こんにちは今回は気功師にどうしたらなれるのか?
気功師のなり方をお話しします。
何かきっかけがあったり、ある時ふと気功に興味を持って、気功師になりたいと思う人はいます。
しかし、もしあなたが気功を学んだことがなく気功ができなくても、気功は国家取得ではありませんので、気功師ですと宣言すればその時から気功師になれてしまいます。
ただ、一般的にはこれから書くような流れで気功師になっている方がほとんどではないでしょうか。
気功師のなり方の流れの根本となるところから説明していきます。
下の方に大事なことが書いてあるので、大事なところだけ読みたい方は飛ばして構いません。
気功の種類
まず初めに気功について簡単に説明すると、気功は大きく分けて2種類あります。
そのどちらの気功を学ぶかによって、その後の気功師になった後の活躍の仕方が変わってきます。
もちろん両方を同時に学んでいくこともできます。
気功の二つの種類ですが1種類目はラジオ体操や太極拳や瞑想のように自分の体力増強・健康維持・健康法としての自分自身を健康にする気功があります。
二つ目は家族や知人に対して気功を行ったり、気功の治療院を経営して他人の病気や不調を治す治療と言われる、相手を健康にする気功です。
今回は二番目の治療と言われる人を健康にする気功について説明します。
気功で他人を治療する場合
1 気功を習得する
気功の教室、学校を探して先生を見つけて教えてもらう。
もしくは本・DVD・Youtubeなどで気功を独学で勉強するという方法があります。
気功を習得する場合にも、気功の種類があり、直接触れて行う気功、相手に触れずに気を送って施術する気功、遠く離れた相手に気を送って施術する遠隔治療の気功があります。
2 場所を確保する
出張マッサージのように出張して気功をするか、店舗を見つけて借りるのか。
レンタルスペースなど、時間で気功で施術する場所を借りられるところもあります。
3 お客さんを集める
つぎは気功を受けてもらう相手となるお客さんを募集する方法になります。
やはり自分自身を健康にする気功で生徒を募集する場合と変わらず、Youtubeなどの動画、FacebookやTwitterなどのSNSを活用したり、チラシ、ホームページを作成するなどの集客方法があります。
ある程度人が集まると生徒から紹介という流れもあります。
ただ何もしていなければ紹介も少ないです。
紹介してもらう仕組みがあるのです。
4 気功で治療する
あとは、気功で治療をするという流れになります。
気功の治療方法は
- 離れた相手を遠隔で治療する方法
- 直接手を触れて気を送る方法
- 手を触れずに、少し離れて気を送る方法
- 多人数を一度に施術する気功
など色々あります。
どの気功の先生や、気功で覚えたテクニックの種類、気功師の好みやスタイルによって気の治療法は変わってきます。
気功師の独立・開業で大事なこと
気功師のなり方だけ書くと、とてもシンプルですが、もう少し詳しく書いていきます。
〇 独学が良いのか気功の先生や師匠に習った方が良いのか、もしくはその両方が良いのか?
〇 どの本なのかDVDなのか、Youtubeなど、どこに本物の気功の情報が載っているのか?
〇 どの学校、教室にいけば、気功の達人が教えてくれるのか?
〇 気功スタジオや気功の治療院は繁華街?住宅街?下町?高級住宅街?どこの場所に借りたり、開けばよいのか?
〇 どうやってお客さんを呼べばよいのか?
〇 チラシ?名刺?ホームページ?広告?
〇 どのように教えていけばよいのか?
〇 教える回数・時間、金額や月謝もしくは都度払い?
