脳出血で倒れた親が施設に入り、面会しかできない。

病院では「これ以上の回復は難しい」と告げられた。それでも、何かしてあげたい。

札幌の施設で介護4・歩行不可の70代女性に、東京から遠隔気功を5回。

依頼者の娘さんと交わしたやり取りとともに、起きた変化を記録します。

介護4・歩行不可の親に、家族ができることは限られる

家族が脳出血で倒れ、後遺症が残ると、生活は一変します。

特に高齢の親が脳出血を起こした場合、半身麻痺・歩行不可と進み、介護度が上がります。

自宅で介護できず、施設入所となるケースが多いです。

入所後、家族にできることは限られます。

面会と差し入れ。話を聞くこと。

リハビリは施設のスタッフ任せ。病院では「これ以上の回復は難しい」「現状維持が目標」と説明される。

そんな状況で、当院にご相談を頂きます。

「親に何かしてあげたい。けれど、何ができるか分からない」

40〜50代の娘さん・息子さんからのご依頼が多いです。

親と離れて暮らし、頻繁に面会にも行けない。それでも諦めたくない。そういう方が遠隔気功にたどり着きます。

遠隔気功は怪しいと思うのが、普通の感覚です

「離れていて、何ができるのでしょうか」

「介護4の状態から、変化なんてあるのでしょうか」

そう思われるのが、普通の感覚です。

気功を専業として続けてきた立場でも、初めて遠隔気功を聞いた方が懐疑的なのは当然と考えています。

施術者が離れた場所にいて、触れもせず、相手に変化が起こる。

論理的に考えれば、信じ難い話です。

ただ、当院で遠隔気功を受けたご家族からは、観察可能な変化のご報告を頂きます。

「効くと信じてください」とは申し上げません。

半信半疑で構いません。受けてみて、ご家族が観察できれば、それが答えになります。

遠隔気功は、何をしているのか

遠隔気功は、特別な道具やデバイスを使いません。

施術者が、離れた場所にいる相手の状態を捉え、気を送る技術です。

脳出血後の半身麻痺は、損傷した脳細胞が原因です。

神経伝達が遮断され、左右どちらかの動きが失われ、自律神経も乱れます。

遠隔気功でアプローチするのは、この「自律神経の乱れ」と「身体全体の緊張」です。

私はハワイで解剖学研修を受け、人体の構造を直接観察した経験があります。

そのときに学んだのは、筋肉と神経は想像以上に「全身でつながっている」ということ。

半身麻痺の左側だけが問題なのではなく、右側の代償的な緊張、自律神経の偏り、呼吸の浅さなど、全身に連鎖が起きています。

遠隔気功は、その連鎖に少しずつ働きかけます。

スピリチュアルな概念ではありません。施術者の集中力と、長年の臨床で養った「相手の状態を捉える感覚」が技術の核です。

医師・看護師・鍼灸師からも依頼を受けてきた気功院です

当院では、医師・看護師・鍼灸師・柔道整復師の方々からもご依頼を頂いています。

ご自身の不調のために来院されるケースだけでなく、気の出し方・感じ方を学びたいと教室にも通って頂いています。

これまでお受けした施術は約1万件。

遠隔気功は、ご本人が来院されなくても受けられます。

施設に入居中・寝たきり・遠方在住の方など、来院が物理的に難しい状況で、ご家族からご依頼を頂くケースが多いです。

>> 遠隔気功のご予約・ご相談はこちら

「これ以上の回復は難しい」と言われた方のご家族へ

当院の遠隔気功は、こんなご家族に向いています。

  • 脳出血・脳梗塞の後遺症で、病院から「現状維持が目標」と言われた方のご家族
  • 介護4・5の状態の親に、何か一つでもしてあげたいと考えるご家族
  • 遠方の施設に親が入居し、頻繁に通えない立場のご家族
  • リハビリ以外の選択肢を探している方

