こんにちは、よろしくお願いします。
今回は「伝授」「開眼」「能力を授ける」「潜在意識解放」など気功を用いた霊感商法についての私の考えをお話しさせてください。
霊感商法とは昔から言われた、現代の言葉で似たような言葉を作るとスピリチュアルビジネスとでもいうのでしょうか。
以前は悪霊や土地に悪い例が取り付いているから除霊や浄化しないとだめだと、偽物の霊媒師が高額料金を騙し取る手口が一般的でした。
現代でもこの古い霊感商法に騙されて大金を支払ってしまう人が後を絶ちません。
私のお店にも毎月似たような相談が電話で来ています。
時代は移り変わり、SNSで個人が自由に情報を発信できるようになり、霊感商法も形を変えて複雑になりました。
現代では気功や霊的な見えない力を悪用して、根拠のない事、間接的にも証明が出来ないことを、堂々と顔をさらして発信する人たちが増えてきました。
その中身は、チャクラを開く、松果体の活性化・「DNAの修復や書き換え」といった、誰にも証明が出来ない事を、事実化のように語る人たちです。
これらは、現実にはただの希望的観測ビジネスです。
希望的観測ビジネスとは証明も際限もできない都合のよい未来を売る商売です。
本来は結果が保証できない、検証できない、因果関係も不明なものを、あたかもそれをうけると、良い未来が手に入るように見せかけて売るビジネスとでも言いましょうか。
気功やヒーリングの界隈にも、この希望的観測ビジネスが蔓延している
世の中には、
• 「気功のパワーを授けます」
• 「あなたを開眼させます」
• 「眠っている能力を目覚めさせます」
といった説明をする気功師やヒーラーがいます。
しかし私は、そういった考え方はすべてありえないと思っています。
気功は「授けるもの」ではないからです。
そもそも、
もし気功が本当に
• 特別な能力が必要
• 選ばれた人間しか使えない
• 師匠が能力を授けないと使えない
というものだったとしたら、それはもう技術ではありません。
気功は誰でもできる「技術」です。
私の考えでは、気功とは、誰でもできて、練習して身につけるものであり、再現性のある技法です。
実際に、私の気功教室の生徒さんたちは、「伝授」や「開眼」など何もしていません。
でも、非接触で相手の身体に変化を起こせるようになっています。
つまり「開眼」「伝授」という概念そのものがおかしいのです。
もし本当に、
• 師匠が能力を授けないとできない
• 開眼させないと使えない
というものだったとしたら、
それは
• 教えて再現できるはずもなく
• 技術として成立するはずもありません。
それなのに、
「ここまでは誰でもできるけど、
それ以上は自分にしかできない」
「それは才能だから」
「選ばれた人間だけが到達できる」
と言い出すのは、あまりにも都合が良すぎる話だと思っています。
でも、私の経験上ではノウハウを教えたら、生徒さんでも私と同じようにできることが分かっています。
「伝授」「開眼」「能力を授ける」これは依存ビジネスの構造です
• 「能力を授けます」
• 「開眼させます」
• 「目覚めさせます」
といった言葉は、生徒を依存させるためのビジネス用の演出でしかないと思っています。
「自分にしかできない」と言う気功師への違和感
一部の気功師やヒーラーは、「ここまでは誰でもできるけど、それ以上は自分にしかできない」「それは生まれ持った才能だから」といった説明をします。
でも私は、それは根拠のない妄想だと思っています。
もし本当に生まれ持った才能でしかできないものだったとしたら、
• そもそも人に教えてできるようになるはずがないし
• 再現性も証明も不可能なはずです。
それなのに、
• 「自分だけはできる」
• 「才能がある人間だけが到達できる」
と言い切るのは、あまりにも都合が良すぎる話です。
一番疑問な部分
一番疑問なのは、間接的にすら証明できないことを、あたかも事実化のように「言ったもん勝ち」の世界観です。
私は、気功をする際に心がけている事は、完ぺきとまでは言わないが言ったことにはある程度の責任を持ち、何らかの形で証明できる必要があると思っています。
直接的な証明が難しいなら、せめて間接的な証明くらいは出すべきだと思っています。
たとえば、
• 他人が再現できる
• 再現性がある
• 生徒が同じことをできる
• 第三者が同じ結果を出せる
こういうものが一切ないのに、「これは本当にある」「これは正しい」と言い切るのは、正直、何を根拠に言ってるの?と思います。
「支配構造 × 依存ビジネス × 選民思想」
これは、「伝授します」
「開眼させます」
「あなたは選ばれました」
って言ってる連中が
無意識 or 意図的に作ってるビジネス構造の正体を3語でまとめたものです。
① 支配構造(しはいこうぞう)
意味
上下関係を固定して、相手を自分より下に置く構造。
気功・スピリチュアルの文脈では
• 師匠「私は特別な力を持っている存在です」
• 生徒「私はまだ何も分かっていない未熟な存在です」
• 師匠「私が認めた者だけが先に進めます」
• 生徒「先生がいないと何もできません…」
ここで何が起きてるか?
生徒さんは:
• 自分で考えなくなる
• 自分で検証しなくなる
• 先生の言うこと=真実になる
つまり:精神的な上下関係が固定される。
私の思想とは真逆な理由を説明します。
私の考えうる気功とは
• 「誰でもできるから」
• 「練習すれば身につく」
• 「私に依存しないで」
• 「自分でも検証して」
っという感じで、支配構造が成立しません。
② 依存ビジネス
相手を“自立させない”ことで金を取り続けるビジネスモデル。
怪しい気功・スピリチュアルの文脈だと:
• 「まだあなたは未熟です」
• 「もっと高次の講座が必要です」
• 「この伝授を受ける必要があります」
• 「今やめると能力が中途半端です」
• 「次の段階は◯◯万円です」
ここで何が起きてるか?
生徒は:
• いつまで経っても卒業できない
• 先生がいないと不安になる
• 金を払い続ける
• 「いつか開眼できる」と信じてやめられない
つまり:一生“お客さん”のままなのです。
私の気功とは考え方が真逆な理由
• 生徒ができるようになるのがゴール
• 再現できたら卒業でいい
• 私がいなくても成長できる稽古方教えます
これでは依存ビジネスが成立しないのです。
③ 選民思想(せんみんしそう)
意味 「自分たちは特別」「選ばれた人間だけが到達できる」という思想。
怪しい気功・スピリチュアルの文脈だと:
• 「あなたは選ばれた人です」
• 「波動が高い人しか来ません」
• 「才能がある人にしか教えません」
• 「縁がある人だけが辿り着きます」
ここで何が起きてるか?
生徒は:
• 「自分は特別なんだ」と思わされる
• 優越感を持つ
• 疑問を持たなくなる
• カルト化する
つまり:批判や検証が止まるという構造に陥りかねません。
私の思う気功と真逆な理由
あなたは:
• 誰でもできる
• 才能とかではない
• 再現性がすべて
• 選ばれし者とか嘘
選民思想が成立しません。
これを一文でまとめると、「伝授します」「開眼させます」と言ってる連中は、生徒を“特別な存在だと思わせながら”、実際には上下関係を固定し、自立させずに金を取り続ける構造を作っている。
という話なのです。
こういう事が気功でまかり通っているので、文章にして見ました。
ご参考になれば幸いです。
またよろしくお願いします。

