1. 「丹田なんて別に…」と思っていた頃の私

「丹田ってそんなに大事なの?」

気功を学んでいる人なら一度は疑問に思うのではないでしょうか。

実を言うと、私も最近までそう思っていました——それが、ある瞬間を境に一気に変わったのです。

今回は、私の気功が激変した「中丹田を掴んだ瞬間」の体験をシェアします。

気功と丹田の話って結構出てきますが、そんなに大切なの?と思っていた時期が私にもありました。

恥ずかしながら最近までです。

郭さんが、「丹田を鍛えないと気功は全然意味ないよ!本物と偽物くらい違う。みんなほかの気功師は丹田知らないから、全然ダメ。パワー出てない!」といつも言っています。

丹田の話になるといつも同じことを言うので、そんなに違うの?と思って聞いていました。

郭さんと一緒に気功の稽古?(気功ですでに気の稽古って意味なんですけどね)していると、鳩尾のあたりに感じたことのない感覚が感じるようになったのです横12.3センチ、縦5センチくらいの変な感覚が。

中丹田を掴んだ瞬間、身体に起きた変化

なんだこれと思って、さらに意識をしてみると、何かが違う。

なんかいくつかの新しい感覚が沸き起こるような感じがしました。

力がみなぎるような感覚や、気分が清々しくなるような感覚。中二病臭いですけど力というか何かエネルギーが沸き起こるような感覚がハッキリと感じるのです。

なんだこれ、なんなんだ。と動揺していると郭さんが、「それです。そうです。

やっとコツ掴んだ!今オーラ凄い大きくなってる。さっきまでと全然違う。」と言ってくれました。

なんだかわからないけど、自分でも何かが違うし、郭さんも何かを認めてくれてるので、試しに動功をしてみると、フォームが全く違う体幹がしっかりしていて軸がブレていない。

突きや蹴りの威力が上がるし、こんなにも丹田を操れるのと操れないのとでは差が出るのかと驚きました。

何が起こったかというと中丹田を操れるようになったのでした。

その日は、中丹田の感覚を失わないように、しっかり覚えておけるように家に帰る途中や帰ってからもずっと意識し続けていました。

気功施術の反応も明らかに違った

後日、気功の施術を丹田を意識して行うと、お客さんの反応も不調の改善度合いも今までとは全然違いました。

「やっぱり丹田は別格だった」と思えた理由

もともと私の気功は難病も改善出来ていたので下手ではないと思うのですが、中丹田だけでこんなに違うのか。と余りの差にめちゃくちゃ感心したのと、気功が一夜にして上達したので、とても嬉しくなりました。

「やっぱり丹田は別格だった」と思えた理由

これまでに郭さんが「タントウコウやスワイショウだと、気功ができるようになるのに5年10年はかかってしまう。

もっと早くに気功が上達できる方法あるよ。」と言っていたのが、心から納得できた瞬間でもありました。

まとめ:丹田を軽視していた自分に伝えたいこと

山登りでもそうですが、その高見まで行かないと見れない景色があるのと同じで、体得したものにしかわからない感覚があり、今回は見事にその一例でした。

郭さんの言葉を今まで以上に真剣に聞こうと思いましたし、またいつも常日頃、大切なことを教えてくれてるんだな。と感謝しなおした日でもありました。

普通の日記になってるやないかい!

結論

丹田を体感として掴むと、気功はまったく別物になります。

感覚・軸・出力、すべてが激変します。

この記事が、これから丹田を意識した修行を始めるきっかけになれば嬉しいです。