最初から当院を選ぶ必要はありません。

病院・施設のリハビリ・他の治療法を試して、それでも何かもう一つ、と思われたときにご相談頂ければと思います。

当院の遠隔気功は医療行為ではなく、リハビリの代替でもありません。

すべての方に同じ変化が起こるとは限らず、症状の揺れもあります。

変化が出る日と出ない日があります。

それでも「何もしないより、何かしてあげたい」というご家族のために、私は遠隔気功を続けています。

※遠方・海外在住のご本人の遠隔気功については遠隔気功のご案内ページもご覧ください。

札幌の施設で介護4の70代女性に、遠隔気功を5回送った記録

ここから、具体的な症例を記録します。

依頼者・お母様ともご公開のご了承を頂いた上で、お名前は伏せて掲載します。

依頼の経緯:北海道在住の娘さんからのご相談

北海道在住の依頼者(70代女性の娘さん)からご相談を頂きました。

対象は、札幌の施設に入居されている70代のお母様。

脳出血の後遺症で左半身に麻痺が残り、要介護4の状態。歩行は不可能でした。

依頼者からの最初のメッセージには、こうありました。

母は施設にいます。脳出血になり、左半身に麻痺が残って、介護4の状態です。歩くことができません。

依頼者は北海道内にお住まいですが、お母様の施設までは通えない距離にあり、面会は週末のみという生活。

「平日に何かしてあげたい。けれど何ができるか分からない」というお気持ちで、遠隔気功にたどり着かれたとのことでした。

そして、お母様の心情についても、率直にご共有頂きました。

「帰りたい」「いつ戻れるの」と弱気な発言を繰り返すお母様。

施設に入って数ヶ月、自分の家には戻れないという現実を、本人もどこかで察している様子でした。

依頼者は「少しでも元気になってくれれば」という思いで、5回分の遠隔気功を申し込まれました。

このとき、私から依頼者にお願いしたのは一つだけです。

「面会に行かれたとき、お母様の様子をご報告ください」

変化を観察できるのは、現場で接するご家族だからです。

気功師がどれだけ「効いているはずです」と言っても、それは観察ではなく主観に過ぎません。

週1回お母様と直接会われる娘さんの目こそが、最も確度の高い観察者です。

1〜2回目:「明るくて安心しました」

1回目の施術を行いました。

施術4日後、依頼者がお母様の面会に行かれ、ご報告を頂きました。

今日母の面会に行きました。明るくて安心しました。私が生まれた頃に住んでた古い借家があったのですが、その頃の話と地域の話をしてました。

弱気な発言ではなく、過去の話を語るようになっていました。

過去を語れるのは、心に余白が生まれたサインです。

「今が辛い」だけだと、人は過去を振り返れません。

少し落ち着いてきたとき、昔の話が口から出ます。

2回目を4月28日に施術しました。

5月2日の面会報告でも、お母様は元気だったとのこと。

少し認知症の症状が見え、家族構成について混乱した発言もあったそうですが、表情は明るかったようです。

3回目:左半身麻痺なのに、左足が動いた

3回目を5月5日に施術しました。

5月9日の面会報告で、依頼者からこんな観察を頂きました。

認知症が進んでいるのか、お部屋のティッシュや服を取られるという話をよくしてました。

ただ、左半身麻痺なのですが、左足を動かしていました。

左半身に麻痺が残った状態で、左足が動く。

通常では起こりにくい変化です。

脳出血で運動神経が遮断された左側は、本人の意思では動かせません。

それが、面会中に動いていた。施設のスタッフからではなく、娘さんが直接観察しています。

これがどう起きたのか、私から科学的な説明を断言することはできません。

ただし、考えられる要因は、自律神経の偏りが整い、麻痺側にもわずかな血流・神経活動が戻った可能性です。

脳の可塑性は高齢になっても残ります。

動かなくなった筋肉が、別のきっかけで動くケースは医学文献にも記録があります。

遠隔気功が、そのきっかけになったのかもしれません。

証明はできません。ただ、変化は娘さんの目に確かに映りました。

4回目:左膝も動き、「立てそうな気もしました」

4回目を施術しました。

直前の土曜日の面会で、依頼者からさらに具体的なご報告がありました。

こないだの土曜日は、左膝を動かしていました。

左半身麻痺なのに、なんだか立てそうな気もしました。

私はこの時点で、変化を確認するための質問を依頼者にお送りしました。

「過去にそういうことはありましたか?なければ、良い変化と言えるはずですが」

依頼者からの返答です。

いままでなかったです、良い変化です。ありがとうございます。

5回分の施術を申し込まれた時点では、依頼者は「少しでも元気になってくれれば」程度の期待でした。

「歩けるようになる」ことを期待していたわけではありません。

その期待値の中で、左足・左膝が動いた。それも、5回中3回目・4回目という早い段階で。

依頼者ご自身が「いままでなかった、良い変化」と判定されています。

5回目:症状の揺れと、5回を通じた変化

5回目(最終回)を施術しました。

その間、5月16日の面会報告では、こうありました。

先週は認知症の症状が酷かったのですが、今日は落ち着いていました。相変わらず言ってることは変だったりするのですが…

先週左膝を動かしていたのですが、今週は動かせていませんでした。

ただ、元気なのが良かったです。

正直に書きます。

5回を通じて、すべての面会で同じ変化が観察されたわけではありません。

左足・左膝が動く週もあれば、動かない週もある。

認知症の症状も、進んだように見える日もあれば、落ち着いている日もある。

これが、現実です。

それでも、5回を通じた一貫した変化として、依頼者から以下のご報告を頂きました。

  • 「帰りたい」「いつ戻れるの」という弱気な発言が減った
  • 面会時の表情が明るくなった
  • 過去の話を語るようになった
  • 左半身麻痺の左足・左膝に、一時的でも動きが見られた

