こんにちは！今回は、パーキンソン病を患いながらも腰痛の改善を目指し、日常生活を取り戻した50代女性のお客さんの事例をご紹介します。

この方は、発症から5年が経過しており、腰痛が日常生活を大きく制限していました。

ですが、数回の気功を受けられて、生活の質が大きく向上しました。

詳細な経過と改善のポイントをお話しします。

患者さんの背景と症状

このお客さんは、パーキンソン病を発症してから5年が経過していました。

特に腰痛がひどく、歩行中に頻繁に立ち止まらざるを得ない状態が続いていました。

おそらく、脊柱管狭窄症のような症状も併発していた可能性があります。

歩行時には腰が痛くなり、立ち止まって休まないと再び歩き出すことができないとのことでした。

「まずはこの腰痛を何とかしたい」という希望を持ち、来院されました。

パーキンソン病特有の動きづらさもありましたが、最優先は腰痛の改善でした。

施術のプロセスと患者さんの変化

1回目の施術　即効性の実感

初回の施術では、お客さんがすぐに変化を感じることができました。

施術直後、姿勢が良くなり、顔が温まる感覚を得られたとのことです。

これは今まで血流が悪いところの血行が良くなったからです。

さらに、その日は施術を終えた後に久しぶりに二時間買い物をすることができました。

「ここ数年、こんなに元気に動けた日はなかった」と話されていたのが印象的です。

ただし、翌日には腰痛が再び強くなり、症状が戻ってしまったと報告がありました。

これはよくあるケースで、身体が新しい状態に慣れるまでに時間がかかることが原因です。

2～3回目の施術　少しずつ見える変化

2回目、3回目の施術を経ても、姿勢は元に戻る傾向がありました。

しかし、患者さんは「歩く感覚が少し楽になった」「日常生活が以前よりも少し楽になった」と話されるようになりました。

特に、これまで動作を始めるときに感じていた「動きづらさ」が軽減されてきたことが大きな変化でした。

この段階では、まだ大きな改善というより、日常生活の中で少しずつ変化が見えてきた段階です。

4～5回目の施術　劇的な改善

さらに気功の施術を続ける中で、患者さんが最も辛かった「腰の焼けるような痛み」が完全に消えました。

この痛みは、じっとしていても続くもので、「こんなに辛いなら死にたい」と感じるほどだったそうです。

それが消失したことで、お客さん自身が心身ともに楽になったと話されていました。

施術開始前にはご自宅から当院まで8回休んでいたところ、現在では1～2回の休憩で来院できるようになったのです。

この変化はお客さんにとって大きな自信となり、さらに生活が楽になったと感じられるようになりました。

6回目の施術

気功の施術の前に様子と聞くと、初めは8回ほど休憩して店にたどり着いたのが、一回も休まずに普通に歩いて来られたとのことでした。

それと、いままでは一度歩き出すとパーキンソン病特有の症状により加速してしまい、止まる時は電柱にぶつかって止まっていたが、立ち止まれるようになったという事でした。

これはパーキンソン病の特徴でもあるので、つまづき歩行が改善されたことにより、日常生活が確実に過ごしやすくなったのです。

通常改善することはあり得ない事なので、恐らく初めて自分でも言いますが、奇跡と言ってもいい現象だと思いますが、奇跡ではなく狙ってやった結果です。

年末年始の2週間：施術なしでも症状が安定

さらに興味深いのは、年末年始の2週間ほど施術を中断した際の状況です。

この期間中も症状が戻ることはなく、腰痛の改善が持続していることが確認できました。

これは、単に一時的な効果ではなく、施術によって身体の状態が根本から改善していることを示しています。

患者さんの感想：「自分の足じゃないみたい」

施術を重ねる中で、患者さんが「自分の足じゃないみたい」と話されました。

通常、この言葉は「足が重い」「不調を感じる」ときに使われるものですが、今回の場合はまったく逆の意味でした。

長年、パーキンソン病による動きづらさに苦しんできた患者さんにとって、施術後の「足が軽く、スムーズに動く」という感覚はまさに新鮮な驚きだったのです。

この一言には、施術の効果がいかに大きかったかが凝縮されているように感じます。

施術の効果と今後の方針

この事例からわかることは、たとえパーキンソン病そのものを治療することが難しくても、それに付随する症状や不快感を改善することは十分可能だということです。

特に、患者さんにとって最も辛かった腰痛が消え、日常生活が楽になったことは、大きな希望となりました。

ただし、パーキンソン病の進行や、体を動かさないことによる筋力の低下など、注意が必要なポイントもあります。

これからも施術を継続しながら、患者さんがより快適に生活できるようサポートを続けていきます。

最後に

「パーキンソン病だから仕方がない」と諦めてしまう方も多いですが、この患者さんのように、症状の改善によって生活が大きく変わります。

同じような悩みを抱えている方がいらっしゃれば、ぜひ一度ご相談ください。

他の治療院に行かれている方の方が、比較対象があるために、より一層当院の気功の効果が分かるはずです。

自分は受けても良くならないとあきらめずに、挑戦してみてください。