こんにちは今回は犬などのペットにも気功は効果があるかというお話をさせていただきます。
元身体が悪くて来られた方がうちの気功を受けて体調が改善していくのを実感されて、犬にも効果があるかという話になったことから今回の話は始まります。
ボーダーコリーを飼っているのだが言う事を聞かなくて困っているという話でした。
- 散歩のときにランニングをしている人や犬に向かっていく
- 犬を散歩させようとすると引っ張っていう事を聞かない
- 欲しいものがあると勝手に取って、取り上げようとすると怒って噛みつく
- ちょっとした物音で吠える無駄吠え
散歩をしてあげたいのだけどできないという話でした。
じゃあ早速やってみようという事になり、飼い主さんの家に行き気功をすることになりました。
いざ犬と対面すると、ケージの中でずっと牙を出して唸るか吠えるかのどちらかでずっとこちらを威嚇していました。
手を出してさわってみようとすると、威嚇して下がるので離れて触らせてくれませんでした。
そこで目を合わすとさらに興奮するようなので、体の向きを変えて目線を外して気を送り続けました。
何だか首のあたりが非常に良くないから、必要以上にイラついてるのかなとか考えながら気を送ってました。
犬は具合が悪い時にも、吠えたりして飼い主に不調を訴えることもあるそうです。
5分ちょっと気を送ると吠えるのをやめて唸るだけになったので、もう少しやってみようと続けると、唸りはするものの伏せた状態になりました。
明らかに落ち着いていたので、やっぱり効果があるなと思っていた矢先、飼い主さんがエサをあげてみようというので、エサをあげてみました。
食べてくれないかなと思ったら、普通にパクパク食べてくれたので、可愛いなと思っていると、今度は飼い主さんが折から出してみようという事で檻から出すことになりました。
折から出ると他の二匹の犬と一緒に餌をパクパク食べてくれたので、ほっと一安心しました。
めちゃくちゃ単純で良い子じゃんと思っていると、飼い主さんと散歩の話をしたら、言葉が分かるので犬も散歩に行くモードになり散歩に行くことになりました。
外に出るとやっぱり通り思いきり引っ張ったりと好き勝手するので、リードを短く持って膝の横につけて歩くことにしました。
最初はグイグイ引っ張っていましたが、引っ張られても動じずに引っ張っても無理という事を教えながら散歩しました。
芝生の開けた場所についたので、大型犬なのに家の中で檻の中にいてろくに散歩もせずに可哀そうだなと思ったので一緒に数十メートル走ってみました。
走り終えると初めてこちらを見て足元に座ったので、触ってみると普通に触らせてくれたので、ここぞとばかりに沢山よしよしヾ(・ω・`)触りました。
その後は何故か前ほどは引きずるように引っ張らなくなったのが不思議でした。
相変わらず先を歩こうとするもの、引きずろうとした時だけリードを引っ張ると引っ張るのを止めるようになりました。
途中人が通り過ぎると、向かって行こうとするのでその時だけ力ずよく止めましたが、後は普通に散歩が出来ました。
家に戻って座ると、自分の足元に座っていたので撫でていました、ふと散歩に行ったのに。足の裏を拭いてないのを思い出して、飼い主さんに尋ねると足の裏を拭かせてくれないというので、やってみると狂暴になることなく大人しく拭かせてくれました。
最初に出会った時とは違い、吠えないし唸らないし、寄ってくるし、触らせてくれる、おもちゃをもってきて遊んでとせがむめちゃくちゃ可愛いい犬になりました。
後日また来てほしいという事で10日ほどたって伺う事になりました。
飼い主さんいわく頭が良い犬だから、私の事を覚えているはずと言っていたのでどうなのだろうと楽しみにしていました。
いざ対面すると、相変わらず吠えていたので飼い主さんは私の事を忘れてしまったと思っていました。
でも吠えていた方向は飼い主さんにであって、私に向かって以前のように牙を出して唸っていなかったのです。
ただ飼い主さんが外から帰ってきて呼んでいるだけだなと思ったので、手を出すと一瞬臭いを嗅いだ後は普通に触らせてくれたので覚えていてくれたようです。
すぐ檻から出すと犬が前に遊んでたおもちゃをもってきて遊んでくれと言うので遊んであげました。
犬と遊んでいる最中に身体を触ってどこか悪いところがないか探すと、頭と顎にゆがみが見てとれたので、調整しました。
調整前はおもちゃを引っ張り合って遊ぶときに、唸っていたのがただ普通に引っ張り合って遊ぶだけに変わりました。
これは経験則ですが、頭やあごの歪みが閾値を高めた結果、過剰に緊張や興奮を引き起こしていたのだと思われます。
閾値が正常になり過剰に反応しなくなったために、不必要に唸らなくなったのでしょう。
そのあと散歩に行こうという事になり散歩に出ると依然と同じように先を行こうとするものの引きずることはありませんでした。
散歩の途中に小型犬とすれ違うとに向かって行こうしましたがやはり前ほど向かっては行きませんでした。
そのあとにゴールデンレトリーバーに出会うと、一気に興奮して向かって行こうとしたので引き留めていると、一緒に散歩していた二匹がそのゴールデンレトリーバーと仲良くなっていました。
そこで今回の大型犬の犬も仲良くなるかと近くによると、怯えて腰が引けながら後ずさりしたのです。
ゴールデンレトリーバーの方は何も動じていませんでした。
これには飼い主さんと私も笑いました。
吠えていたのは、ただ単に怖かったのかと。
後日飼い主さん一人で犬と散歩に出かけたら、まだほかの犬などに向かおうとするが以前より、引っ張ることはなくなったという事でした。
トレーナーみたいなこともして散歩が出来るまでになりましたが、普段家にいる時の無駄吠えも半分は減ったという事で喜んでもらえました。
また数をこなせばさらに効果が出るのではと期待しています。