気功が嘘だ怪しいだと思っている人に気功師の側から本音を語りたいと思います。

本当はそういう否定的な人を相手にしないで普通なのに信じて来てくれる人を相手にしてほうが健全なんですけどたまにはいいんじゃないかなと思って本音で話してみます。

 

「気功は嘘だ」と思って疑っている人──これはある意味、正解なんですよ。

なぜかというと、気功って偽物がめちゃくちゃ多いからです。

実際、僕のところには毎月最低1回は相談が来ます。

「どこどこの遠隔気功に10万円払ったけど効果がなかった」という話です。

おもいっきり嘘だと思っている人は正解なのです。

ただ、依頼する方も最初からホームページを見て、疑わずに「ここの先生だ」と決め打ちで頼んでしまうはずなのです。

助かりたい一心で妄信的になるわけです。

 

そしてその心に多分ですけど、気功師の方も乗っかって、否定をしないんでしょう。

すごく寄り添うフリをして、上っ面だけ寄り添って、「このぐらい受けた方がいいですよ」「何回ぐらい受けますか?」「長くかかりそうですね」という感じで話をして、お客さんの心を掴んでるはずなんですよ。

じゃないと、いきなり「10回お願いします」と言っても、お金振り込むはずないですから。

で、振り込んだ結果はどうなるかというと、うちに電話で相談が来るというオチです。

一括払いで10回分払ったのだけど効果がないけど、どうなんでしょうと。

十中八九詐欺にあってますね。

だから、「気功は嘘だ」と思う人は、ある意味めちゃくちゃ正解なんです。

妄信的なった時のデメリットやリスクを知らないうちに避けているからです。

 

ただ、全部が全部そうかと言うと違うんですよ。

やっぱり俺とかはちゃんと結果出すし、まともに仕事してるから。だからやっぱりいい人もいるし、悪い人もいるってことなんですよね。

ただ、ここからは気功が嘘だと思い込んで否定して、えつに浸ってる人に言いたいことがあります。

 

気功は嘘だと思って検索している人は、それはそれで別にいいと思います。

なぜかといえば、実際に受ければ分かるように、気功は本当に存在するからです。

そもそも、もし本当に嘘だったら、こんな詐欺じみたことを堂々とやる人はいないはずです。

すぐに捕まるし、商売としても成り立ちません。

中国でも気功というものを正式に扱ったり、病院に併設したりすることはないでしょう。

あとは、ですよね。厚労省でも、気功の効果を認めている部分があります。

何もなければ政府の公式のHPに書かないですよね。

さらに海外では、イギリスやアメリカで「ヒーリング」として認知を受けています。

それに、整体に行ってもダメ、カイロプラクティックに行ってもダメ、病院に行っても治らない──そうやって苦しんでいる人がいます。

そんなときに「気功は嘘だ」と言って受けないのであれば、もし本当に気功で改善できる可能性があった場合、自分が損をするだけです。

 

そもそも気功を知らなかった人でもネットで調べて「そういうテクニックがあるんだ」と思って疑わずに来て、実際に治る人もいます。

もちろん、大事なのは良い気功のお店を見つけることです。

それで「体験してみよう」と思って来る人もいるわけです。

結局、気功が嘘か本当かと思うのは、その人次第。

なんで何でも疑ってかかるのかは分からないけれど、疑うのは別に構いません。

ただ、行動せずに文句だけ言って、物事や相手を否定的なのは自分自身であって、そういう人は世間から相手にされないですよね。

 

何事に対しても否定的な人は、疑うのは良いことではありません。

自分の妄想の中だけで生きていることになるから、それはセンスがないんじゃないかなと思う。

そういう妄想で勝手に決めつけて物事を否定するような人とは関わりたくないです。

ネガティブだから会話しててもつまらないから。

だから、そういう人には逆に関わらないで済むというメリットが、こっちにはあるのです。

だから、気功は嘘だと思う人は、そのまま嘘だと信じ込めばいいと思います。

その結果、気功のメリットも全部ないことにして、自分が困ったときに自分の持っている可能性を否定し続け、つまらない人生を送ればいいんじゃないかなと思います。

 

これは気功に限らず、何にでも言えることです。

人間に対する信頼でもいいし、物事に対する期待感でも同じ。

「あそこおいしそうだな、でもやっぱりやめとこう」

「あそこに行ってみたいな、でも何か良くないことがあったら嫌だからやめとこう」

──そうやって自分で自分の人生を狭めて、つまらないものにしてしまう。

だから、そういう人はそれでいいんです。

別に、気功を嘘だと思う人はそのまま嘘だと思っていてくれればいいです。

こちらはちゃんと効果を出して、まっとうな仕事ことをしているからです。

気功に関して「そういうのもあるんだな」と否定しない方に対して、しっかりといい仕事をすればいいだけです。

 

これは、気功を嘘だと根拠もなくイメージだけで決めつけて否定する人に対しての、気功師側からの率直な感想です。

何が言いたいかというと、

疑うのももちろんいいんだけど、単なる肯定的な思い込みだけじゃなくて、やっぱり、気功はある程度は社会的に認知されているものだということです。

一応、政府が認めているとか、ある国では正式に治療として採用されているとか、そういうことも踏まえて、バランスよく物事を考えたほうが人生は楽しいんじゃないかなと思うんです。

まあ、要するに「仲良くいこうぜ」ってことですね。