気の扱い方は“種類”がある
こんにちは、今回は気の種類についてお話しします。
気の出し方と効果を、日々検証していく中で分かることがあります。
それはただ漠然と気を送っているだけでは、思うような結果を出せないという事です。
思うような結果とは、仕事として気功をしているので、不調を改善し卒業させるのが結果です。
そして気を送る方法を変えると、その方法に応じて変化や結果が変わるのです。
つまり、気を送り方を相手の状態によって変えることで、
気の出し方にも種類がある
気の使い方によって反応が変わる
という事がわかるのです。
臨床で分かったのは「気を出すだけ」では不十分という事です。
“どの出し方を使うか”が技術の本質
その使い分けを体系化する必要がある
端的に言い換えるとこうなります。
• 気は出せれば何でも良いわけではない
• 目的に合わせて出し方を切り替えなければ狙ったような変化や結果は出ない
• 出し方は少なくとも5〜6種類ある
• 改善力の高い気の施術は、それらを適切に組み合わせて使うこと
この“技術の階層構造”が、結果を生み出す強みそのものです。
残念ながら気功とは、ただたんに気を送って、なんでも改善するような、便利なものではないというのが気功の現実です。
相手の状態や目的によって最適な気の出し方が違う
たとえば:
●筋肉の緊張が強い人
●自律神経の乱れ
●姿勢のズレや重心の問題
●慢性疲労・倦怠感
●精神的な問題
●その他の原因
自律神経を整える方法が同じではありません。
重心のズレを戻す生体反応と、筋肉の緊張を抜く方法も違います。
その違いを“現場の結果”で見極めながら、
「この状態、この症状にはこの使い方」
という形で、気を送る技術を体系化していきます。
これは机上の空論ではなく、実際に改善が起きた“事実”だけを積み上げた技術体系です。
実際に私が長年の施術と検証で整理してきた結果であり、
これは主観や感覚ではなく、“やり方によって出る反応が違う”という事実ベースです。
このように、
「気を出す=万能」ではなく、
“どの出し方を使うか”で変化や結果も変わるのです。
だからこそ、
• 改善スピードが速い
• 数回で変化を出せる
• 再現性が高い
• 施術の方向性がブレない
こういった結果につながります。
■気の技術は“変化で分類”できる
■気そのものを“感じる”のではなく、
■気を使ったときに起きた“反応”で分類しているというわけです。
だから、
• 見える/見えない
• 何かの光がある/ない
• 手がビリビリする/しないこういう感覚は、本質ではありません。
気を使って施術する際に、いかに正確に効率よく、再現性をもって、確実に結果を出すかという事が問われます。
その為に、的確に気を用いることが必須となります。
これこそが、気功の「種類」の本質です。
感覚の曖昧さではなく、現場での反応の違いから生まれた分類です。
■私は約6種類の「気の出し方」を持っている
細かく分類すると、現時点で私自身が把握している気の出し方は6種類です。
同じ“気を出す”でも結果が違う働きをします。
では、具体的に私の分類した気の出し方を簡単に紹介します。
1. 基本型(漠然と送る):、広範囲に作用するが、特化していないため効果が鈍い。
2. 精度重視型:ピンポイントで集中。
実際の現場では複数の組み合わせ複合して、最短で最速で最大限の効果を出す事を目指しています。
これらの種類は、決して感覚の旅ではなく、数百回の施術と検証から抽出されたものです。
たとえば、緊張が強い人にはストレスを落ち着かせる気功をまず使い、反応が弱ければ「歪み調整型」に切り替える。
こうした使い分けが、気功の真価を発揮します。
■私の場合、目的は“改善”のみ、変化がないは許されない
私の場合は気功の施術の精度を日々求め、上げていく理由は単純で、なおかつ強い動機があります
■症状が改善しない技術には価値がない
実際に良くありますが、偽物の気功師に口で言いくるめない限りは結果の出ないことにお金を払う人はいません。
つまり依頼されて気功を行うために、結果を出す仕事が求められます。
■改善できる技術だけが必要
仕事としてやっている以上、改善しない方法には一切意味がありません。
• より精度が高いか
• より早く反応が出るか
• より確実に変化を作れるか
• より少ない負担で改善できるか
この「改善力」だけが基準になります。
何故ならば仕事だからです。
間違った方法に時間を使うことが許されない環境だからです。
結果を出す事を依頼されていて、生業として行う以上は、その都度何かしらの結果を出す事が最低条件です。
結果を出すために、毎回必ず検証し、従来のやり方を常に改善していく必要があります。
常に良いものを提供するという姿勢が、仕事としてお金を頂く以上は必須となります。
■間違った気の送り方をしなくなる理由
改善だけを基準にしていると、必然的に「間違った方法」は排除されていきます。
• 効かない→不採用
• 再現性がない→不採用
• 反応が弱い→改善または廃棄
• 再現性と反応が強い→採用・体系化
この繰り返しによって、正しい方法だけが残り、
結果として“技術の精度”が自然と高くなります。
結局は「改善する技術をどう積み上げるか」
◎感覚でやるのではなく、検証で技術を作る
◎使える技術だけを残していく
◎症状改善のための体系を構築していく
◎気の扱い方を種類として理解し、状況で使い分ける
ここまでやると、
もう“偶然良くなる”という世界ではなく、技術として狙って改善を作る領域になります。
気功の種類まとめ
気功の種類をマスターするためのステップ結局、気功は「気の出し方」の種類を理解し、状況に応じて使い分ける技術です。
万能ツールではなく、目的に合ったツールボックスなのです。
あなたがこれを実践するなら、自分で実践して自分で発見、気付きを得る事です。
• まずは自分の施術で「反応」を記録する習慣をつけましょう。改善したか、変化の度合いは?をノートに。
• 間違った方法は即排除。改善力だけを基準に。
• 徐々に種類を増やし、体系化。初心者でも、1〜2種類から始められます。
このアプローチで、気功は「偶然の癒し」から「確実な技術」へ変わります。
仕事として、または自己研鑽として、ぜひ検証を続けてください。
上手くいけば結果が出る喜びが待っています!
ご参考になれば幸いです。
最後までお読み頂き有難うございます。
またよろしくお願いします。

