■PGAD(持続性性喚起症候群)と遠隔気功について記事を書いた理由
PGADという疾患をご存知でしょうか。
持続性性喚起症候群といって、性的な欲求とはまったく関係なく、陰部や股関節のあたりに不快な熱感疼き緊張が続く神経疾患です。
当院にも、この症状を抱えてご相談くださった方がいらっしゃいます。
オーストラリア在住の30代の女性の方です。
発症から10年、30種類以上の薬を試されてきましたが、「抑え込むだけで根本は変わらなかった」という状態でした。
この記事は、ご本人の同意をいただいた上で、その経過を記録したものです。
■ご来院前の状態
発症:10年前原因不明
主な症状:股関節〜陰部の疼き熱感、それに伴う脳の不快感動悸胸苦しさ
日常生活への支障:仕事中も症状が気になって集中できない状態が10年間続いていた
これまでの治療:薬物療法30種類以上ホメオパシー他院での遠隔治療
他院遠隔での変化:10→3程度に軽減するも、根本は残ったままでした
特徴的だったのは、夜に症状を我慢すると動悸胸苦しさ頭が詰まるような感覚が起きることでした。
10年間その状態が続いたことで、「症状が出たら必ず行動しないと明日が怖い」という条件付けのパターンが身体に染みついていました。
■なぜ薬でPGAD(持続性性喚起症候群)に変化が出なかったのか
PGADは末梢の陰部神経の問題として語られることが多いですが、実際には中枢の自律神経系が慢性的な過緊張状態にあり、その影響が末梢に出てきているケースが多いと考えています。
薬は末梢の症状を抑えることはできても、中枢の過緊張そのものには届きません。
30種類試しても「抑え込むだけ」という感覚が続いたのは、そのためだと思われます。
■遠隔気功とは何か
遠隔気功とは、施術者と同じ空間にいなくても気功の施術を行う方法です。
電話やオンラインで繋がった状態で施術を行います。
「距離があるのになぜ効くのか」という疑問は当然だと思います。
気功に限らず、人は訓練によって他者の神経系に影響を与える技術を習得できます。
当院で指導を受けた方々も、同様の変化を出せるようになっています。
遠隔気功は特別な霊能力ではなく、習得可能な技術です。
対面施術でも「触れずに変化が出る」ことは珍しくありません。
その延長線上に遠隔施術があると考えていただくと分かりやすいかと思います。
当院では北海道から沖縄、さらにオーストラリアフランスアメリカなど海外在住の方にも遠隔気功を行ってきました。
距離による効果の差は、臨床上ほとんど感じていません。
「怪しい」と思われる方も多いと思います。
実際、遠隔気功を名乗る詐欺的なサービスが存在することも事実です。
当院では初回に無料相談を設けており、変化が出なければ正直にお伝えします。
「効果があった場合のみ継続する」というスタンスで対応しています。
PGADのような神経系の症状は、自律神経の慢性的な過緊張が根本にあるケースが多く、遠隔気功でアプローチできる症状です。
実際にこの症例でも、初回から変化が出ています。
■施術の経過
施術方法:遠隔気功(オーストラリア←→池袋)
【遠隔気功1回目(1月)】
初回から変化がありました。
42分の遠隔施術後、「股が疼いた時に伴う息苦しさが軽くなった」「脳の気持ち悪さが減った」という変化が出てきました。
服薬を継続したままの状態で変化が出ていたため、気功によるものと判断できる経過でした。
【遠隔気功2回目】
「昔よりは大分良くなった。感覚的にあと少しの感じはするが、根っこがなくなってくれない」との報告。
「脳の気持ち悪さがさらに減った」という変化がありました。
一方で、10年間染みついた条件付けのパターンはまだ残っている状態でした。
【遠隔気功3回目】
「性感がかなり消えた。昔抗うつ剤を飲んだ時に性器に麻酔をかけたようになるのと同じくらい、何も感じない」という大きな変化がありました。
ただし膣内の熱感疼きはまだ残っており、「身体が矛盾している」という表現をされていました。
自律神経全体は落ち着いてきたが、末梢の陰部神経だけが取り残されている段階です。
施術者からは「疼きに伴う交感神経の暴走は前より良くなっている」と判断しました。
【遠隔気功4回目】
「少しずつ良くなっている気がする」という報告が続いています。
遠隔気功の度に「症状が結構良くなってきた」とのことでしたが、カフェイン摂取後に一時的に戻りを感じるなど、まだ完全には安定していない状態です。
6月の一時帰国時に対面での施術を希望されています。
■施術者から見た考察
この方の経過で注目すべき点は、中枢から末梢へという順番で変化が起きていることです。
自律神経全体が先に落ち着いて、最後に陰部神経の症状が残る。
