
むしろ、今お伝えした運動とか勉強以外の技能とも同じで最初から完璧にできる方はおらず、少しずつ感覚を掴みながら上手くなっていくものです。
もう一つ加えるとするならば、世間には「伝授」と称して特別な力を授けるだけで、能力が開花したり、気功ができるようになると謳うものがあります。
しかし、仮に最初から少し効果を感じたとしても、それ以上の効果は見込めません。
其の大したことがないものを凄いことのように見せた高額なセミナーありますけど、気を付けてほしいです。
話を戻すと、気功が出来るようになるには適切な練習や指導が必要ですが、特別な才能とかはいりません。
先ほど「気功は誰にでもできるものだ」とお伝えしましたが、実はどんな練習をしてもできるようになるという事ではありません。
2 なぜ指導者が重要なのか?
僕のところで気功の体験会をしているんですが、他で気功を習われていた生徒さんが来ることがあります。
その理由は、「うまく覚えられない」「教わった内容が正しいのかわからない」という不安からです。
特に教わった気功で効果が出ていないことが一番の理由です。
もし、既に習っている場所で効果を実感できていれば、わざわざ僕のところに来る必要はないはずですよね。
つまり、気功が出来るようになるには『どこで習うか』やどう稽古するかがとても重要だということなんです。
「どんな気功を習ってきたのですか?」と質問することで、生徒さんのこれまでの学び方をしることができます。
他で習ってできるようにならなかった方が来るので、次のような状況が多いのです。
- 手から「気」を出すと教わったら、
- 生徒同士で何となく練習し合って、
- 毎回ただ時間が過ぎて教室が終わる。
これだと、じつは次のような問題があります。
- 練習が正しくできているかを確認しない。
- 指導者が具体的な成果や目標を設定していない。
- これでは、気功の効果が分からない。
そして生徒自身が「自分が本当にできているのか」「これで正しいのか」と分からない状態で時間だけが経ってしまうのです。
効果を実感できないため、やがて自信を失ったり、迷いが出てきたりして、新たに信頼できる指導者を探し始めるという感じで僕のところに来ます。
3 気功業界の課題と正しい指導の必要性
他で気功習ってきた方に対して、「そのやり方だと、覚えられないよと、覚えられるとしても相当感覚のいい方じゃないと難しいと伝えます。
だって毎回同じような稽古方法を一通り流してやるだけでは、物事の理解度も深まらないし、ただ反復練習するだけでは上達に限度があるからです。
このザックリとした教え方で気功を覚えるには、どれ位センスが必要かというと、教えられた事から色々悟って、自分で検証していける位の方じゃないと難しいです。
気功を習ってできるようになるには、気を出せているか確認や、気を出している時にどのように体が変化しているかなどコツをつかみやすくしてあげるのが必要なんです。
そういうのを抜きにして気功覚えろって言っても、抽象的過ぎて難しいです。
他で習ったことがある方もやってきたことと、こっちの説明がかみ合うから、納得してくれるんですよね。
で「せっかく来てもらったんだから、受けてみて」と提案し、実際に施術を行うと、結果として、全員が次のように反応するのです。
「こんな効果は初めてです」
「こんなことをやってもらったことがありません」
「こんなの知りませんでした」
実際に気功をやって見せると、生徒さんがこれまで教わってきた内容が、あれ?なんか私が習ってきた気功と違うなってなるのです。
なんで、こんな事出来るのとか?こんな風に変わるのとか、色々違いに気が付くのです。
ようは、習った先の先生は自分の気功の効果もろくに見せないとか、これくらいのこともできずに教えているのかと思わざるを得ない状況が毎回のように起きているという事です。
いつも思うのが「教えている方はまともなことをやっているのか?」
「これで金をもらっているのはおかしいのでは?」
他で気功を教わっていた方が効果を実感できない理由は、ハッキリ言うと教わる環境や指導方法が適切でなかったからです。
結局はダメな先生のもとで習っても練習方法を間違えると、いくら頑張って気功は覚えられないということなのです。
ついでにいうと独学だとしても当たりを引き続けないと、気功はできるようにならないのです。
なぜなら正解が分からないために、軌道修正できずに間違った練習方法を続けてしまうからです。
これは、「気功を覚えるには、教える側の質と練習方法が非常に重要である」という事実を物語っているのです。
でも教わった方法で効果が出ないと生徒さんは、自分に才能がないのか、練習時間が足りないのかと自分に出来ない理由があると思い込んでしまうのです。
散々お伝えしたように生徒側の努力やセンスの問題ではないのです。
そもそも教えてもらっている内容が適切かどうか、本当かどうかが分からないことが問題なので、うまく出来ない方は自分を責めないでほしいです。
気を出す感覚の掴み方や、手や丹田をどう使えば良いのか等をしっかり教えてくれる所で学べば、ちゃんと気功はできるようになれます。
4 気功を習得するために大切なこと
気功を本当に身につけたいのであれば、指導内容が具体的で、効果を確認できる環境を選んでほしいです。
生徒自身が進捗や効果を実感できる指導が、良い先生の条件の一つと言えます。
解決策としてまずは良い先生を選ぶというのが大事です。
気功を習得するためには、本物の技術を教えられる先生、そして正しい方法で導いてくれる先生を選ぶことが大切です。
良い先生を見つけるには、複数の先生の施術を実際に受けて効果を比較することをお勧めします。
先生の話や評判だけに頼らず、自分自身で体験し、どの先生が本当に効果的かを確認するのです。
自分に合った実力のある先生を見つけることで、気功の学びを確実にスタートでき、人を癒せる技術を身につける道が開けます。
そのためには、いくつかの教室や先生を回り、時間と労力を惜しまない姿勢が成功への鍵となります。
気功は何ヶ月、場合によっては何年も練習を重ねていくものです。だからこそ、最初の選択がその後の技術の質を大きく左右します。
良い先生に出会えた瞬間から、あなたの気功の道が本格的に始まります。
その労力を惜しまない行動力こそが、最終的に気功を確実に身につける礎となります。
最後に気功が出来るようになるために大切なことお伝えします。
良い先生のもとで学ぶことを大前提とした上で、以下の2つが重要です
学ぶための時間を確保すること。
継続的な練習を重ねること。
まとめるといい先生のもとで的確な指導を受けて練習すれば、誰でも気功はできるというお話でした。
ご清聴ありがとうございました。
またよろしくお願いいたします。