こんにちは今回は気功は催眠術や暗示なのかと言う話をします。

結論から言うと催眠や暗示を利用している気功師は沢山います。

むしろ暗示や催眠を利用した気功師の方も多く蓋を開けてみると自己啓発のセミナーに気功という都合よく使ってるいる人もいます。

建築の社長をしている幼馴染が、仕事で岩手に行くけど一人だと電車とか暇だから一緒に来てくれと言うので付き合う事にしました。

夜になって、時間があったので気功をすることになりました。

ただ気を送ったのでは分かりにくいと考え、最初に筋肉がこっているところを軽く触ると痛いとかくすぐったいと頃を一緒に軽く確認しておきました。

数分気を送ると痛いのがなくなり、おおこれは凄い痛くなくなってる!と驚いていたのですが、左の肩コリはずっとあってこれは変わらない、まだこっているという事でした。

そこでもう少し気を送ってみようと思い、気を送り続けている最中に何か感じるか聞くと何も感じないという事でした。

けっこう気を感じる方はいるので、もしかしたらと聞きましたが、やっぱりという答えが返ってきました。

30年以上の仲なので察しがついていましたが、少しでも感じでくれたらよかったのになぁと、ちょっと残念な気持ちになりました。

そこでいったん気を送るのをやめました。

同時に、『気功を受けた人の中には○○なんだけど、なんか感じる?と聞くと、彼の体が後ろに傾き始めて、『本当だ引っ張られてるなんだこれ!?』と驚いていました。

しかしこれは気の効果で体が動かされているのではないのです。

なぜなら、先ほども書いてある通り気を送るのをやめたと同じに、何かを感じる人が沢山いると説明しているからです。

考えられる選択肢はやめた後も若干の気の余韻があり、その残りの効果が発動したままだから体が動き出したなんてことは考えられないので違います。

ではなぜ体が動き出したかと言うと、言葉を発した時に、引っ張られていると、感じたなら、催眠術は私は知らない、出来ない、やっていないから、催眠術ではないとなると残る可能性としては暗示である。

暗示とは【本人が無意識のうちにある観念を与える刺激】とある、つまり何かによって本人が知らないうちにそうさせられてしまうのである

つまり自分が投げかけたある一言で一瞬に暗示にかかって自分もそうなのか?と考えたとたんに、体が引っ張られた感覚に陥ったというのが真実であろう。

多分これは誰が見ても納得しうる考察ではないのか。

つまり、わたしは気功をしていても、気功を受ける人が気功に対して事前知識があると無意識無自覚に、体が勝手に動いてしまったりという状態を無自覚に起こす可能性が大いにあると言いたいのです。

ふとした時の何気ない言葉で、こうも簡単に暗示がかかり、人が勝手に動き出すことがあるのです。

催眠術や暗示の未経験のど素人の私の何気ない一言で人が動き出すなら、プロの催眠術師が気功と称して、人を簡単に動かそうとすれば、いとも簡単にやってのけるはずです。

悪用する人がいるかもしれないので、これ以上は詳しくは書きませんが、気功を催眠や暗示と言う人が一定数いましたが、暗示や催眠効果を使って気功の効果に見せかけることは十分可能という事を身をもって知りました。

気功師の中に人に気功を教えている人もいますが、こういったことを伝え続けて人を洗脳している人もいますので、気功を受ける時や気功を教えてもらう時、偽物の気功に本当にお気をつけください。

今回のようなことが起きない為にも通常私が施術する時は、事前に気功の効果を説明すると暗示や催眠の効果が発生してしまうので事前に効果を説明することはしていません。

この後一端仕切り直してどこか気になるところはないかと聞くと左肩のコリがずっとあるというので、気を送るからあとで良くなるか覚えておいてとお願いして気の施術を始めました。

真面目に気を送って感想を聞くと、いきなり片手をあげだして『あれ?40肩治ってる!俺さぁ肩が痛かったけど腕が上がるよ、痛くないよこれはすげぇな』と言っていたので、無事に面目は保たれました。

肩こりじゃないのかよ(笑)と心の中で突っ込みましたが、右肩が上がりにくかったようで、上がるようになって喜んでました。

肝心の左肩を聞くと、『あれ?なくなってる、良くなってるなこれ』と差を感じてくれたようで良かったです。

もし上手くいかければ遠慮なくハッキリ物を言う友達なので、いろんな意味でほっと一安心でした。

翌日に森岡八幡宮と五百羅漢と櫻山神社と鬼の手形があるとされる岩手の由来となる三石神社に参拝できて良かったです。

そういえば行きの新幹線から遠くに大きな山が見えて富士山みたいだなと思ったら岩手山でした。片富士という愛称納得です。