「重症だから治りにくい」は誤解です
よく治療家が「重症だから簡単には良くならない」と説明しますが、実はこれは真逆です。
重症というのは、言いかえれば体の歪みや神経の異常が大きく出ている状態です。
だからこそ、整えたときの変化も大きく出やすいのです。
たとえば、ひどく汚れた部屋ほど、掃除をすればすぐに変化がわかります。
それと同じように、体の状態が悪いほど「変化の余白」が多く、初回から改善がはっきり体感できるのが本来の自然な反応です。
つまり、重症だからこそ、初回で変化が出やすいのです。
そして施術を重ね、体が整ってくると、改善の「伸びしろ」が減っていくため、変化もだんだん穏やかになります。
これは効果がなくなったのではなく、反応が小さくなるのが自然な回復の流れです。
「重症だから時間がかかる」と言う気功師の本音
一部の施術者は「重症だから改善には時間がかかる」「何度も受けないと効果は出ない」と説明します。
しかし、これは本当なのか?
答えはNOです。
その理由は単純です。
「腕が足りず、改善できない」ことを、重症だから仕方ないとすり替えているだけなのです。
本当に効果のある施術であれば、重症であるほど体の歪みや神経の異常も明確なため、むしろ変化が出やすい。
それを改善できないというのは、施術者の実力不足を症状のせいにしているに過ぎません。
「こう言われたら要注意」典型的な言い訳パターン
遠隔気功を受けたのに何の変化もないと、「こう言われた」ことはありませんか?
・「まだ体が反応していないだけです」
・「エネルギーが届くまでに時間がかかります」
・「体の中で変化が起きていて、あとから良くなっていきます」
・「何度か受けるうちに効果がわかってきます」
これらは、すぐ改善するはずが改善できないことをごまかすための言い訳にすぎません。
そもそも身体の中身がゆっくり変わって、あとから良くなるという理屈は、医学的にも根拠がありません。
そして、私自身もこれまで初回で変化がない施術が、後から効いてきたという経験はありません。
本当に効果があるものは、その場で神経や可動域、感覚などに即反応が出るのが普通です。
「何度も受けないとわからない」と言われたら、それはすでに「効いていない」という事実を素直に受け入れる時です。
「何も感じなかった場合」はどうすべきか?
遠隔気功を受けても、体に何の変化も感じなかった。
そんなときに「続ければわかる」「浄化が進んでいる」などの説明だけで引き延ばされる場合
本当に続ける意味があるのか、冷静に考える必要があります。
遠隔気功は、触れずに神経や体に働きかける高度な技術です。
だからこそ「届いていれば、何らかの変化は初回から現れる」のが本来のあり方です。
何も感じなかった=効果が届いていない可能性が高い。
その場合、無理に続けず「やめる勇気」も重要です。
「何も感じないのに信じてしまう」心理に注意
遠隔気功を受けてみたものの、何も感じない・変化もない。
その場合、理由はとてもシンプルです。
- 腕がない
- 届いていない
- つまり効果が出ない
本来、体に届くものであれば必ず神経や感覚に“何かしらの変化”が現れるのが自然です。
何も起こらないということは、「届いていない=技術がない=偽物である可能性が高い」と考えるべきです。
そもそも最初に効果がないものを継続しても無駄です。
- 気功は物理接触がないからこそ「体感」が重要
- 「何も感じなかった」という人が一番多いのが悪徳な気功
- 「続ければ変わる」という言葉で回数・料金を引き伸ばされる
それでも多くの人が続けてしまう理由は
「お金を払ったから、効果があると思いたい」
「自分が騙されたとは信じたくない」
という心理的な自己防衛が働くからです。
これが、最も多い遠隔気功を受けて起こる「失敗のパターン」です。
本物の遠隔気功を受けても効果が出にくいケース
遠隔気功の「適応範囲外」とは?
遠隔気功は、神経や感覚に働きかけて変化を起こす施術です。
そのため、次のようなケースでは適応外となることがあります。
精神状態が不安定な場合
幻覚や妄想などがあると、自分の体の変化に正しく気づけなかったり、現実との区別がつかないことがあります。
強い薬を服用している場合
精神安定剤や睡眠薬などで神経の働きが鈍くなっていると、気功の反応も弱く、変化に気づけないことがあります。
このような状態では、施術の反応を本人が正確に感じ取れず、術者も届いたかどうか確認できないため、そもそも施術が成立しにくいのです。
ワンポイント補足
実際の現場でも「変わっていても気づけない」「否定してしまう」といったケースは少なくありません。
本人の感覚が安定していない場合、気功の判断も難しくなるのが正直なところです。
遠隔気功の効果はあるのに「気づけない・認められない」ケース
強い薬に依存している
精神状態が不安定な場合
たとえば、幻覚や妄想がある統合失調症、アルコールや薬物の依存が重度な状態などです。
こういった場合、本人が現実と自分の体の変化を正しく感じ取るのが難しくなるため、たとえ施術によって何か変化が起きても、その効果を自覚するのが困難になります。
強い睡眠薬・安定剤を飲んでいる場合
強い薬を飲んでいると、神経の働きが鈍くなっているため、気功を受けても体が反応しにくかったり、反応しても鈍く感じる・気づきにくいことがあります。
理想と現実
実際に遠隔気功を受けて効果が合っても、「ある一部だけが改善されているのに、他の症状が残っているから“全体として変わっていない”と勘違いする」ことがあります。
たとえば、頭痛・首・肩すべてがつらかった方が、施術後に頭痛は完全に消えた。
けれども首や肩の違和感が残っていたために、「効果がなかった」と感じるケースです。
これは「効果がない」のではなく、理想の状態にまだ届いていないだけです。
そしてそれは「一回で全部が完璧になるべき」という誤解や、これくらいは楽になりたいという願望から来るものです。
これは施術者側が、事前に状態を把握し、施術後にリアルタイムで変化を一緒に確認できるようにすれば、防げる場合がほとんどです。
東京・池袋で整体院・気功整体院を経営。気功歴15年以上・施術実績10,000件以上。施術の知識を深めるためハワイの大学の解剖実習プログラムに参加し、献体を使った解剖を経験。来院者には医師・看護師・薬剤師も含まれる。遠隔気功の実績は北海道から沖縄、海外(フランス・アメリカ・オーストラリア等)に及ぶ。鍼灸師・柔道整復師への技術指導実績あり。気功教室・体験会も主宰。気功教室の受講生には医師も在籍。「信じなくても良いので、体の変化で判断してください」というスタンスで施術を続けている。


