気功や整体で開業するなら?
店舗・自宅・レンタル・出張のメリットデメリットを徹底比較
こんにちは。今回は、気功や整体で開業を考えている方に向けて、開業場所の選び方についてお話しします。
「店舗を借りた方がいいのか?」
「自宅で気軽に始めるのはアリか?」
「レンタルサロンや出張はどうなのか?」
開業前に誰もが悩むポイントですが、結論から言えば、どれも一長一短です。
実際にすべてのスタイルを経験してきた立場から、現場目線で比較してみます。
店舗開業
メリット
・信頼感がある(場所が固定されているため安心感を与えやすい)
・看板やGoogleマップなどでの集客ができる
・紹介やリピートに繋がりやすい
・サロンの雰囲気を自分で作れる(ブランド力を出せる)
デメリット
・家賃・光熱費など、月々の固定費がかかる
・契約期間・内装・初期費用などリスクが高い
・集客できなかった場合のダメージが大きい
自宅開業
メリット
・家賃ゼロで始められるため、リスクが極めて低い
・生活スペースの一部を使えば、すぐにでもスタート可能
・家族や予定に合わせて柔軟に時間を使える
デメリット
・住所を公開する必要があり、プライバシー面で気になる人も多い
・来客の導線や玄関・トイレの共有に気を遣う
・雰囲気が“プロの空間”になりにくい
レンタルサロン開業
メリット
・おしゃれで整った空間を、低コストで利用できる
・自宅を出ずに開業したい人にとって現実的な選択肢
・サロン側の集客力を一部利用できることもある
デメリット
・希望時間が予約で埋まっていることがある
・毎回場所が変わると、リピート客にとって不便
・利用料が積み重なると、結局高くつく場合もある
出張施術(訪問型)
メリット
・お客様の負担が少ない(自宅で施術を受けられる)
・初期費用ゼロでスタートできる
・高単価で契約が取りやすいこともある(富裕層向け対応など)
デメリット
・移動の時間・体力コストが大きい
・トラブル対応(場所・人・環境)でリスクが高い
・集客よりも紹介頼みになる傾向がある
私は最初から店舗を借りました
ちなみに私は、最初からいきなり店舗を借りました。
理由はシンプルで、集客の算段がすでに立っていたことと、どうしてもやりたかった物件があったからです。
当時はまだホームページで集客する人なんて少なかった時代。
15年前は、名刺のような一枚だけのホームページも多く、プロフィールに似顔絵を貼っているようなページが普通でした。
自分を出すことにも抵抗があるような時代でした。
でも私は、その時点ですでに「ホームページでお客さんが来る」ことを知っていた。
だからこそ挑戦し、結果を出してきました。
いまでも集客の8割はホームページから。
残りは紹介です。
月額数万円かかるようなポータルサイトは使っていません。
途中で使ったことはありますが、費用対効果が悪く、すぐにやめました。
もう一つポータルサイトにブログなどを書き込むなら、自分のホームページにブログをかいた方が、メリットが多いからです。
力が二分するより集中させると良いことが沢山あります。
その点を踏まえても、ポータルサイトは使っていません。
なぜ“ポータルサイトを使わない方がいい”のか(論理的根拠)
1. SEO的に損
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ポータルに書いた記事は、基本的にあなたのサイトの評価にはならない(=ドメインパワーにならない)
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Googleは、コンテンツの「オリジナル所有者(=あなたのサイト)」を評価する
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ポータルにブログをかくとポータルサイトがだってドメインばかりが強くなり、あなた個人の資産にならない
2. ブランディングにならない
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読者は「あなたの記事を読んだ」ではなく、「ポータルサイトで何か読んだ」で終わる
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信頼・指名・予約につながる、指名検索の積み重ね”が育たない
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本当に価値ある人に出会っても、「どこで見たか分からなかった」になる
3. 費用対効果が悪い
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月額2〜5万円×12ヶ月 = 年間24〜60万円
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それだけの費用をかけても、「見られて終わり」「読まれて終わり」が大半
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しかもポータル経由の予約は、キャンセルや価格比較が起きやすい
4. 紹介・ブログ・ホームページでの集客の方が安定&濃い
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ホームページは「あなたの価値を深く理解した上で来る」→ 質が高く、単価も維持できる
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ポータルは「とりあえず比較」「値段が安ければいい」→ リピート率も低下
✅実際、上手くいってる整体師や気功師はどうしているか?
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本当に繁盛してる人は、ブログとホームページに集中して、自力で検索流入を取っている
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ポータルサイトで集客してるのは、ホームページで来ない人か、最初の集客に困ってる人だけ
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「紹介とホームページだけで成立している人」は、戦略勝ちしている層です
まとめとアドバイス
「自宅」「レンタル」「出張」「店舗」── どの選択肢も正解です。
大切なのは、自分がどの段階にいて、どんな働き方をしたいのかをはっきりさせること。
リスクを抑えて試したいなら、レンタルや出張。
本気でブランド化したいなら、いずれは店舗。
どの道を選ぶにしても、最終的には“信頼される空間”を持つ方向へ進むべきです。
このページが、これから開業を考えている方の参考になれば嬉しく思います。