こんにちはよろしくお願いします。
今回は気功と言うと、宇宙や愛といった抽象的な概念を説いている人もいます。
でも気功を良く知らない人は、愛とか宇宙と言われると、逆に良く分からなくなってしまう人もいると思います。
色んな事含めて気功には愛とか宇宙とか、全然関係ないよというお話をします。
ハッキリ言ってしまえば、愛や宇宙という抽象的な概念で気功を教える気功の先生と、他の治療法などと同じようにやり方を教えてくれる先生、どちらが理解しやすいでしょうか？という事です。
1 効果を重視した実践的アプローチ
気功は、「イメージ」や「精神論」ではなく、身体や意識を使った具体的な技術です。
そのため、「愛」や「宇宙」などの漠然とした概念とは全く関係がありません。
技術を習得する過程では、意識の使い方を理解し、向上心や試行錯誤の努力は必要ですが、それ以上に抽象的な要素を持ち込む必要はありません。
実際、私自身が気功を行う際に「愛」や「宇宙」といったものを用いることはありません。
むしろ、そういった概念は気功の本質から外れたものであり、技術の精度や効果を低める可能性の方が高いです。
当然それらが効果を高めることもありません。
「そんなものを使わないから知らないだけ」といった反論があるかもしれませんが、現代ではYouTubeなどで膨大な情報が発信され、多くの治療家が活躍しています。
もし「愛」や「宇宙」を意識すると気功の効果が劇的に高まるならば、それを実践し、結果を出す人がもっと世に出ているはずです。
しかし、現実にはそのような人はいないことが、抽象的なイメージは関係ない一つの証明になります。
結論として、気功においては「愛」や「宇宙」などの抽象的な概念は不要であり、本当に効果を出すためには、具体的な技術と実践に基づく再現性のあるやり方こそが大切です。
2 再現性と科学的アプローチの重視
再現性と科学的アプローチを重視する観点から考えると、「愛」や「宇宙」といった概念は気功の技術として成立しません。
これらの抽象的な要素は、人によって解釈や感じ方が異なるため、共通の基盤や技術としての一貫性を保つことができないからです。
例えば、「愛が足りない」「宇宙を感じられない」という個人の感覚が気功の習得や実践に影響する場合、技術としての再現性が失われます。
また、「今日は天気が悪いから宇宙を感じられない」など、外部要因や個人の精神状態に左右される不安定な技術になりかねません。
実際に気功の技術を向上させるために効果的だったのは、筋力検査や、姿勢分析など体感や見た目で分かる検査でした。
また解剖学、神経学、生理学といった医学や科学の知識を深めることでした。
こうした具体的なメカニズムの理解が、技術を支え、実践における効果を確実にする鍵となっています。
これらの知識を取り入れることで気功の技術は大きく向上し、再現性や結果の安定性が高まりました。
結論として、「愛」や「宇宙」のような漠然とした概念は、気功において不必要です。
科学的なメカニズムを理解し、それに基づいて技術を磨くことが、気功の効果を最大限に引き出すための最善の方法です。
3 顧客・生徒のニーズに即した説明
簡潔かつ分かりやすい言葉で改善の仕組みを伝えることで、納得感や理解を得やすくなります。
しかし、そこで「愛」や「宇宙」といった話を持ち出しても、患者や生徒には響きませんし、「それがどう効果に繋がるのか？」という疑問を生むだけです。
もし仮に劇的な効果をもたらすのであれば話は別ですが、現実的にはそれらが直接効果を高める要素にならないので説明することは難しいのが実情です。
また、そういった抽象的な概念は、顧客や生徒にとって有益ではないどころか、理解度を低下し混乱を招くことすらあります。
それらは、洗脳や催眠のような手法には役立つかもしれませんが、現実的な治療や指導にはそぐわないと考えます。
結論として、患者や生徒が求めているのは、具体的で効果が再現性のある技術や方法です。
「愛」や「宇宙」といった抽象的な概念は、それを提供する上で関係がないばかりか、かえって誤解や不信感を招く要因となるため、排除すべきでしょう。
4 治療家としての姿勢
治療家としての本質は、職人や技術者として実際に患者の不調を改善・解消することにあります。
そのため、「精神論」や「愛」「宇宙」といったテーマを持ち込むことは、むしろ不必要であり、そういった話をすることで「この人、本当に治せるのかな？」と疑問を持たれる可能性すらあります。
現実的に、こうした抽象的な要素がなくても治療の効果を上げることは可能であり、実際に私自身がそれを証明しています。
余計なものを排除し、純粋に技術で勝負することが最も説得力を持ち、結果的に患者さんにも喜ばれます。技術による結果が全てであり、それが信頼につながります。
「宇宙」や「愛」などの概念を持ち出すのは、むしろ知識や技術が不足している治療家に多い傾向ではないでしょうか。
理解度が浅いと、抽象的なテーマに頼ってしまうのだと感じます。
しかし、治療家として本当に必要なのは、具体的で再現性のある技術と、それによる明確な結果です。
結論として、治療家としての使命は余計な要素を徹底的に排除し、技術と結果で患者に応えることです。
それこそが信頼を得る最善の方法であり、「宇宙」や「愛」といった抽象的な概念は、全く必要ありません。
気功の本質はシンプルである
「治癒力を正常に戻すだけ」というシンプルな説明が十分です。気功の本質は、気を送ることと体の自然な回復力を引き出すことの2点に尽きます。
それ以上でもそれ以下でもありません。
この2つだけで気功の仕事は成り立ち、それが患者や生徒が求めているものでもあります。
患者が気功に期待するのは、心と体を健康にすることであり、治療の手段が気功であるかどうかは二次的な問題です。
「たまたま今回は気功で治るかもしれないと思って来ました」という感覚で来る人も少なくありません。
そこで大事なのは、単純に気を送る、気を出す、そしてその結果として治るという技術だけです。
気功に「愛」や「宇宙」といった抽象的で曖昧な概念を持ち込む必要は一切ありません。
なぜなら、それらがなくても技術として成立し、結果を出すことができるからです。
気功は技術であり、それに精神論や抽象的な要素を付け加えるのは不要です。
もちろん、技術を磨く過程で意識を高めたり、自分自身を向上させる努力は必要です。
しかし、「愛を持って」「宇宙を感じて」といった漠然とした考え方は、それとは全く別の話です。
気功の本質は非常にシンプルで、純粋な技術に基づいているだけです。
結論として、気功はただの技術であり、余計な抽象的な要素を持ち込む必要はありません。
気を送ること、自然治癒力を引き出すこと、ただそれだけで結果を出せるからです。
それが気功のシンプルで本質的な部分なのです。
結論
結論として、気功において「愛」や「宇宙」のような抽象的な概念は全く必要なく、技術そのものの実力と効果に焦点を当てるべきです。
余計な要素を徹底的に排除し、暗示や催眠に頼ることなく、純粋に効果的な技法や教え方に集中することで、多くの人々に信頼される技術となります。
気功は疑われやすい面もありますが、だからこそ「気功は技術であり、しっかり効果があります」という姿勢を貫くことが重要です。
そのためにも、「ただ気を送ることで自然と治る」という気功のシンプルな本質を大事にし、不思議な部分があったとしても、その効果を証明できる明らかな結果を出し続けることが求められます。
気功は、「なぜか分からないけれど効く」という不思議さを持ちながらも、確かな結果を生む技術です。
その価値を伝えるためにも、抽象的な要素を排除し、純粋に技術の精度と効果に集中するべきだということです。
これが、気功がより信頼され、広く受け入れられるための最善のアプローチです。
