はじめに:なぜ「先生選び」で人生が変わるのか

気功やヒーリングを習ってみたいと思った時、一番最初にぶつかるのが「どこで、誰に教わればいいのか?」という問題です。

この選択を間違えると、技術が身につかないばかりか、時間もお金も、体調すらも失うことがあります。

実際、私のところには「〇〇式を何年も習ったけど、まったく効果が分からなかった」「高額なヒーリング講座に通っても人に施術できなかった」という方がよく来られます。

逆に、本当に正しい先生から学べば、数ヶ月で他人の不調を楽にしてあげられる技術が身につく。

それだけ、誰から学ぶかは大きな分かれ道になるのです。

私はもともと、この業界に入る前までに10回以上仕事を辞めてきました。

まともに働けず、自分を社会不適合者だと思っていた人間です。

そんな自分が変われたのは、良い先生や、気功や整体との出会いがあったからです。

このブログでは、私自身や周囲で見てきた失敗例・成功例をもとに、「良い先生とはどういう人か」「悪い先生に習うとどうなるか」を、具体的にお伝えしていきます。

2. 良くない先生に教わると何が起きるか(失敗例)

気功やヒーリングを学ぶとき、「誰に習うか」で、その後の人生がまったく違う方向に進みます。

うまくいけば数ヶ月〜数年で人の体を改善できる力がつきますが、間違った先生に教わると、何年経っても何も身につかないということが普通に起こります。

ここでは、実際によく見てきた失敗例をいくつか紹介します。

◆ 時間とお金を失う

「これを習えば自分も人を癒せるようになる」と思って始めたのに、何年通っても効果を実感できず、気が出ているのかもよくわからない。

そういう人は、講座に100万円単位のお金と、何年もの時間をかけてしまったあとで私のところに来ます。

学んでいた間は「自分にセンスがないのかな」と思い込まされ、先生は「もっと感度を高めましょう」「継続が大事」と言うばかりで、結局なにも変わっていない。

これが最も多い失敗パターンです。

◆ 上達しないまま終わる

教える側の先生が「気の出し方」「感じ方」「届かせ方」を体系的に理解していない場合、生徒も当然、感覚の拾い方や施術の組み立て方を学ぶことができません。

「場の雰囲気」や「スピリチュアルな言葉」で教わった気になっていても、気功の本質的な技術は一切身につかないまま終わってしまうのです。

◆ 心身に害を受ける(宗教・セミナー型の危険)

実際に私の知っている人の中には、気功を習いに行った先が実は自己啓発系セミナーだったり、宗教団体とつながっていたケースもあります。

そこでは「気功を学ぶこと=そのグループに所属し、拡大に協力すること」になっていて、本人の意思とは関係なく、人集めや物販に巻き込まれていくような流れになっていました。

さらに、そういった場所では先生のエネルギーが不安定だったり、むしろ気を受けたことで体調を崩してしまうという本末転倒なことも起こっています。

このように、「教える側の質が低い」「技術ではなく依存や洗脳を目的としている」先生に当たってしまうと、お金と時間だけでなく、身体と人生そのものを消耗する結果になってしまうこともあるのです。

次に、そうならないために見るべき「良い先生の特徴」をまとめていきます。

3. 良い先生の特徴(7つのチェックポイント)

