今回は本物の気功と腰椎ヘルニアで来られた40代半ば男性のお話です。
今回お話しする気功は5分以内でした。結果は松葉杖なして歩いて帰られました。
世の中には気功やカウンセリングなどありますが、こころの傷が消えるまで本物は何か月もカウンセリングに通ったり、何時間も必要とはしません。
くれぐれもこころの傷の治療などと称して、大した効果もなく何か月もかけたり、結果として高額な支払いをしてしまうことのないように気を付けてほしいです。
さっそく症例についてお話しします。
インターフォンが鳴りドアを開けると松葉杖をついておられました。
理由を聞くとヘルニアの症状で足の痛みとしびれが出ているので松葉杖が必要とのことでした。
タヒチアンダンスをされているお友達の紹介で来たという事で、紹介者の名前を聞くと幸いにすぐに思い出すことが出来ました。
症状の状態を聞くと右側のお尻の部分から足のくるぶし辺りまで痺れている。
仰向けや右下で寝るとしびれが強くなるために眠れないため左腰を下にして欲を向きで寝ている。
歩いているとか肩が一瞬強く痛むためと歩行が困難なために松葉杖が必要。
立つ座るという動作がスムーズにできない。
歩くときに片方の足を引きづって歩くような感じで真っすぐ歩けない。
通常の速さで歩くことが出来ない。
という事でした。
簡単な筋力検査をすると体感に全く力が入っていないく自分の体を自分で支えられていないグニャグニャの状態でした。
過去に腰痛などはなかったか聞くと、中学生の頃から腰痛があったとのことでした。
とういう事はそのころから腰痛があるという事は、さらにさかのぼって足のしびれの根本原因があるのではと判断しました。
なぜなら、僕が良く言う事があるのですが、人がこころとからだは別としてみているだけで本当は体も心も一つだからです。
身体が傷つけば心も傷つきますし、心が傷つけば体も傷つくのです。
ストレスがたまると胃があれて胃痛など胃の不快感が出るのはそのためです。
またストレスを受けると体が緊張して肩がこったりします。
このようにこころとからだは一つなのです。
中学生の頃から腰痛があるという事は、そのころにはもう腰が悪くなる原因があったという事になります。
というわけでさらに過去に遡る必要があり、今度は小さい頃のお話を聞くと事にしました。
すると、幼稚園そこらの辺りで腰痛の根本となる原因が見つかったので、気功をしました。
2.3分ほど気功をして院内を歩いてもらうと普段は10メートルも歩くと踵がとても痛くなり松葉づえをつく必要があるが、痛くないので施術前より確実に歩けるようになっているという事でした。
しかし歩いた状態は肩を歩行速度も遅く左右に揺らして足を引きずりながら、とても普通には歩けていませんでした。
しかしまだ太もも当たりのしびれもあり。立ったり座ったりが、ゆっくりでかばって動いているのが見て取れました。
そこで他になにか過去について掘り下げると2年前にお母さまが亡くなられているという事でした。
当時の記憶を振り返ってもらうと、母親一人で育ててもらったものの日々の忙しさに追われて親孝行が出来ずに終わってしまった後悔が残るという事でした。
今回の症状が出たのはお母さまが亡くなられた後で、尚且つ先ほど幼いころのこころの傷を除去したにもかかわらず症状が残るという事は、今回の本当の根本原因はこれだと経験で判断しました。
そこでまた気功を2分ほどして、歩いてもらうと、こんどは歩行速度は最初の倍ほど普通の速さで、肩も揺らしておらず、足も引きづらなくなり、まったく普通に歩いていました。
立ったり座ったりといった動作もスムーズになり、座っている時に痛みをかばっていたのが、疼痛回避行動もなくなっていました。
つまり座っている時にしびれや痛みが出ていたのが、範囲や痛みしびれの強さが確実に減っているという証拠です。
お母さんへの想いをもう一度尋ねると、今は後悔の念が消えていて、最後は看取ることもできてよかったという気持ちに切り替わり、とても心がおついてリラックスしているという事でした。
通常過去の辛いことを考えると、余計に辛くなるのが常ですが、気功が成功すると、2.3分後には心がとても落ち着いて安心感が出るのです。
今回はご紹介で来られて、整体を受けに来たつもりが一切に身体に触れられずに、松葉杖をつかずにはいられない腰椎ヘルニアの症状が消えて、不思議がられていました。
でもこころとからだは一つなので、心の傷が体にサインとして出ていて、心の傷を癒してあげれば体が治るのは当たり前、自然なことです。
むしろ治らない方がおかしいのです。
今回は身体の不調を改善しましたが、強迫観念、儀式的行為、希死念慮死にたい、不安感、焦り、怒りなどの感情が湧き出てしまう方にも、めちゃくちゃ効果があるので、ぜひ困っている方は受けて見て下さい。