YouTubeの映像で気功師が気を送っていて、見た人が元気になれるなどの動画があります。
本当に効果があるのかとう内容について結論から言うと効果がある動画もありますが、効果がない動画がほとんどです。
なぜYouTubeの気功動画に効果がないのかその理由
理由1 気功を送っている気功師の気功の能力が低い
- 検証しないまま載せている
- 気功師の気功の能力が低くて効果が薄い
- 動画で気を送る方法が分かっていない
- 他の気功師の真似をして、何となく気功の動画を投稿している
もし本当に効果のある動画を投稿しているなら、再生時間が短い動画も公開しているはずですが、良く分からず、雰囲気というか何となくで作られている気功の動画しかないです。
素人相手には何となくその気にさせたり騙せたりできるかもしれませんけど、気功が分かっている人には無理があるかと。
理由2 YouTubeで収入を得たいだけの偽物の気功動画
- 幸せになる
- 潜在能力を引き出す
- 痛みや辛さが取れる
- 運気が上がって幸運になる
- お金持ちになれる
- ダイエット効果がある
などのタイトルで気功の動画を配信している自称気功師がいます。動画を検索すればすぐ出てくると思いますが、気功とは一つのエネルギーですので種類はありません。
気功の種類が一種類しかないとういう事は、同じ気功にタイトルだけ変えて、YouTubeの動画を量産しているという事です。
YouTubeで収入を得たいという事なのでしょうが、この手の人の気功の動画はみると配信者の栄養分になるだけなので見るだけ時間の無駄です。
このような動画を出している自称気功師の気功を受けたけど、全く効果がなかったという方が私のところに来たこともあります。
理由3 動画の再生時間が短すぎる
そもそも、もし3分ほどの気が送られている気功の動画を見て効果が出るようならば、実際に気功の治療院に行って気功の治療を受ける時間も3分ほどで良いはずではないでしょうか。
でも実際に治療院行って治療を受ける時に気功師は、最低15分は気を送り続けて治療しているはずです。
なぜ、Youtubeの気功の動画には効果がないのか、もう一つの理由を知るには、その前に気の感じ方は2パターンある事から説明します。
1 気を送られてすぐに気が送られているのが分かるパターン
- 体の中に何かがうごめくような感覚がする
- 何かグワングワンとした感覚がする
- シュワ~っとシャンパンの泡のような細かい炭酸が体の中ではじける、通り過ぎる
- 後ろや前など一定の方向に体が引っ張られる
というような感覚が気功を受け初めてすぐに感じられる方がいます。
しかし気を送られてすぐに気が送られているのが分かるパターンのように気を感じられる方は気を感じる感覚が良く敏感な方なのでほとんどおらず10人に1人いればよい方です。
サンプル的に3分ほど気功師が気を送っている映像では再生時間が短すぎて一般の人は気を感じることが出来ないのは当然の事なのです。
※ただし、本当に効果のある動画の場合で、効果のない動画があります。
2 気を受け始めて平均5分から10分した後に気を送られているのが分かるパターン
- 特定の部位、または身体全体ががポカポカする暖かくなる
- 手や足などがピリピリ静電気を帯びたような感覚がする
- 姿勢が良くなる
- 痛みや辛さが楽になる
- 体が柔らかくなって可動範囲が広がる
- 汗をかくほど体が熱くなる
- 眠くなる
というような気功の治療を受けた時に頻繁に起こるポピュラーな反応で、気を受けている効果が分かりやすいパターンです。
3分ほどの気功の動画では、身体に変化が起こる5分から10分という必要な時間が足りてないので、当然身体に変化も起こらず気功を受けている感じや効果がないのは当たり前です。
再生時間が短すぎるので、気が送られている動画を何回も再生させて、動画から気を受け続ければ効果があるかもしれません。
※ただし、本当に効果のある動画の場合です。
どのような気功の動画が、本当に効果があるのか?
ただ否定してばかりでは、机上の空論になってしまいますので気功師が動画を送っている動画を私も作成してみました。
私の作成した動画の内容は
- よくある誘導催眠や暗示を避けるために動画でカメラに向けて話しかけたり説明したり等の発言は一切しない
- またヒーリングミュージックのような音楽も一切かけない
- 再生時間は通常の気功の治療を同じ様に30分ほど
そのあと私が気を送っている映像をアイフォン相手の方に向けておいていたところ、筋肉のコリが柔らかくなって、押しても痛くないという事が起きました。
まだ臨床の数がそれほど多くないので、臨床を沢山して再現性があるかどうかを確認できてから、また改めて気功の動画の効果を検証結果の報告します。
もし本当に効果が出せるような気功の動画を作れたら、その時に動画を公開することを考えるかもしれません。