気功を独学で学び練習する方法についてのブログです。
気功を独学で学ぶ方法は動画や本、DVD など本屋さんやインターネットで調べればたくさん出てきます。
そして気功を学んだり練習する方法は一つではなく、いくらでも練習する方法はたくさんあります。
スワイショウ、気功と相性の良い太極拳、大周天・小周天、呼吸法、瞑想、修功など気功の練習方法はいくらでもあります。
気功の型などいれたら50を超えてしまうかもしれません。
しかも師匠に師事して、そのあとに一人前になったと思った方は自分で気功の練習方法なども編み出してしまうことがよくあります。
独学で習って自分の気功の練習方法を考えている人もいます。しかも自分で気功教室や気功の学校を開いて、生徒に教え始めてしまう人まで。
もはやこうなると気功って何なの?やったもん勝ちなの?て感じです。
だからやろうと思えばいくらでも独学で気功は学べてしまいます。
しかし自分の経験では、気功を独学でやるのはおすすめしません。
理由は気功は正しく行えばこころとからだが健康になりますが、間違ってやると具合が悪くなるからです。
10年位前の話です、まだ瞑想や気功が良く分からなかった時に、呼吸法の訓練をしていた時のことでした。
丹田の稽古をするために呼吸法が大切だと知り、暇さえあれば腹式呼吸と逆腹式呼吸を繰り返したりしていました。
普通は運動をしたり汗をかくと、爽快感があったり、スッキリするものですが、なぜか体が重だるいし、頭もスッキリしないのです。
丹田を意識するための呼吸の稽古をしている時だけ、具合が悪くなりました。
そのほかの合気道の稽古やキックボクシング、木刀の素振りなどは、いたって普通に運動した後の感覚でした。
その後、呼吸法と丹田の稽古をすると明らかに悪くなるのが分かったので、呼吸法を使った丹田の稽古はやめました。
稽古内容だけではなく、日常でも良かれと思ってしたことが間違っていたり、お金を出して買った本の内容が実は違っているということもあります。
自分の場合がまさにそうでした。 たまたま自分には合わない稽古法だったのかもしれませんし、、もう少し続ければ何かつかめたのかもしれませんけど。
ほかには自分は気功で難病を治したこともあったり、いろんな症状が気功で治っていくのを自分で見てきました。
また難しいとされる遠隔の気功もできますが、覚える順序が逆でした。
本場の中国の気功師によると、通常は初めに気功で自分の体を強く健康にする。
次に自分の病気を自分で治せるような気功ができるようになる。
その次に気功で人を治療したり、遠隔の気功ができるようになるのが通常の気功の成長の仕方だそうです。
また、気功は自分の気=エネルギーを使って治療や回復する方法と、自然や宇宙の気=エネルギーを使って治療する方法があります。
自分の気を使って治療すると、体に良くない、寿命を縮めるなど、良くない事があるとされています。
また独学では自分のように10年近くかかる場合もありますが、体系的に教えてもらえると、遠回りしたり四苦八苦したりすることがなく、先生に道案内してもらいながらスムーズに気功が上達できる確率がグッと上がります。
そういったことを踏まえると、独学で気功を学ぶのは、習うよりお金がかからない、自分の好き勝手自由にできる、通う手間や時間に拘束されないといったメリットよりデメリットのほうが多いかもしれません。
どんなものか興味半分で気功を学ぶなら、独学でもよいかもしれませんが、本格的に学びたいなら、ピンキリですけど気功の治療院を経営していて、改善じっっせきも沢山あって繁盛している気功師の先生に習うほうが良いかもしれません。