成功するまでの分岐点や、やらなければいけないことは、これだけでも細かく分ければ数百通りにもなります。
そのなかでハズレを引かず、成功する方法という当たりを選び抜かなければなりません。
もし失敗すれば借金を背負い時間も無駄にしてしまい、失うものも多くなってしまいます。
そういうリスクやデメリットを考え、何が失敗せずに、気功師で成功できる一番の近道なのか答えを教えます。
それはズバリ、成功への一番の近道は成功している気功師を見つけることです。
つまり気功も達人まで行かずとも上手にできて、お店も順調に繁盛させている気功師に、経営方法なども指南してもらった方が、気功師として成功する確率が、めちゃくちゃ上がります。
私からすれば当たり前のことですけど、いざ何かを始める人は上手くいくことしか考えないでやるので、失敗してしまう場合が多いのです。
整体院や飲食店を例にすると開業してから一年以内にお店が閉店する確率は50%以上。50%以上の店が、ひっそりとつぶれていきます。
企業でも10年続く確率は5%~10%以下だそうです。
このようにお店や会社が出来てはつぶれていくのが当たり前の厳しいビジネスの世界を、独学で成功しようとするのは、かなり難しいことが分かります。
ちなみに自分は池袋で10年ほど気功や整体院を経営していますが、経営で大切にしている事があります。
成功するために大切なことはうまくいくことを考えるより、いかにして失敗する確率を減らすかです。
なぜなら、失敗する確率を減らした分だけ、比例して成功の確率も上がるからです。
成功することだけ考えても、失敗の部分が盲点になっていたら、成功はしにくいです。
なぜなら皆成功する事しか考えずに開業しますが、閉業する店の確率は先ほどの通りなので、すでに数字で示されているからです。
もしあなたが自分を健康にする方法の気功師でも、誰かを健康にするための気功の治療をするにでも、繁盛治療院を経営している気功師の先生に習うことをおすすめします。
では、繁盛している気功の治療院をみつけるにはどうしたらよいのか、答えは簡単です。
行って自分の目で確かめれば、わかります。
ただ、やはりこのように厳しく説明しても、私の実力を確かめずに、気功教室に入会したいという方が後を絶たないのも事実です。
また、良く分からない気功の先生に習い続けていて、上手くできないから習いに来る方もいるので、やはり気功を良く知らない人が、うまい先生を見定めるのは難しいのでしょう。
治療院を開業した後
ここまで話したことを実践するのは簡単です、なぜなら全く興味がない事を学ぶより、好きなことを学ぶときのほうが、楽だからです。
また開業資金も飲食や美容院などと違って1000万以上かかることはまずありません。200万ほどで開業できてしまうからです。
そしてさらに言うなら、本当に大変なのは開業してからなのです。
開業したお店を開いたらお客さんがすぐ来てくれると勘違いしている人が多いですが実際は全く違います。
簡単なら飲食店に例えると5年以内に閉店する店が半分なわけがありません。
私は居酒屋や日雇い労働で副業をして自転車操業でお店を続けている整体師の先生も何人も知っています。
そうならないためには治療院を開業した後、何をすればよいのかこれから説明します。
それは治療院集客専門のセミナーなどに入会して経営のノウハウを勉強することです。
なぜなら、成功させるためではありません、いかにして失敗する確率を減らすことで、自ずと成功の確率が上がるからです。
リスクを虱潰しにして開業するのと、成功だけ夢見て開業するのでは同じことをしても結果が全く違います。
- どのような集客媒体が本当に集客できるのか(チラシ・ホームページ・PPC・紹介)
- どのようなホームページを作成すればお客さんが来てくれるのか
- どのような説明をお客さんにしたらリピートしてくれるのか(リピート対策)
- お店の内装はどのような雰囲気づくりをすればよいのか
- どのようなお客さんに来てほしいのか(スポーツ専門、症状専門、性別、年代など)
数え上げたら知るべきことやるべきことは沢山あるのです。
業者は基本的に信用しない
それと、飛込や電話営業をしてくる業者は、全く信用できません。
なぜなら、治療院の集客を手伝ってくれるという会社が電話営業や飛込で来るという事は、その会社自体がインターネットで集客できていないから電話や飛込で営業するからです。
つまり自社の集客もままならないのに、他人の店を世話できるわけがありません。
それなのにうちの会社と契約してくれれば、お客さん増えますと平気で営業をかけてきます。
そういういくつもの業者と渡り合い実力のある会社を引き当てる必要があります。
相手は会社だし、ちゃんと仕事してくれるはずと思っている方は考えが甘いです。
このようにお店を存続させるにもいくつもの過程を乗り越えていかなければならないのです。
だからこそ治療院集客のセミナーに参加したり、繁盛治療院の先生に師事する必要があるのです。
それと対外集客のセミナーをしてる講師は、横のつながりもあって、よいホームぺージ業者などとコネがあるものです。
そういうことを踏まえるとやはり気功を教えてもらうのと同じで、独学ではなく誰かに師事する必要があります。
私はどうやって開業したかと言うと、たまたま友達がコンサルティングをしていて、ブランディングを手伝ってくれました。
それと、開業当時のお客さんがマーケティングや集客に詳しい方がいて、ホームページの作り方を教えてくれて、今に至ります。
この二人がいなければ私のお店にはお客さんが来なくてとっくに潰れていたでしょうし、今の私はありません。
また16歳と20歳の時に働いていた、飲食の先輩に仕事における職人気質の価値観も教えてもらいました。
そのおかげで技術を磨いて、きちんとした仕事をお客さんに提供する大切さも知りました。
こうして開業について説明させてもらっている私も人から学ばせてもらいました。
気功や経営に限らず何事も基礎、基本が大事という事です。
基本が出来れば応用ができるようになるので、自分で自分の人生の道を切り開けるようになります。
何事もこれで良しという事はなく生涯勉強ということかもしれません。
以上、気功師になるには、気功師になる方法、独立開業その後という気功ブログでした。
ご参考になれば幸いです。