こんにちは、今回は起立性調節障害の改善実績のお話になります。

それと起立性調節障害の治し方、改善方法です。

あと基本的な起立性調節障害を治すための、基本的な親の考えかた、向き合い方です。

これがまちがえていると起立性調節障害はずっと治りません。

最初に起立性調節障害の改善実績をお話ししますが、こんなのは腐るほどあって、改善するのが当たり前なので、いちいちブログにする事でもないのです。

でも、困っている人いるかなという事で発信しています。

どういう風に困っている方がいるのかというと、

病院に頼りきりで病院以外の解決方法を探さない

鍼や整体やカイロプラクティックに通わせているけど思うように改善しない

万策尽きて新しい施術法を探している

という方です。

改善した実例|1年不登校だった中学生のケース

来院時の状態(不登校、頭痛、ふらつき、排便障害)

来院したのは中学生の男子。コロナ感染後から体調が悪化し、頭痛や吐き気が続き、1年以上学校に行けていない状態でした。
主な症状は以下の通りです:

  • 朝は8〜9時まで起き上がれない

  • 立ち上がると20秒ほどふらつく

  • 頭痛は週に6回、起床後30分以上続く

  • 食後に腹痛とほてり(週2回)

  • 排便時に毎回1時間以上トイレにこもる(朝・晩の計2回)

  • 残便感が強く、何度も繰り返し排便を試みる

1回目の施術内容と時間

初回の施術は60分以内で終了しました。
施術は、身体の緊張をほどき、自律神経の乱れを整えるために気功を使い、無理なくリラックス状態へ導くことを目的としました。

2回目来院時の改善内容(ふらつき減少、腹痛・ほてりの消失、排便時間短縮)

1週間後の2回目来院時には以下のような変化が見られました:

  • 立ち上がる時のふらつきが「毎回→1〜2回」に減少

  • 食後の腹痛は完全になくなった

  • 食後のほてりは、時間帯が変化(食後→夜7〜9時)

  • 起床時間が9時前後→8時に起きられるようになった

  • 排便にかかる時間が朝・晩の計2時間→1日1回に短縮

3回目での最終的な改善状況(起床時間改善、通学可能レベルに)

3回目の来院では、以下のような最終的な改善が確認されました:

  • 朝は6時半に自然に起きられるようになった

  • 食後の腹痛・ほてりは完全になくなった

  • 排便にかかる時間は20分以内に短縮

  • 頭痛はこの1週間で2回のみ

  • 起床後に問題がなければ、学校に通える状態に到達

この時点で施術は終了とし、「卒業」としました。

本来5回程度は必要なケースでしたが、3回で通学可能レベルまで改善した比較的順調な症例です。

起立性調節障害が治らない親の特徴

「学校に行かせる」が第一優先

子どもが体調を崩していても、「学校に行かせなければいけない」と強く思い込んでいる親は、起立性調節障害の回復を妨げてしまいます。

学校に行けないこと自体が問題ではなく、体調が悪いのに無理をさせることが問題なのです。

「多少具合が悪くても登校はできるはず」と思って無理をさせると、症状が慢性化し、結果として長期不登校に繋がるケースは非常に多くあります。

本来であれば、まず身体を回復させることが最優先であるべきです。

子どもの不調を軽視し、病院か学校の二択思考

多くの親は「病院に行ったけど治らなかった。じゃあどうしよう…」という場面で思考が止まってしまいます。

「学校か病院」以外の選択肢を知らない、もしくは選ぼうとしないのです。

実際には、気功や整体、ヒーリングなどの代替的な選択肢の中にこそ、解決策がある場合があります。

しかし、こうした手段を「怪しい」と決めつけて排除してしまうことで、回復のチャンスを自ら遠ざけているのです。

「施術の時間」すら子どもではなく親都合で制限する

「学校が終わってからしか通えません」「習い事の合間にしか時間が取れません」――

このように治療の時間さえ親の都合で制限してしまうケースでは、当然ながら改善スピードも落ちます。

子どもが本当に回復するためには、「施術の時間=治すための時間」として、最優先で確保するべきです。

学校や習い事よりも、まず健康を取り戻すことの方が大切です。

このような親の姿勢がある限り、子どもは「治りづらい環境」に置かれ続けることになります。

逆に言えば、親の考え方が変わることで、改善スピードが一気に加速することも珍しくありません。

本当に治すために必要な親の姿勢

子どもの健康を最優先にする

当たり前のようですが、意外と多くの親がこれを実行できていません。

体調が悪くても「勉強が遅れる」「内申に響く」など、健康より先に“学校での立ち位置”を気にする親が多くいます。

しかし、身体が元気でなければ、勉強も学校生活も成り立ちません。

健康を取り戻すことがすべての土台です。

最初にここを見誤ると、回復のチャンスは何度も逃すことになります。

学校は後回しでもいいという覚悟

「学校に行けていること=回復」と考えてしまうと、本質を見失います。

学校に行けても体調が万全でなければ、それは無理をしているだけです。

実際、気功で改善した多くの子どもたちは、“学校に行くよりも先に体調を整える”という段階をしっかり踏んでいます。

学校に戻るのはそのあと。順番を間違えてはいけません。

「1日でも早く学校に戻ってほしい」――その気持ちは分かりますが、その前にやるべきことがあると、冷静に理解している親ほど、子どもは早く治ります。

治せる場所を本気で探す姿勢

「病院では治らなかった」

「整体でも改善しなかった」

それでも、「治る場所があるはずだ」と本気で探し続ける親がいます。

そういう親の元にいる子どもは、回復する可能性が高いです。

なぜなら、親が“治せる場所がある”と信じていること自体が、子どもにとって大きな安心感になるからです。

そして、その安心感が子どもの心身の安定に直結し、施術の効果にも大きく関係します。


回復の鍵を握っているのは、子ども自身ではなく、親の姿勢です。

健康を最優先にし、学校を後回しにし、治せる場所を本気で探す。

この3つが揃ったとき、改善は一気に進みます。

当院での気功施術の特徴

触れずに気を送る、安全で負担のない施術

当院の施術では、身体に触れずに気を送る外気功を用いています。

刺激を与えることがないため、体調が悪い子どもでも安心して受けられるのが特徴です。

緊張したり、痛みを感じることもありません。

静かに寝ているだけで、身体の状態が整っていく──

それが当院の気功施術です。

自律神経を整えることに特化した技術

起立性調節障害の多くは、自律神経の乱れが深く関係しています。

気功は、その自律神経の働き――交感神経と副交感神経のバランス――を整え、身体の状態を正常に戻すように働きかけます。

実際に、施術の中でこのバランスが整っていくと、身体が無理なく自然に回復していく反応が起こります。

その結果以下のような変化が見られます。

  • 朝起きられるようになる

  • ふらつきや立ちくらみの減少

  • 頭痛や腹痛の頻度の減少

  • 食後の不快症状の消失

  • 排便のリズムが安定する

セルフケアや努力は不要、「受けるだけ」で効果が出る

当院では「宿題」「セルフケア」などは一切ありません。

施術の中で完結するため、子どもにも親にも負担がかからないのが大きな特徴です。

体力のない子、意欲が持てない子でも、ただ来て受けるだけで大丈夫。

やる気や努力は一切不要。

必要なのは「来るだけ」です。

少ない回数で卒業が目指せる

一般的な施術では「通い続けること」が前提になっていることが多いですが、当院では改善したら「卒業」するスタイルを取っています。

今回紹介した中学生も、わずか3回の施術で通学可能なレベルにまで回復し、卒業していきました。

もちろん症状の重さや個人差によって回数は変わりますが、無駄に通わせるようなことは一切ありません。

まとめ|起立性調節障害は改善できます

起立性調節障害は「体質だから」「年齢的なものだから」とあきらめる必要はありません。

実際に、1年以上学校に行けなかった中学生が、3回の気功施術で改善し卒業したケースもあります。

もちろん、すべてが一瞬で劇的に変わるわけではありません。

しかし、正しい順番で、正しい方法で、正しい場所で受ければ、必ず身体は変わります。

そしてその鍵を握っているのは、子ども本人よりも、親の行動と判断です。

  • 子どもの体調を最優先にする

  • 無理に学校に行かせない

  • 本気で治せる場所を探す

この3つを実践できるだけで、回復のスピードは大きく変わります。