気功やヒーリングを学ぶうえで、「この人から学べば間違いない」と言える先生には共通した特徴があります。

ここでは、実際に成果を出している先生、長く生徒から信頼されている先生に共通するポイントを7つにまとめました。

① 実績と体感の証拠がある

ホームページや説明で「気功ができます」と言っているだけでは不十分です。

実際に「どんな症状にどう効いたのか」「生徒がどう上達しているのか」など、体感ベースの結果や証拠が出ている先生が本物です。

② 教え方が具体的で、段階が明確

「まずはこう感じて、次にこう動かして…」というように、ステップごとに教えてくれる先生は信頼できます。

抽象的な精神論やスピリチュアルな話ばかりで「実技の型」がない先生は避けるべきです。

③ 施術効果が生徒にも再現できている

その先生自身がすごいだけでは意味がありません。

生徒も一定の期間で施術できるようになっているなら、再現性のある技術だという証拠になります。

④ 自分より“生徒”を見ている

良い先生は、自分の話ばかりせず、相手の反応や状況を丁寧に見てくれます。

「この人すごい」と思わせようとするより、「この人もできるようにしたい」という気持ちが前面に出ているかを見ましょう。

⑤ 無理な勧誘や高額商品販売がない

本物の技術を持った先生は、無理に押し売りをする必要がありません。

「今決めてください」「これはあなたのためです」などのセールストークが多い先生は、技術より売上を優先している可能性大です。

⑥ 宗教・自己啓発の色が出ていない

「宇宙の意志」「神から授かった」などの言葉が頻繁に出てくる場合は要注意です。

本当に技術で結果を出している先生は、そういったものに頼らなくても信頼されているため、過度な精神論にはならない傾向があります。

⑦ 卒業と自立を促してくれる

「一生通ってください」と言う先生と、「一定レベルになったら自分でできるようになってください」と言う先生。

本物の先生は、卒業できることを前提に教えてくれます。

「6. 気功業界の落とし穴と、本当に伸びる学び方」

◆ 業界には“落とし穴”もある

気功やヒーリングの世界には、残念ながら本質とはかけ離れた教え方や団体も存在します。

私は実際に、信仰宗教がらみの気功にハマってしまい、仕事もできないほど体調を崩してしまった人を知っています。

また、気功と称した自己啓発セミナーにどっぷりと浸かり、他人をどんどん勧誘するような活動をしていた人も見てきました。

中には、完全に洗脳され、金銭的にも精神的にも追い詰められてしまった人もいます。

最初は「人の役に立ちたい」「体を治したい」という純粋な気持ちだったのに、教えてもらう相手を間違えたことで、人生を壊してしまった例があるのです。

だからこそ、「どこで学ぶか」「誰に学ぶか」は、本当に慎重に選ぶべきです。

◆ 良い先生に出会えれば、人生は逆に開ける

もちろん、気功の世界すべてが怪しいわけではありません。

本物の技術と指導力を持った先生に出会えれば、人生は逆に好転します。

上手い先生に教われば、確実に成果が出せる施術ができるようになりますし、将来的には独立開業したり、治療家として生きていく選択肢も現実的になります。

また、最初から良い先生に教われば、あとで別の技術や考え方に触れたときでも、ベースがしっかりしている分、吸収が早くなるのです。

逆に、下手な先生に習ってしまった場合は、その後に別の技術を学ぼうとした時に、一度覚えたことを全部やり直したり、修正する必要が出てきてしまう。

これは、時間的にも金銭的にも二重の負担になります。

◆ 教わる相手によって、技術の質も未来も変わる

「誰に教わるか」は、技術の“質”と、人生の“方向”を決める要素です。

だからこそ、習うなら最初から、結果を出していて、教える力もある、本物の先生を選んでください。

7 気功やヒーリングを悪い先生・良い先生に習う場合の徹底比較まとめ

初めは興味をもって何となくで気功やヒーリングの教室を選んだ結果、本当に良い先生に出会えたことで人生が好転して幸せになれた人もいると思います。

私がその一人です。

開業して10年以上がたちますが、実はこの仕事に出会う前まで、10回以上仕事をやめています。

バイトは5個以上、職種は日雇い、引っ越し、飲食、建設業、IT企業と努めましたが、3か月から長くて1年ほどでやめてしまっていました。

自分でも仕事をコロコロやめてしまう現状ではダメだとわかっていて将来が不安で仕方ありませんでした。

自分の事を社会不適合者とおもっていたし、事実まともに勤められなければそうです。

そんな時に坐骨神経痛になり施術を受けて自分が良くなったことがきっかけで、自分も習ってできるようになって人を健康にできるのって、面白いなって思って習ったのがこの業界に入るきっかけでした。

そして5年で半分がつぶれて10年で10%も残らない中で、15年以上もお店を続けられている今があります。

これまで数多くの人に施術しいくつもの原因不明の不調を明らかに改善してきています。

技術を教え、「気功が本当にできるようになる人」も見てきました。

もし、人を癒す仕事に出会わなければ、私は今も「何をやっても続かない」「自信が持てない」ままだったかもしれません。

だからこそ、これから学ぶ人には回り道してほしくない。

変な先生に時間もお金も体調も奪われてほしくない。

そう強く思って、この文章を書いています。