気功の治療効果と線維筋痛症について

 

以前、線維筋痛症と診断された方が当院に見えました。

 

 

症状は

 

子供に不意に抱きつかれると痛いから、抱きついてほしくない。

 

 

洋服の生地によっては、痛みや不快感がでてしまい、好きな洋服を着られない。

 

 

何もしなくても肩から手の先までと、左座あたりからつま先まで締め付けられるような、重いような痛みがある

 

 

当院の気功の治療法は少し変わっていて、体の状況を確認すると、こちらに後ろ向きに立ってもらい、あとは一切の説明なし、気功を始めますとも言わずにいきなり気功をはじめます。

 

理由はプラセボ効果をなくすためと、説明などから受けるかもしれない暗示や催眠効果を一切排除するためです。

 

 

いきなりこんな感じで気功の治療が始めるので、お客さんも戸惑ったり疑心暗鬼になりますが、逆にそれが良いのです。

 

疑ってかかっていて、効果を感じてもらえると、本当に効果があるとより実感してもらえるからです。

 

 

一回目の気功の治療の時に何もしなくても肩から手の先までと、左座あたりからつま先まで締め付けられるような、重いような痛みがあると言っていましたが、

 

痛くなくなってきているとのことでした。

そして二回目に来た時に初回の気功を受ける前の状態と比べると10あったのが3割ほど楽になっているとのことでした。

 

2回目の気功が終わった時点では肩から指先までの痛みや辛さが肘から手先までと範囲が半分に減っているとのことでした。

 

3回目に来たときは子供に抱き着かれただけで痛かったので、抱き着かないように諭していたけど、突然抱き着かれても痛くなくなって大丈夫とのことでした。

 

そしてもう一つは3回目の時に、初回に言っていた症状の「洋服の生地によっては、痛みや不快感がでてしまい、好きな洋服を着られない」と言っていた服を着てきてくれて、「切れなかった服は、この服なんですけど」と説明してくれました。

 

 

4回目の時には初回に言っていた症状

子供に不意に抱き着かれると痛いから、抱き着いてほしくない。

 

洋服の生地によっては、痛みや不快感がでてしまい、好きな洋服を着られない。

 

何もしなくても肩から手の先までと、左座あたりからつま先まで締め付けられるような、重いような痛みがある

 

はすべてなくなっていて普通に生活できているとのことでした。

 

その後この女性は卒業ということで、そのあとどのように暮らしているかはわかりません。

 

しかし現代医学で治療法がなく難病と同じように認識されている線維筋痛症を1週間に一回気功を受けて、線維筋痛症の症状が4回で症状を気にしない状態で暮らせれば気功の効果はあるといってよいと思います。