こんにちは今回は気を出す時に注意する点についてのお話しします。

まず、世の中にあるもので、良いとされることは、反面悪い部分も持っているものもあります。

 

たとえばお風呂は、疲労回復、リラックス効果、発汗作用、利尿作用など身体に良い効果がありますが、入りすぎると湯あたりや脱水症状などを引き起こしてしまいます。

包丁は、美味しい料理作るために材料を切ったり、飾り切りなどで見た目を美しくできますが、使い方を誤れば人を傷つけてしまいます。

陰と陽の両面を持っているという事です。

気功も同じで、やり方を間違えると、逆に不健康になってしまいます。

 

気功の気の出し方には、二つの方法があるとされています。

一つ目は、大気や木などの自然から気をもらって外から気をもらって気を出す方法。

二つ目は、自分の身体から気を出す方法で、文字通り、丹田を燃焼させるような感じで気を出す方法です。

私が気功の知識や経験が浅かった時に、自分の身体から気を出す方法に凝っていた時期がありました。

結果はどうなったのかを話すと、今では自分から気を出す方法は通常はやっていません。

気功をやり初めの頃は、自分の体の中で気を練るように意識すると、気が出ている感覚をしっかりと感じられ、なおかつ、気を受けている相手にも伝わりやすいので、これは良い気の出し方だと思い込んでいました。

しかし、自分から気を出す方法をやっていると、すぐに疲れるのです。

終わった後にやり切った感が得らえるが、身体も疲れるし、なにかスッキリしないというか、この方法でいいのか?と疑問が残りました。

なぜ、いい事ばかりだと思わなかったのかというと、中国人の気功師の先生とこういう話をしたことがあります。

一般の気功師(気功の事をあまり知らない)は自分の気を出して治療するから、気功の治療を終えると、みんなハァハァ疲れてしまって自分が元気じゃなくなってしまう。

私は、自然から元気をもらう気功をするから、全然疲れない、元気になるというお話でした。

別の機会には、気を感じたいという方の為に、わざと気を自分から最大限出していた時のことです。

気を受けてる相手に、すごい気を感じる、身体があったかくなってきました、でも先生この方法って寿命を縮めたりとか悪い事とかないんですか?と聞かれることもありました。

そして、この方法を見つけてからずっと、私も感覚的にこの自分の身体から気を出す方法は、やり続けて大丈夫なのか?負担が大きいような気がするけど…という疑問と不安を感じていました。

ある気を使える占い師でもある霊能力者さんとの雑談でも、その自分の気を使うのは不健康になるし、力を使いすぎるからやめた方が良いですと忠告されました。

結局別の気功の治療法を試した結果、負担も少ないどころか、自分も心地よい上に気功の治療効果も上がって本当に良かったです。

 

ただ一つ、自分から気を出す方法で良かったのが、以前知り合いに異業種交流会に誘われて連れていかれた先が、実はネットワークビジネスだった時のことでした。

そのネットワークビジネスのトップの人が住んでいる高級マンションの一室で、ネットワークビジネスのセールストークを受けている最中でした。

この話終わりがないなと飽き始めたので、一気に気を放出したところ、数分で相手が大人しくなって雑談に変わり、にこやかに帰れたという事がありました。

健全ではない相手や、何か自分に良くないようなものから自分を守るためには気を一気に放出すると影響されにくくなるという効果があるようです。

まず、普通に生きていたら、自分に悪影響な人物や状況には出くわさないので、やはり自分から気を出す方法は封印した方が良いのかもしれません。

というわけで、気を出すときは自分の気を使わずに、自然の気を取り込んで気を出す意識をすると、気功の効果も上がり自分の負担も少ないのでお勧めです。