気は感じられるけど、出す感覚がわからない?
こんにちは。
今回は「気を出す感覚」についてお話します。
気功の教室に通っているある生徒さんから、こんな話がありました。
「初級の2回目が終わって、手から”気が出てる”感覚はつかめました。でも、”気を出す”感覚はまだつかめません…」
これはとてもよくある話で、実は理由はとてもシンプルです。
“気を出す感覚”はまだ教えていなかったからです。
気を出す感覚は「手のひら」ではない場所で生まれる
手のひらから”気が出ている”のは、実際に体感として分かりやすい部分です。
でも、「出ている」と「出している」は別物です。
ここを例えるなら、”蛇口”が分かりやすいかもしれません。
- 水が出るのは「蛇口の先端」
- 水を出すのは「ハンドルをひねる部分」
この違いです。
手のひらは水が出てくる蛇口の先端にあたります。
でも、気を出すための”ハンドル”は別の場所にあります。
じゃあ、どこが”気を出すスイッチ”なのか?
よく「下丹田(臍下)」から出すと教えられますが、初心者にはそれでは難しすぎます。
- 下丹田は位置もぼんやりしていて分かりにくい
- 普段使っていないから、感覚が養われていない
- 感じられるようになるには時間がかかる
「感じられない場所」をスタートにしてしまうと、上達までに月単位で時間がかかってしまいます。
中丹田なら、誰でもすぐに使える
そこでおすすめするのが、中丹田(胸の真ん中・胸骨のあたり)です。
中丹田は、
- 普段から誰もが使っている場所
- でも自覚していないだけ
- コツを教えれば、5分で感覚がつかめる
実際、先ほどの生徒さんも中丹田の感覚を伝えたところ、数分で「気を出す感覚」が掴めるようになりました。
下丹田と違い、いま既に使っている場所だからこそ、早く実感できます。
中丹田の使い方は、人によって入口が違う
中丹田の意識の仕方は、人によって入口が違います。
これらで最適な意識のかけ方が変わるため、文章で一律に伝えるのは難しい部分です。
15年の臨床で見てきた限り、独学で中丹田に気が付ける人や、使えるようになる方はいないと思います。
理由はシンプルで、「自分が今やっていることが合っているか」を判定する基準が外にないからです。
手のひらの感覚と違い、中丹田の感覚は最初は、自分で気が付けたら気功の達人か天才だと思います。
教室では、その場で中丹田の感覚をつかむ方が多い
教室では、その人の体に合わせて中丹田の感覚を引き出します。
早い方は数分、ほとんどの方は1回の体験で「これか」とつかめます。
独学で半年詰まる前に、一度教室で感覚を確認してみてください。
中丹田を体で覚えてしまえば、気功の上達は一気に進みます。
まとめ
- 手のひらは「気が出る場所」であって、「気を出す場所」ではない
- 気を出す感覚は中丹田(胸の中心)が鍵
- 下丹田は初心者には難しすぎる
- 中丹田の使い方は人によって違うため、独学では気づきにくい
※効果には個人差があります


