気功は本当に不思議で謎が多すぎる。

ただこっちは相手に目掛けて気を送っているだけなのに、痛いところや、つらいところが勝手に良くなる。

しかも、気功師が知らない症状まで勝手に良くなる。

やり方は気を送るコツをつかんで、あとは本当に気を送り続けるだけ。

気を送って早いと5分しないうちに、気を受けた相手は手のひらや首や背中などがポカポカ暖かくなってきた。

と言うことがある。

ほかには何か手のひらなどにピリピリと感じる。とか、シュワシュワと体の中を何かが通っているような感じがする。とか。これはたぶん血流が良くなっているからだと思うと言う方も。

それだけならまだしも、後ろに引っ張られているようだといって、後ろに倒れないように一生懸命踏ん張っている人までいる。

自分は気を送るときは暗示や洗脳の効果などプラセボ効果をなくすために、一切事前の説明なし、こちらに背を向けてもらっている状態で行っている。

気を受けている人の体質によって反応が違うようだけど、こっちが全く見えない状況なのに、皆同じような事を感じて、驚きながら不思議がりながら似たようなことをいう。

捻挫をして一か月経っても、寝ているときに動かすと痛くて起きていたのが、一回で夜起きなくなったり、頭痛やめまいがその場で治まったり。

気を受けると姿勢が必ず良くなるという姿勢矯正の効果が気功にはある。

しかも10分、15分かけてゆっくり姿勢がよくなっていくために気功を受けている本人も気が付かないので、ビフォー・アフターで鏡を見て皆驚く。

理屈を聞かれても、こちらは気を送るコツをつかんだ時から、その感覚を頼りに気を送るだけ。

別に相手の身体のどこが良くなりますようにだとか、癌や難病が治りますようにと念じながら気功をするわけでない。

なのに、難病と言われる症状が完治したり、現代医学では治療法がない病名が付いた病気が気功で治ってしまうことがかなり高い確率である。

かなり高い確率とは自分の実績と経験では90パーセントを超える。

治るというのはどういうことかというと、痛みやしびれが全く出なくなる、めまいや耳鳴りが全く気にならなくなるといった感じで、症状が起こる前の状態まで戻るというか変わる。

この理屈は現代医学や科学では解明されていない。

しかし、実際に気功を受けていることを全く知らない状態で、不意打ちで騙すかのように気を送り続けると、物の数分で症状に変化が出る、そして回を重ねるとだんだんと症状が減っていく。

気を送っているときに、確かに何か出ている感覚はあるものの、それが手からなのかは、正直微妙である。

もちろん気功をやり始めた時よりも、経験が増えていくごとに手から気が出ている感覚が増えている。

一般的に、気の出る場所は手のひらの真ん中あたりの労宮というツボと指先から出ると言われている。

足の先からも出るとされていて、足の場合は足の労宮に当たる部分の湧泉と足の指先から。

しかし、気功をしていると手のひらはもちろんだが、体全体から出ている気がしていた。

で、本当のところはどうなのか?というと、中国人の気功師から教えてもらうと全身から気はでるとのこと。

つまり、手から何か出ているのではなく、全身から何かが出て、その反応を受けた人の体が治っていくということなのだろう。

俗に言う気が労宮から出るのは、出やすい箇所の1つであって、そこからだけではない。

おそらくそれが一人歩きして、にわかの気功師や、独学の気功師たちが、手から出ると言うようになったのではと。

なにしろ、こちらが出した気が、相手の体に作用した後の体の反応、治る過程は説明できても、気がなぜ出るのか?どのように出ているのか?は、未だわからない。

ということで、気功は謎というブログでした。