エネルギー伝授は必要ない?気功・ヒーリングの「開通」「能力の開放・目覚め」の実態を気功師が解説

気功教室やヒーリング養成講座・レイキセミナーでよく耳にする「アチューンメント」「エネルギーを伝授」「開通」「眠っていた能力を目覚めさせます」という言葉。

多くの人が「特別な儀式で力を授けられる」と期待して参加しますが、これらが演出に過ぎないというのが私の答えです。

池袋で自立神経気功整体院を運営し、非接触の気功施術を日々行っている私の実体験と気功教室の生徒さんたちの実際の結果から、「エネルギー伝授は必要ない」理由を正直に解説します。

大前提・人は生まれながらに「気」を使う能力を持っている

気功やヒーリングの本質は、触れずに相手に影響を与えるという技術・技法です。

これは特別な才能や師匠からの伝授で得る力ではなく、誰でも生まれつき持っている能力です。

皆さん誰もが本来使える能力を使っていないだけなのです。

ただ、多くの人はその「やり方」や「使い方」を知らない為に、伝授されなければ使えない、伝授されるものだと信じてしまうのです。

鳥が大空を羽ばたくのに儀式を必要としますか?

実際は正しい技術を学べば、誰でも再現可能なので「特別な力を授ける」「能力を目覚めさせる」といった儀式は必要ありません。

実際の生徒たちは「エネルギー伝授」なしで人を助けている

私の気功教室では、「伝授」や「開通」といった意識は一切持ちません。

教えているのは、具体的な技術だけです。

  • 気を感じる方法、気を出す方法
  • 自身や相手の身体の歪みを非接触で調整する手順
  • 意識の向け方と精度を高めるコツ

これを学んだ生徒さんの中には、

  • 国家資格を持つ柔道整復師や鍼灸師
  • 実際に開業している整体師・治療家
  • 家族や友人の肩こり・便秘を改善している一般の方

がたくさんいます。

彼らは「伝授された特別な力」ではなく、学んだ技術を使って実践し、結果を出しています。

儀式をせずに何人もの人が、非接触のエネルギワークで結果を出し続けています。

目に見えないものだからこそ「本質的な差別化」は精度で決まる

気功やヒーリングは目に見えない分野です。

だからこそ、「伝授しました」「開通しました」という言葉で差別化しようとするビジネスが多いのです。

エネルギー伝授、開通、能力目覚め、授ける、発動させるといった表現は、すべて差別化のためのプレゼン・演出に過ぎません。

でも、実際のところやっていること自体はほぼ同じです。

違いが出るのは、宣伝文句と、名称という精部分だけです。

私は臨床で結果を求められる立場なので、

  • 施術前後のペインスケール(痛みの数値)
  • 猫背・巻き肩など姿勢の変化
  • 筋肉の硬さ・柔軟性の変化
  • 受け手の体感(ポカポカ、軽くなるなど)

を細かく測定しています。

これまでレイキマスター、気功師、ヒーラーの方々と相互施術をした際も、「こんな短時間でここまで変化が出るのは初めて」「精度が違う」という感想を何度も頂いています。

つまり儀式行為を受けてきた人たちと、私の気による施術を比較した結果、驚かれることはざらにあっても、劣った事はただの一度もないという結果が真実を物語っています。

エネルギー伝授は本当に必要か?

私の臨床経験と自身のレイキ体験(サードディグリーまで受けたが実感ゼロ)でした。

人を治したり、不思議なエネルギーを使える力を他人に「授ける」なんて、現実的に可能でしょうか?

使えるか使えないかは、センスの差+練習の有無だけです。

もしあなたが「気功やヒーリングの本当の力を知りたい」「実際に人の役に立ちたい」と思っているなら、特別な儀式に頼るのではなく、正しい技術を地道に学ぶことをおすすめします。

ここから先は巷の怪しい伝授サービスの話

エネルギー伝授の効果

  • 幸せになれる
  • お金持ちになれる
  • 危険を回避できる
  • 魔除けの効果
  • 除霊の効果
  • 覚醒?とか能力の向上
  • 運気が上がる
  • 知恵が養われる
  • 宇宙パワーの恩恵を受けられる

どうやら良さそうな事なら何でも良くて、何でも伝授出来てしまうようです。

これらはどうやって効果を検証するのでしょうか?

