治せないのに「治ります」と言う施術家が多すぎる

良くなりますよ、通えば楽になりますよ──そう言われて信じて通ったけど、まったく変わらなかった。

そんな経験をした方もいると思います。

でも、そもそもその施術家、本当にその症状を改善した経験があるんでしょうか?

私は「この症状は過去に改善したか?」「どのくらいの回数で変化があったか?」を初回で正直に伝えます。

症状を具体的に記録する理由

施術を始める前に、今どこがどう辛いのかをできるだけ具体的に把握しておくことが大切です。

なぜかというと、実際に良くなってきたときに、「あれ?何がどれだけ楽になったんだっけ?」と変化に気づけない人がけっこう多いからです。

体は正直に変わっているのに、人間は不快感がなくなると、元の辛さを忘れてしまうものなんです。

だから私は、最初にしっかりと状態を聞き取り、記録して、改善の変化が分かるようにしています。

本当に良くなっているかどうかは、本人の体感だけに頼らず、客観的にもハッキリさせるのが大事なんです。

なぜ検査が必要か

気功の施術を受ける前に、体の状態をしっかり検査することがとても重要です。

どこが痛いのか、どう動かすと辛いのか、どんな歪みがあるのか。

それを確認せずにいきなり気功を受けても、効果が出ているのかどうかが分からなくなります。

逆に、最初に状態をはっきりさせておけば、施術後に「さっきとここが違う」と変化に気づけます。

これが本物の気功かどうかの見極めにもなります。私は毎回、真剣勝負で施術しています。

初回の検査でわかった痛みや不快感、ゆがみは、その日のうちに7~9割以上の改善を目指して施術します。

一回ごとの変化を、ちゃんとその場で実感していただくことを大切にしています。

見た目の影響

姿勢や顔色、むくみなどの見た目の変化は、体の状態を正直に映すものです。

体調が悪い方は、猫背・まき肩・肩の高さの左右差・顎が前に出る・たれ尻・胸の下垂など、見た目にも不調があらわれてしまいます。

でも、施術で体が整ってくると、バストアップ・ヒップアップ・肩の左右差が整う・姿勢が真っ直ぐになるなど、目に見えてその場で変化が出ます。

「鏡を見たら明らかに違う」「写真で見ると一目瞭然」そう言ってほとんどの方が驚かれます。

体の内側が変われば、見た目も変わります。

見た目で結果がわかるのが、本物の施術だと私は思っています。

自覚できない不調こそ、見逃さない

ご本人が「なんとなく不調」と感じていても、実際に体を触ってチェックすると、自分では気づいていなかった歪みや異常がいくつも見つかることがあります。

押すと痛い場所、左右で感覚が違う筋肉、コリの強い部分──そういった“自覚していなかった異常”が、実は今の不調の原因だったりします。

私は施術の前に、全身をくまなく確認して、どこに問題があるのかを明確にします。

そして、施術中に実際にどんどん痛みや違和感が消えていくことで、「自分の体が今、変わっている」ことを実感してもらえます。

ただ気持ちいいだけじゃなく、変化がハッキリと分かる施術であることを大切にしています。

ほとんどの症状は一度で変化が出せます

ほとんどの症状は一度で変化が出せますよく「何回通えば良くなりますか?」と聞かれますが、私の施術ではその場で変化が出ることが当たり前です。

軽い症状なら1〜3回、長年の不調でも5回以内にははっきりと改善が見えることがほとんどです。

もちろん気功は魔法ではないので、何でも一発で完全に治るとは言いません。

でも、1回の施術で「これだけ変わるのか」と実感できるレベルの変化を出すことが、私の中での最低基準です。

何度も通わせたり、効果があるのかないのか分からないような曖昧な施術は、私は一切しません。

まとめ 本物の施術は「変化がわかる」ことが前提です

どんな施術を受けるにしても、「効果があるかどうか分からない」ようなものを、言葉や雰囲気だけで信じて通い続けるのはおすすめしません。

私が大事にしているのは以下のようなポイントです。

施術者の実績や判断を、初回で誠実に伝えること症状を具体的に記録します。

どれだけ変わったかを自分でも分かるようにすること施術前後で、見た目・動き・感覚などにハッキリと変化があること本人が気づいていない体のゆがみや不調を見つけ、的確に整えること一度の施術で、体の変化を実感できる。

だからこそ、必要な回数だけ受けて終われる。

それが本物の気功であり、結果で判断できる技術だと私は考えています。