これは神経系の回復として理にかなった順番で、根っこに届いているサインだと見ています。
また、根本にはトラウマがあると感じています。
人はストレスや不安の出口を無意識に作ります。
お酒過食何かへの依存など。
この方の場合、その出口が「行動」ではなく「身体の誤作動」として現れた。
それがPGADという形だったと考えています。
これは経験からも言えることです。
過去にトラウマ施術で変化が出たケースをいくつか見てきました。
視線恐怖で人の目が合わせられなかった方、かかとの激痛で松葉杖なしでは数歩も歩けなかった方が施術後に室内を歩けるようになった方、長年のモラハラに気づけなかった方がトラウマが取れた瞬間に自分の置かれた状況を客観視できるようになった方など。
身体症状の根っこにトラウマがある、というのは決して珍しいことではありません。
だからこそ、身体症状が和らいでもトラウマへのアプローチを並行して行うことが重要だと考えています。
施術を重ねる中で、ご本人自身も「30種類の薬を飲んでも効かなかったということは、もっと内面的な問題なのだとわかりました」とおっしゃっていたことが答えではないでしょうか。
さらにこの方のケースで重要だと感じているのは、症状の表面的な回復だけでは根本的な解決にならないという点です。
施術を重ねる中で、ご本人から「日本にいいイメージがない、好きではない」というお話がありました。
オーストラリアに移住されている背景には、自国に対してネガティブなイメージを持つに至った何らかの経験があると考えられます。
股関節や陰部の症状はあくまで表面的なものです。
根本には、生まれ育った環境や過去の経験に由来するトラウマがある。
そのトラウマが解消されない限り、症状が消えても別の形で出てくる可能性があります。
PGADに限らず、慢性的な神経症状を抱える方に共通して言えることです。
症状だけを追いかけても、根本にある心の状態が変わらなければ長期的な安定にはつながりません。
気功で症状が全部消えたとしても、そこで終わりではない。
過去の臨床経験から、トラウマの解消こそが真の意味での根本的解決につながると確信しています。
■遠隔気功よくあるご質問
Q1.遠隔気功でPGADに対応できるのですか?
対応できます。
当院ではオーストラリア在住の方に対して遠隔気功を行い、実際に変化が出ています。
PGADは自律神経神経系の問題であるため、遠隔気功でアプローチできる症状です。
まずはLINEでご相談ください。
症状の詳細をお聞きした上で、対応できるかどうかを正直にお伝えします。
Q2.何回くらい施術が必要ですか?
個人差があります。
この症例では初回から変化が出ており、4回の施術で日常生活への支障が大きく軽減しています。
ただし10年以上の症状の場合、根本的なトラウマへのアプローチを含めると、継続的な施術が必要になることが多いです。
まず1回試していただき、変化を確認してから継続を判断していただくことをお勧めしています。
Q3.薬を飲みながらでも施術を受けられますか?
受けられます。
この症例でも服薬を継続したままの状態で遠隔施術を行いました。
薬を飲んでいる状態で変化が出れば、気功によるものと判断できます。
薬の中断減薬は必ず担当医師にご相談ください。
当院では薬に関する指示は一切行いません。
Q4.海外在住でも対応できますか?
対応できます。
当院の遠隔気功はオーストラリアフランスアメリカなど海外在住の方にも対応しています。
時差がある場合は希望日時をお聞きした上でスケジュールを調整します。
まずはLINEでご連絡ください。
■PGADで悩んでいる方へ
この疾患は「性的な問題」ではありません。
神経系の誤作動です。
30種類以上の薬で変化がなかった方でも、自律神経トラウマへのアプローチで変化が出ることがあります。
この方のように、海外にいながら遠隔で対応することも可能です。
「怪しいと思っているけど、他に選択肢がない」という方でも構いません。
まずは症状を聞かせてください。
遠隔で対応できるかどうか、正直にお伝えします。
LINEからお気軽にご相談ください。
相談は無料です。
※遠隔気功は医療ではありません。
施術の効果には個人差があります。
東京・池袋で整体院・気功整体院を経営。気功歴15年以上・施術実績10,000件以上。施術の知識を深めるためハワイの大学の解剖実習プログラムに参加し、献体を使った解剖を経験。来院者には医師・看護師・薬剤師も含まれる。遠隔気功の実績は北海道から沖縄、海外(フランス・アメリカ・オーストラリア等)に及ぶ。鍼灸師・柔道整復師への技術指導実績あり。気功教室・体験会も主宰。気功教室の受講生には医師も在籍。「信じなくても良いので、体の変化で判断してください」というスタンスで施術を続けている。