こんな事が実際に起こるなら、貧しい人や不幸な人は救われて、もっと世の中は成功している人が増えて、伝授ビジネスが一般的になっても良くありませんか?

幸福のおすそ分けで世の中が素晴らしい世界になっているはずです。

伝授するエネルギーの種類

大天使ラファエルとか、誰でも知ってそうで凄そうな神様だったり、偉人の名前も羅列されています。

なぜキリスト教の神様だったり、メジャーな神様しか出てこなのでしょうか?

東南アジアの神様や、アラブ諸国の神様の力が合っても良いはずです。

良い力さえあれば誰も知らないようなマイナーな神様でもいいはずなのに不思議です。

中村天風(積極思考の哲学者。日露戦争時の諜報部員)や武田惣角(大東流合気柔術の祖)のような人物の「力」を伝授すると謳うケースもありますが、これらは本来の歴史的・思想的文脈から大きく離れた使い方で、信憑性を疑わざるを得ません。

エネルギー伝授の値段・料金

 

エネルギー伝授の料金体系は、かなりバラバラで「いい加減」な印象を受けます。

無料の「遠隔伝授」からスタート

レイキのようにファーストディグリー(初級):数千円〜数万円

セカンド・サードディグリー:それぞれ15万円程度

マスター(ティーチャー)まで進むと合計10万円超えも珍しくない

しかも、「個別に受けると合計10万円だけど、全部まとめてパックで5万円!」という割引設定がよく見られます。

これだけ価格差があると、「本当に価値がある技術なら、最初から一律料金にしないの?」「追加でディグリーを取らせて課金し続ける仕組み?」と疑問です。

実際、レイキの相場を調べてみると、ディグリーごとに210万円が一般的で、オンライン遠隔だと安くなる傾向がありますが、結局「伝授する側」の都合で値段が決まっているようです。

この料金の曖昧さと高額さが、エネルギー伝授ビジネスが「本物の技術」ではなく「演出・差別化のための売り込み」であると、私は考えています。

エネルギー伝授の方法や効果

エネルギー伝授(アチューンメント)の効果や方法について、多くの人が疑問を抱きます。

  • そもそも、臼井先生の創始者以外が「ヒーリング能力を伝授」できるのか?
  • 伝授の具体的な方法はどこで学んだのか?
  • 教えてもらった後から、本当に使えるようになるのか?

伝授する側は「今、伝授しました!」という手ごたえを感じているのでしょうか?

一方、受けた側は「エネルギーがみなぎってきた」という実感があるのでしょうか?

私は霊気のサードディグリーまで受けましたが、伝授された瞬間に1ミリも実感がありませんでした

それは当然で、レイキやエネルギーワークは「得た瞬間から即戦力」ではなく、慣れと練習が必要な技術だからです。

遠隔伝授の疑問点

霊気の創始者である臼井氏の時代にはインタネットすらありません。

それが今では、メールやオンライン数回のやり取りで完了し、報酬が入る仕組みは、伝授する側にメリットが偏っているように見えます。

  • 素性を明かさなくてもOK
  • 誰にでも伝授可能
  • 結果が出なくても責任を問われにくい
  • 副業・お小遣い稼ぎとして成立
  • 店舗維持費がかからない

