こんにちは、よろしくお願いします。
最近、気功師のyoutubeを見てて思うのは、踵あげ体操で気が漲る、 腕振りで気が高まるなど、 ただのエクササイズや、運動、健康体操に気功の世界を無理やり合わせた動画が増えているという事です。
これは蓋を開けてみると非常に、おかしい話です。
健康体操としての気功と、外気功の技術が混同されているからです。
踵上げや腕振りをすれば、
• 血流が変わる
• 筋肉が温まる
• 呼吸が深くなる
• 体が軽く感じる
• 手が温かくなったり、しびれたりする
こうした変化は普通に起こります。
しかし、それだけで「気がみなぎった」「気が高まった」と説明すると、運動による身体反応を、つまり健康体操をすべて気の作用に置き換えているだけになります。
それでは、健康体操に後から「気功」という名前を付けただけです。
伝統的な気功には動功もあるので、身体を動かす「動功」を否定しているわけではありません。
厳密には「動くものは気功ではない」ではなく、体操による変化を、何でも気の作用として説明するのはおかしいということです。
問題は、運動による変化を検証せず、何でも「気が高まった」と説明してしまうことです。
つまり最近の動画の問題は、気功を分かりやすくしたというより、健康体操で起きる当たり前の反応に、後から「気」という説明を載せているところです。
運動後の温感や爽快感を「気」と勘違いする人もいるかもしれません。
こういう判別の付かないことを発信している気功師は信用が出来ません。
運動したら体が変わった。それを「気が高まった」と説明する矛盾
これがまかり通るなら、散歩も筋トレもラジオ体操も、全部「気功」になります。
さらに問題なのは、そんな説明をする人を「気功師だから詳しい」と信用する人がいることです。普通なら、説明を聞いた時点で、
この人は運動と気功の違いも分からないのか。分かっていて言っているなら、もっと悪い。となります。
私が扱っている非接触の外気功なら、評価すべきなのは「本人が気持ちよくなったか」ではなく、触れずに相手の可動域・重心・筋力・圧痛などがどう変化したかです。
動機が何であっても、その気功師を信用できないという論理。
- 本気で正しいと思って発信しているなら、運動と気功を区別できないほど知識がない
- 間違いだと分かって発信しているなら、再生数・知名度・金銭目的など私利私欲で視聴者をだましている
- 外気功ができるのに体操ばかり見せるなら、本質を隠して誤解を広めている
- 気功院で実際に不調の改善など臨床をしているなら、腕振りや踵上げなどは健康体操なのは経験でわかっている
つまり、知らずに言っているなら専門家として失格、知っていて言っているなら不誠実。どちらにしても、信用する理由がないということです。
知らずに言っているのか、分かっていて言っているのか。どちらであっても、気功の専門家として信用することはできません。
偽物の気功師に、みな気が付きにくい理由
一見こんな誰でも分かる間違いを発信している時点で、その気功師自身が信用できないと、なぜ皆が気づかないのかということです。
気づかない理由は、視聴者が発信者を評価する順序が逆だからです。
「気功師と名乗っている」
→「この人は気功を知っているはず」
→「なら、踵上げで気が高まるのだろう」
となり、内容から発信者を評価せず、肩書から内容を信じています。
さらに、実際に運動すれば体が温まるため、視聴者は「本当に変わった」と感じます。
その変化が運動によるものか気によるものかを考えず、発信者の説明まで正しいと思ってしまいます。
しかし本来は逆です。
誰でも起こる運動反応を気功として説明している
↓
運動と気功を区別できていない
↓
知識不足か、分かっていて誤認させている
↓
どちらにしても、この発信者は信用できない
まとめ|運動の効果を気功に置き換えてはいけない
本当に外気功の作用を示したいのであれば、運動した本人の感覚ではなく、何も運動していない相手に、触れずにどのような変化を起こせるのかを確認する必要があります。
気功師という肩書だけで判断せず、その人が何を根拠に話しているのか、運動の効果と気功の作用を正しく切り分けているのかを確認してほしいです。


