1 初めに、改善実績があり良くなるものは良くなるという無責任なことは言わない
何が言いたいかというと目先の金に踊らされて、お金欲しさに通ってほしいがために、適当な事や無責任な事を言って、あとで治らなくて、ガッカリ残念な思いはさせませんという事です。
職業と人格は比例しないので中にはこういう人もいますが、私は違います。
初回に症状をお話しいただく段階で、何回くらいで良くなるのか、その不調は気功の適応範囲内の不調なのか、改善実績はあるのか、自信はあるのかを断言してしまいます。
2 ご自身の症状をしっかり自覚してもらう
ご自身は気功を受けに来るくらいなので、痛い辛いは十分わかっているのですが、いつ(あさ、昼、夜、仕事中、寝ている、座っている)、どこが、どのように(痛い、おもい、だるい、痺れる、動きにくい、どの体制が痛い)、週に何回など分かっている人はほぼいません。
そこで、具体的に自分の症状を把握してもらう事から始まります。
最初にしっかりと具体的な症状を記録に残せば、症状が改善する度合いが分かりますので、しっかりと症状を一緒に再確認します。
また気功は体質を改善する治療法なので、どうしても3回、5回と回数がかかります。経過観察をして1週間なりで比較すれば、どれほど改善したのか分かりやすいという大きなメリットもあります。
3 見た目にも影響が出ていることを自覚してもらう
姿勢は健康状態と比例するので、分析といい、左右の肩の高さの違い、猫背、まき肩、前に突き出た顎、たれ尻、胸が垂れるなど姿勢を見ていきます。
顔色やむくんだ顔や手足の状態も確認します。
治療を受けた後で、姿勢改善、バストアップ、ヒップアップなど、ハッキリとした変化が目に見えておきるからです。
4 身体の歪んでいる部分、異常がある部分を分かってもらう
自分の不調を自覚して、見た目にも悪影響が出ているのを自覚してもらったら、今度は体のコンディションがどのような状態かみていきます
体を触ると痛いところやくすぐったいところ、筋肉の凝っているところを全身くまなくチェックすると、くすぐったいや痛いなど左右で感じ方が違うところがあります。
気功の治療の最中にドンドン痛いところやくすぐったいところが消えて、身体が楽になるのを感じてもらえるから、ここでもしっかり検査していきます。
5 気功は受けたら確実に効果があると体感してもらう
検査もせずに、良く分からない状態で気功の治療を受けても、効果が分かりにくいです。
しっかり検査をしてご自身の体のどこがどのように痛い辛いなど、ハッキリ自覚してもらった状態で、気功の治療を受ければ、ビフォーアフターが分かります。
逆もしかりで、効果がなければすぐにその場で偽物の気功とわかってしまいます。
私はいつも一回一回真剣勝負で気功の治療をしています。
初回の検査で判明した、身体のゆがみや不快感や痛みは、当日に最低5割、多くて9割10割を目指して結果を出すようにしています。
6 本当に治るということを理解してもらう
一回目に、痛みや不快感がかなり軽減して姿勢が良くなりバストアップやヒップアップしたり、まき肩や猫背が目に見えて改善したら、気功の効果を信じてもらえます。
しかし気功は魔法ではないので一回で全て治ることは難しい、という事を説明します。
平均、軽いものならば1回から3回、慢性的や長年の場合は5回など、回数がかかっても必ず改善するということを理解してもらいます。
気功は病気や症状を治すものではなく、身体の治癒力を最大限引き出して、治りやすい体に体質改善するからです。
気功の適応範囲の症状なら必ず治ります。
7 定期的に受けることが大切だと理解してもらう
習い事も定期的に通わずに、たま~現れて習った気になって帰っていく生徒は上達しにくいのと同じです。
気功の治療も個人の年齢や症状や体の状態に合わせて受けることが改善への近道という事を理解してもらいます。
まとめ
気功は怪しくて偽物も沢山いるので
気功を受ける時は
何回くらいで治るか治らないか初回で分かって
どこがどのような状態か、自分の体の異常を教えてもらえて
一回で気功の効果が分かる上手い気功師の気功が受けられて
気功は治るための効果のある治療法だと信じさせてもらえて
一回では無理だけど通えば治るんだと思わせてくれる
そういう気功師の気功の治療を受けていただきたいです!というお話でした!
ご参考になれば幸いです。