「気功は怪しい」と医療従事者ほど警戒します。
先日、精神科で働く医師と看護師のご夫婦が体験会に来院されました。
最初は警戒されていたご主人が、姿勢・腰の可動域・トラウマ想起時の身体反応の変化をその場で確認し、最終的に「ぜひ習いたい」とおっしゃいました。
本記事はその記録です。
気功を怪しいと思うのは、医療従事者として当然の感覚です
「気功」と聞いて警戒するのは、医療現場で働く方ほど自然な反応です。
実証しづらいもの、再現性のないもの、根拠の曖昧なものに、医療従事者は職業的に距離を取ります。
これは正しい姿勢です。
当院に来られる方の多くも、最初は半信半疑です。
15年やってきて、医師・看護師・鍼灸師・柔道整復師といった医療職の方が来院されるケースが増えましたが、ほぼ全員が「半信半疑だった」と後から話されます。
つまり「怪しいと思いながら来る」のが、この職業の方の自然な入り方なのです。
体験会に来られた精神科の医師・看護師ご夫婦
先日、医師と看護師のご夫婦が気功体験会に来院されました。
お二人とも精神科領域に携わっておられます。
最初、ご主人のほうに警戒があるのが分かりました。
医療の世界では「実証しづらいもの」という印象が先に立つため、当然の反応です。
だからこそ、いつも以上に説明を丁寧にしました。
・どういう原理で身体に反応が出るのか
・何をしていて、何をしていないのか
・その場で確認できる変化とは何なのか
・私が普段どのように検証してきたのか
感覚的ではなく、論理的に順序立ててお伝えしました。
なぜ気功で身体反応が出るのか
気功で起きる変化は、主観的な体感ではなく、観察可能な身体反応です。
自律神経が過剰に働いている状態では、筋肉が常に緊張し、姿勢が崩れ、可動域が狭まります。
気功で介入するのは、この「過覚醒の脳」と「持続的に緊張している筋膜」です。
ハワイで解剖研修を受けたとき、筋膜が層構造で連続していることを実物で確認しました。
一箇所の緊張が離れた部位に波及することは、解剖学的に説明できます。
気功で「触れずに肩が抜ける」現象も、この連続性の中で起きていると私は捉えています。
スピリチュアルな世界の話ではなく、神経系と筋膜系に対する技術です。
15年の臨床で構築した、再現可能な技術として提供しています
2010年の開業から15年、整体・カイロプラクティック・オステオパシーを経た方が「最後にたどり着く」場として運用してきました。
医師・看護師・鍼灸師・柔道整復師に対して、気の出し方・感じ方・施術の方法を指導した実績があります。
技術を他者に再現させられる状態まで言語化してきました。
体験会では、お二人それぞれに起きた身体変化をその場で確認していただきました。
体験前後の変化サマリー
| 確認項目 | 体験前 | 体験後 |
|---|---|---|
| 姿勢・重心 | 立ちにくさを自覚 | 重心が変わり、首・胸のラインが伸びる |
| 腰のひねり | 左に引っかかり・左右差あり | 左右差がほぼ消失 |
| 脚の力・動作 | 立ち上がりにブレ | 力が入りやすく、動作がスムーズ |
| トラウマ想起時 | 胸の重さ・呼吸の浅さが出る | 身体反応が出てこない |
以下、それぞれを詳しく書きます。
1.姿勢が変わり、重心の位置が即座に動いた
最初に変化が出たのは姿勢でした。
奥さまはヨガを長く続けている方で、自分の姿勢の変化に非常に敏感です。
その奥さまが「明らかに重心が変わっている」「立ちやすさが違う」「首・胸のラインが自然に伸びている」と即座に気づかれました。
さらに、ご主人の姿勢の変化にも気づかれていたのが印象的でした。
ご主人も「外見的に変わるのが速い」と驚いていました。
2.腰をひねったときの左右差が、その場で減った
体をひねったときの腰の引っかかりを、体験前後で比較してもらいました。
体験前は「左だけ引っかかる」「右ほど回らない感じ」と言われていました。
体験後は「左右の差がほとんどなくなっている」「ひねったときの違和感が消えている」と確認されました。
ご主人は、自分で動いて自分で比較できる変化に強いリアリティを感じておられました。
再現性のある変化は、医療者ほど納得しやすいポイントです。
3.脚の力と動作のスムーズさが変わった
ご主人に実際に体を動かしてもらったところ、脚に力が入りやすくなり、立つときの安定感、動作のスムーズさが変化していました。
抽象的な話ではなく、本人が能動的に動いたときに分かる機能的な変化です。
医療者目線でも納得しやすい反応でした。
4.トラウマ想起時の胸の重さが消えた(精神科医が最も注目した点)
最後に、トラウマに関する技術を簡易的に体験してもらいました。
施術前は、嫌な場面を思い出すと胸のあたりに重さ・ざわつきが出るとのことでした。
施術後は、思い出しても嫌な感覚が出てこず、身体の反応(胸の圧・呼吸の浅さ)が消えていました。
ご主人はこの点に最も強い関心を示されました。
精神科領域では「思い出すと身体が反応する」現象を日常的に見ているため、身体反応レベルで変化が起きるプロセスに驚かれていたようです。
「ぜひ習いたい」とご夫婦そろって希望されました
4つの変化を順に確認したあと、ご夫婦は「ぜひ習いたいです」「こういう世界があったとは知らなかった」とおっしゃいました。
医療の最前線にいる方が、実際に身体反応を確認したうえで納得し、学ぶ側に回ると判断された。
これは私にとって意味のある出来事でした。
気功は、体験し、確認し、再現していく技術です。
当院では、医師・看護師・鍼灸師にもこの技術を指導してきました。
気功を技術として身につけたい方は、以下から気功教室の詳細をご確認ください。
この気功体験会・教室が合う人、合わない人
合う人
・複数の治療院・気功院を経たが、納得できる説明に出会えなかった方
・身体反応レベルで変化を確認したい方
・医療従事者・専門職で、再現性のある技術を身につけたい方
・40〜60代で、結果と本物を優先される方
合わない人
・スピリチュアルな世界観や非物質的な説明を求める方
・努力や継続なしに即時の万能解決を期待される方
・医療機関での治療を中断して気功に切り替えたい方(中断は推奨しません)
よくあるご質問
体験会と気功教室はどう違いますか?
体験会は身体反応をその場で確認していただく場です。
気功教室は、その技術をご自身で再現できるよう段階的に身につけていただく場です。
医療従事者ではないのですが、教室に参加できますか?
参加できます。実際の参加者は医療職以外の方が中心です。
本記事は懐疑的に見られがちな医療職の方が納得された事例として掲載していますが、参加要件ではありません。
体験会で変化が出なかった場合、教室を受講する意味はありますか?
体験会では身体の状態によって変化の出方に差が出ます。
教室では時間をかけて感覚を育てていくため、体験会で変化が分かりにくかった方でも、段階的に身体反応を確認できるようになります。
遠方ですが学べますか?
気功教室は対面で行います。遠方の方は、遠隔気功で施術のみを受けていただくことが可能です。
気功を技術として身につけたい方へ
気功は、確認し、再現していく技術です。
15年の臨床で構築した手順を、段階を踏んでお伝えしています。
医師・看護師・鍼灸師・柔道整復師に対して指導した実績があります。
医療職の方が「習いたい」と判断する技術が、ここにあります。
※身体反応の出方には個人差があります。