一方で、中には「気功の遺伝子を伝授します」といった表現もありますが、気は遺伝子のように「受け継ぐ」ものではなく、自分で練習して育てるものです。

こうした点から、一時的な演出や言葉の派手さではなく、地道に技術を磨ける指導者を選ぶのが、本当に意味のある選択だと考えています。

私が伝えている気功について

  • 体が軽くなった
  • 痛みが和らいだ
  • 味が変わった
  • 姿勢が変わった

など、明確な変化が“第三者にも分かる形”で起きます。

本物の技術・エネルギワークとは、「誰がやっても、同じ手順で、再現できる」ものであるべきです。

「目覚めた気がする」「何かエネルギーを感じた」では、話になりません。

※なお、正しいやり方を学べば、一日体験でも飲み物の味を変えたり、手に熱感を感じたりする初歩的な体感は得られます。

ただし、そこから安定して再現できるようになるには、継続的な練習が必要です。

怪しい伝授や一日セミナーの見分け方

実名・住所非公開は危険

気功やヒーリングの世界には、実名も住所も出さずに活動している自称ヒーラーが数多く存在します。

そういった人物が「気を送ります」「遠隔で力を伝授します」などと謳って、お金を集めているケースも少なくありません。

実名・顔出し・拠点の公開は、最低限の信頼性の担保です。

それすらない人から受ける伝授や施術に、あなたの身体やお金を預けてしまうのは、リスクでしかありません。

本当に信頼できる技術者は、責任の取れる形で情報を出しています。

本当に信頼できる気功師の視点:中国医学気功の本場からの言葉

私は実際に、中国で最も権威ある気功団体「世界医学気功学会」(政府公認、世界20数カ国参加)の元理事を務めていた気功師の方から直接お話を伺ったことがあります。

その先生は、はっきりこうおっしゃいました。

「私の気功を何度も受け続けることで、徐々に気が強くなる。一回きりでは、本質的な力は身につかない。」

この言葉の重みは大きいです。

中国政府が認める本場の医学気功では、「一回の伝授で覚醒する」ような即効性はありえません。

本当に力をつけるには、以下の要素が不可欠です。

  • 継続的な指導
  • 実際に気を扱う繰り返しの経験
  • 正しいやり方の地道な積み重ね

名前や経歴が不明瞭な人が「一日で力を渡します」と謳う内容が、いかに現実からかけ離れているかがお分かりいただけると思います。

気功の力は、「目覚めさせてもらうもの」ではなく、自分で稽古して高めていくものです。

私自身も、何年にもわたる指導と実践の積み重ねでようやく技術が安定し、今では短時間で効果を出せるようになりました。

それは一気に手に入れた「特別な才能」ではなく、磨き続けた技術です。

気功やヒーリングといったエネルギワークはどうやって習得するのか?

気功・ヒーリングは「受け取るもの」でも「才能で決まるもの」でもありません。

あくまで技術です。

習得には、正しい練習と経験の積み重ねが不可欠です。

私は教室で、何も知らない初心者が気を感じ、出せるようになる過程を何度も見てきました。

確実に言えるのは、「力を授かる」ような神秘的なプロセスではなく、本人が練習を重ねてできるようになっていくというシンプルな事実です。

練習はがむしゃらにやるものではなく、正しい感覚の掴み方・身体と意識の使い方を段階的に体で覚えていく必要があります。

だからこそ、一日で「伝授された」「目覚めた」だけでは、本質的な技術にはなりません。

コツを積み重ねて本物の技術を身につける

気功は「どれだけ練習したか」よりも、どれだけ正しいコツを掴んだかで効果が変わります。

野球の素振りや楽器の演奏と同じで、気を出すには「どういう意識で」「どこに向けて」「どの状態で」放つかが決まってきます。

その感覚は一度説明を聞いただけでは分からず、何度も試して少しずつ掴んでいくものです。

私の教室では、実際に「気を扱えるようになる」ことを目的に指導しています。

特別な儀式は一切なく、以下の段階的な練習から始めます。

  • 気の感じ方:自分の手や体で実感する方法(手のひらを合わせる・擦るなどで、熱・圧・ピリピリ・磁石のような感覚を掴む)
  • 気の出し方:意識と体をどう使えば気が出るか(丹田に集めて呼吸で放つイメージ)
  • 気を使った施術法:非接触で相手に気を届けて反応を起こす方法(肩こりを軽くする、歪みを調整するなど)
  • 上達のコツ:何を意識すれば技術が伸びるか(精度を高める微調整ポイント)

生徒さんは最初、何も感じられない状態からスタートしますが、数回の練習で明確な体感が得られます。

水や飲み物の味を変えたり(レモンやコーヒーの酸味・苦味を軽くする)、相手の肩こりを軽くしたりできるようになる方もいます。

これは「なんとなく分かった気がする」ではなく、誰にでも再現できる変化が出るということです。

エネルギー伝授まとめ

重要なのは、私がやっているのは「力を授ける」「開花させる」ことではないという点です。

「正しいやり方」を教えて、「自分でできるように導く」だけです。

見えない力を扱う世界では「先生が特別な力をくれる」と勘違いされがちですが、現実は違います。

教えられた人が練習し、感覚を掴み、自分の力で身につける

それが本物のエネルギワークの習得法です。