こんにちは今回は瞑想の段階と効果についてお話しします。

私は瞑想を始めてから10年以上が経ちました。

瞑想をする頻度ですが毎日30分を続けると人生が変わるなんて言われることもある瞑想ですが、さすがに毎日30分もやりたいと思っていないのでやってません。

気が向いた時に瞑想をするくらいで、時間に余裕がある時や真剣に瞑想をする時で1時間、短いと5~10分程度です。

瞑想をする時間ですが、瞑想を始めた当初は5分で目を開けて、どれくらい時間がたったのだろうかや、もう眼を閉じて瞑想するのが、しんどいと目を開けて瞑想をやめていました。

目を閉じてじっとしているという行為が続けられなかったのです。

しかし瞑想の質が上がると、目を閉じている時間よりも体の変化や意識の変化を感じている方が興味深くなり、時間が気にならなくなってくるのです。

瞑想中の意識や感覚など瞑想の質が上がるにつれて、瞑想をする時間も伸びる伸ばせるというのが正解とみています。

瞑想のやり方でアプリや音楽をかけながらという方法がありますがお勧めしません。

瞑想をする際に音楽があると音楽に気を取られて瞑想の意識や身体に怒る変化や効果を感じる妨げになるからです。

静かな落ち着いた場所や瞑想に集中できるような状態環境で瞑想を行うのが私は好きです。

瞑想のやり方で瞑想をする姿勢の一つに寝ながらという方法がありますが、私はおススメしません。

瞑想の初心者のための瞑想導入や、質の低い瞑想をするなら寝ている姿勢でも構いません。

しかし瞑想を上達させたい、質の高い瞑想を求めるなら座るか立位をお勧めします。

これは私の主観と経験則で瞑想をしていると意識や身体の間隔が変わるのですが、寝ていると地面とからだの接地面が多くなるため、瞑想による体の変化や効果を感じ取りにくいからです。

瞑想で危険な事が一つ、何が危険かというと、力むことです。

力みは緊張を生んだり、精神と肉体を披露させるだけではなく、瞑想をしていない時でも頭がぼーっとしたり、欝々とさせる場合もあります。

気功で言う偏差という状態が当てはまります。

瞑想中に力んだり自分から気功の効果を得よう、感じに行くような瞑想の仕方は禁物です。

自分から感じようと思うと力みに繋がることもあるからです。

上手く瞑想が出来るようになれば、勝手に瞑想の効果は向こうから訪れてきますので、ただひたすら瞑想のやり方に忠実に行う事が大切です。

瞑想をしてみたものの効果がない方は、おそらく瞑想をする回数が少ない、瞑想のやり方が間違えている、瞑想をする時間が少ないといった初歩的なミスをしているために、瞑想本来の効果を得られていない可能性があります。

一番勿体ないのが瞑想の効果に気が付けていないという事もあります。

悪いことはなくなってしまえば、人は悪いことがあったのを忘れてしまうからです。

また鈍感で気が付けないという場合もあります。自分に対する意識が低い人が陥りやすいです。

瞑想が上手になると、瞑想をしている時の雰囲気が変わるのを分かるようなってきます。

10年以上前に瞑想を始めたころの状態は、ただ目をつぶってこれが瞑想なのか、なんて退屈なのだ、早く時間がたたないものか、これに何の意味や効果があるのだろうと、頭の中が非常に世話しなかったのを思い出します。

次の段階になると、瞑想をしている最中と瞑想をしていないで、眠りにつくときに目を閉じる状態では明らかに何かが違う事が分かりました。

瞑想をしているの時の意識はスーッと何かが落ち着いていくような感覚がある、わかる、その意識の状態に自分でなれるようにもなったのです。

寝ている時は漠然と眠ろうという意識なので瞑想とは明らかに違うのです。

このように何かが落ち着くというかトーンが下がるという雰囲気が変わる感覚が分かると、時間の概念が少なくなり、じっと目を閉じて座っていても

退屈などは感じずに、その瞑想の感覚に浸ったままでいられるのです。

そうすると時間は勝手に過ぎていき、結果として1時間など経っているのです。

次の段階になると勝手に姿勢が良くなったり呼吸が深く長くなったりと、瞑想の効果を体でも感じるようになるのです。

瞑想をする時に姿勢を良くして、深く呼吸をするのではなく、瞑想が上達すると瞑想の効果が表れて、自然に姿勢は良くなり呼吸も深くなるという事なのです。

さらに瞑想の質が上がると、今度は意識が解放されていくのが分かるようになりました。

自分の中にある悶々とした意識や不快感、違和感と言ったものが体から抜けていくのを感じられるのです。

瞑想が終わると深いリラックスが訪れて、ねむくなったり全てがどうでもいいというか、こだわりが薄くなるのが実感できました。

つまり楽になるのです。

今自分が瞑想で得られる効果、分かってきたことはこれくらいですが、これで終わりではなく次の段階があるはずなので、さらに上達して一皮むけた時には、どんな感覚を味わえるのか楽しみです。

もし瞑想を経験されていて、上達した感じがしない、感覚が始めた当初と変わらないという方は、別の瞑想法をするのをお勧めします。

やり方がご自身に合っていないか、やり方が間違えていては、瞑想をする時間が勿体ないですよね。