すべてが元通りになったわけではありません。

リハビリの代替でもありません。

ただ、施設で動けず、面会だけが家族との接点だったお母様の中で、何かが少し動き始めた。

それを娘さんが、毎週の面会で観察してくださいました。

5回を終えて

最終回後、依頼者からは「またお願いします」とのお言葉を頂きました。

当院から「○回受けてください」と決まった回数をお勧めすることはありません。

1回で変化を感じる方もいれば、3回・5回と続けて様子を見る方もいます。

症状や状況によって、必要な回数は大きく変わります。

1回ずつ受けて頂き、ご家族が観察された変化をもとに、続けるか止めるかをご判断頂くスタイルです。

その後の経過:継続中の遠隔気功

5回終了後、依頼者からのご希望で遠隔気功を継続しています。

その間も、毎回の面会報告を頂いています。

日によって動きの変化が出る日と出ない日があるのは、5回目までと同じです。

ただ、5回目までになかった変化として、面会時の会話の質が変わってきました。

直近の面会では、依頼者からこうご報告を頂いています。

今日身体が動く感じはなかったのですが、姿勢が良く見えました。認知症の兆候も今日はなくて、実家の近くの病院の話などをしていました。

姿勢が良く見える、認知症の兆候が出ない、地域の話を普通にできる。

すべて、ご家族が面会の場で観察された事実です。

当初は「帰りたい」「いつ戻れるの」と弱気な発言を繰り返されていたお母様が、5回目以降は実家近くの地理を語れるところまで落ち着いてきています。

頭の中の整理がついてきているサインだと見ています。

依頼者からは、続けて3回分の追加ご依頼を頂きました。

引き続き、遠隔気功を行います。

変化のあり方について

脳出血後の遠隔気功は、1回で何かが劇的に元通りになる類のものではありません。

身体の動きが戻る週があり、戻らない週もあります。

認知症の症状が落ち着く日があり、出る日もあります。

その揺れの中で、全体としてどの方向に動いているかを、ご家族の観察を通じて確認していきます。

5回・8回と続けてきたこの方の場合、弱気な発言の減少・表情の明るさ・会話内容の変化・一時的な麻痺側の動き、複数の側面で変化が観察されています。

すべての方に同じ変化が起こるとは限りません。ただ、ご家族が観察できる変化が積み上がる方が一定数いる、というのが私が15年気功を続けてきて見てきた事実です。

よくあるご質問

Q1. 遠隔で本当に効果があるのでしょうか?

実際に施術を受けたご家族の観察が、唯一の答えです。

当院では「効きます」とは申し上げません。

半信半疑で受けて頂き、ご家族の目で変化を確認頂きます。

このページの症例でも、施術3回目・4回目で「左足・左膝が動いた」と依頼者から観察報告を頂きました。
4

Q2. 介護施設にいる親も対象になりますか?

なります。

むしろ、施設に入居中で家族が頻繁に通えないケースこそ、遠隔気功の出番です。

ご家族からのご依頼で施術可能です。

ご本人がお元気で意思表示が可能な場合は、ご相談の上で進めます。

Q3. 何回必要ですか?

症状や状況によって大きく変わります。

1回で変化を感じる方もいれば、3回・5回と続ける方もいます。

当院から「○回受けてください」と決まった回数をお勧めすることはありません。

1回ずつ受けて頂き、ご家族の観察をもとに続けるかご判断頂きます。

Q4. 認知症にも変化はあるのでしょうか?

認知症の進行を止めるものではありません。

ただし、自律神経が整うことで、症状の落ち着き・興奮の軽減・表情の変化などが観察されるケースがあります。

このページの症例でも、認知症の症状は揺れがありましたが、表情の明るさや弱気な発言の減少は5回を通じて観察されました。

Q5. 家族(依頼者)の立ち会いは必要ですか?

不要です。

ご本人と依頼者の所在地が離れていても問題ありません。

日時を取り決め、施術後に面会等でご様子をご観察頂く形です。

遠方の親御さんに、遠隔気功という選択肢があります

脳出血・脳梗塞の後遺症で施設に入居されているお母様・お父様に、何か一つしてあげたい。

そう考えるご家族のために、当院は遠隔気功をお送りしています。

「効きます」とは申し上げません。

ただ、5回・10回と続ける中で、ご家族の目で変化を観察頂ければと思います。

ご依頼・ご相談は下記からお受けしています。

>> 遠隔気功のご予約・ご相談はこちら

※個人差があります。すべての方に同様の変化が起こるわけではありません。