こんにちわ今回は気を感じるコツ、大切さについてお話しします。

なぜ気功習っているのに、気を出せない、気を感じられないのかその理由と解決方法を説明します。

外気功や内気功をやってみたいけど、うまく気を感じられない人もいるはずです。

せっかく気功を習いに通っているのに気を上手く感じられない、先生のいう事が今一理解しきれない、上手くできないという方も。

うちの気功教室の初級や気功の体験会に来る人でも、これまでにまったく気を感じられないけど、気を感じてみたいという方もいます。

そこで体験会や気功の教室で、一番初めにお伝えしている外気功の練習法があります。

Youtubeや気功のブログなどにいくらでも出てくる気功の練習法の中ではかなり一般的な方法です。

簡単に気を感じる方法に開合という気功の基本のような練習法は、どんな方法か説明します。

1 陶器を作る時にろくろを回すように自分の左右の手のひらを向かい合わせます。

2 向かい合わせた手のひらの感覚を広げたり狭めて、手のひらから出ている気を感じます。

方法はこれだけです。

凄く単純で難しいことは一つもありません。

ただ自分の胸の前で手のひらを向かい合わせて気を感じるだけでよいのです。

これでも一応やり方を教えたことになりますよね?

この教え方だとセンスが良くて気を感じられる方は感じられますが、センスが悪い人は全く理解が出来ないという事もあります。

ただ、生まれて初めて見る良く知らない道具を渡して、使ってみろと言ってるようなものです。

使い方も分からない物を目の前に差し出されてすぐ使える人はどれくらいいるのでしょうか。

これが一般の気功教室で学んでも、いつまでたっても気が出せるようにならない理由です。

この教え方は見た目の形を教えただけで、意味や本質を教えてないので、教えられた方は理解しにくいということなのです。

意味や本質というのは、意功の事です。

意功をしているとしていないとでは、見た目は同じ動きをしていても、質が全く変わります。

たとえば、力比べをした際に、私が外気功を使って行うと、相手は両腕で思いきり押えてもらっても、こちらは片腕で相手をはねのけられます。

外気功を使わなければ、相手が両腕なので絶対に勝てませんが、外気功を使えば自分と相手の身体の質や反応が変わり相手を簡単に崩せるようになるのです。

見た目には同じでも、意功により気功、体功がかわり、身体の使い方や力の出方、重心などが変化しているのです。

この意功という事を教えないと、非常に外気功の世界は分かりにくいのです。

こんどは先ほどお伝えした開合の教え方を意功を交えてお伝えします。

1 陶器を作る時にろくろを回すように自分の左右の手のひらを向かい合わせます。

2 向かい合わせた手のひらの感覚を広げたり狭めて手のひらから出ている気を感じます。

3 手の平の感覚を広げたり狭める時に、手のひらの間に???を思い浮かべて、???します。

???は何でもいいのです。

意識と身体をつなげるための説明になるので、上手くできるようになれば、どんなやり方でもよいです。

この???の部分を個人個人に合わせて教えると、すぐに実践できるようになるのです。

上手くできると手のひらの気を感じる感化が変化したり強まり、人によって感じ方は変わりますが、ピリピリ感や熱感を感じる方もいます。

この???の部分は、手の位置や、見た目のことではなく、意識の話です。

これが意功というもので、意識使いと身体使いを連動させるために大切な功です。

この意向を教える事で、手から気を出せるようになるのに、1時間もあればその場で外気功ができるようになります。

外気功を数か月習ってから気を出せるようになるのは、遠回りしすぎです。

気を感じたり気を出すのに、月日は掛かりません。

もちろんその上の段階に行くには、習い事と同じように月日は掛かりますが、、最初のとっかかりの気を感じる気を出すはすぐ出来ます。

そもそも気と言うのは、感じられないだけなので、無自覚から自覚へと変化させるだけなので、その一番最初の気付きは簡単なのです。

初級の気功の講座を受けた方で、一回目に気の感じ方を教えて、次の講座までに時間のある時に練習してもらうと、少し気を感じられるようなるのです。

で一週間後など二回目の講座で気の出し方を教えると、その場で気が出せるのは良くあります。

なぜかというと、気を感じられると気が出ている自覚がなくとも、気の出し方を教えると気が出るようになるからです。

しかし教え方が悪いと理解に時間がかかり、会得にも数か月必要という事です。

何年も通っている兄弟子たちが気を出せるようになってないのを見て、私もこのままでは気を出せるようにはならないと悟ってやめていくという話も良くあります。

気を感じられるようになるには、意功が大切という話でした。